ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

星空美咲さんは誰の相手役になるのか

 本日は花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』の新人公演の日です。
 無事に幕が上がりそうで、本当に本当に良かったです。 (このまま星組の新人公演の幕も無事に上がりますように)



 残念ながら、今日の新人公演のチケットはゲットできなかったので、 わたしは東京新人公演の配信待ちなのですが、


 まずは侑輝大弥さん、新人公演主演おめでとうございます!


 個人的には、花組下級生の中で、とても色っぽくて格好いい男役さんだと認識しているので、侑輝さんのリストのビジュアルを拝めるのを、今からとても待ちわびています。

 新公主演は、観客の注目を一身に浴びる、またとない機会です。回ってきたチャンスを存分に活かしつつも、今日という記念すべき日を思いっきり楽しんでくだされば幸いです。



 そして改めて、今回の新人公演はなんともフレッシュな顔ぶれに感じます。


 そう思わせてくれる理由のひとつは間違いなく、今回大抜擢を受けた106期の鏡星珠さんでしょう。
 二番手の水美さんが務める、かなり重要な役を、どんなふうに演じられるのか。とてもお綺麗な方である鏡さんが、どんなお芝居をするのか、どんな歌声なのか、今からとても楽しみです。


 また、侑輝さんと同期の太凰旬さんは永久輝さんのお役なわけですが、(同期でのあの絡みはこっちがドキドキしますわよ???)という気持ちです。今日観れないのに、わたしももうすでにドキドキしています。



 さて、そんなフレッシュな顔ぶれの中、今回の新公ヒロインは、もはや安定感すらある 「星空美咲さん」 です。
 現在、花組が推している娘役は、 星空さんで間違いないというほど、大活躍の彼女。


 バウヒロインに東上ヒロインに、たくさんの経験を積んでいる星空さんが、 いよいよ新人公演初ヒロインを射止めました。

 つまるところ、トップ娘役になる準備は整いに整ったというわけです。


 まだ105期なのに、 舞台に出てくると頼りに感じてしまうほど立派に成長している星空さん。お芝居、歌、ダンスのどれもが安定していて、素晴らしいなと思います。

 星空さんをトップ娘役にしなくて誰をトップ娘役にするのだと思うほどには、大活躍中なわけですが。


 それでは、そんな星空さんがいざトップ娘役になるとしたら、 誰の相手役になるのだろうかということを、皆さんも首を傾げつつ考えているのではないでしょうか。


 個人的には、このまま花組のトップ娘役にはならないんじゃないかな、と考えています。


 花組は、有望な娘役を他組に組替えさせることがよくあります。

 また、それだけでなく、『冬霞の巴里』を観たときに、永久輝せあさんとのシルエットのバランスがしっくりこないと感じました。お芝居の息や歌声がぴったり噛み合うのも大事なことだと思うのですが、ジェンヌさんはそれぞれ、身長だけでなく骨格等で、「誰と合うか」「誰と合わないか」 が別れます。


 星空さんは花組娘役としては身長が高めです。そのため、永久輝さんと向かい合ったときの星空さんは、娘役として少し大きく感じたので、永久輝さん・星空さんのふたりを輝かせるためにも、このトップコンビはあまりイメージできないなと思いました。



 しかしながら、二番手羽根を背負った水美舞斗さんが花組でトップスターになる可能性があるのならば、『銀ちゃんの恋』でかなりお似合いのふたりだと感じたので、星空さんが花組トップ娘役になる可能性も高そうだなと思います。
 前回のショー、『ファッシネイション』にて、ふたりが組む場面が個人的にはかなり刺さったので、この組み合わせは見たいな、と個人的には思いました。




 つまるところ、トップ娘役さんは、誰がトップスターになるか否かによって、その先の道もかなり変化してしまうイメージがあります。



 そこで、いずれトップスターになるだろう男役で、わたしが純粋に、星空さんと似合いそうだな〜と思うのは、


 芹香斗亜さんと暁千星さんです。


 身長や体格的に、「ばっちりお似合い」な気がします。


 しかしながら、宙組は、潤花さんの人気も高まり、宙組二番手の娘役天彩峰里さんの人気もかなり高い印象があります。ここで芹香さんの相手役として星空さんが招かれると、反感を買いそうだな……と慎重にならざるを得ません。



 では暁さんではどうかと言えば、暁さんはまだ星組で何番手を務めるかも決定していないので、「全てのカードを揃えてしまっている星空さんを、暁さんがトップになるまでステイさせるだろうか???」という疑問が残ります。

 星空さんを急ピッチで仕上げたのには意味がありそうなのですが、どういう人事になっていくのか。


 雪組トップ娘役の枠が朝月さんの後に空きますが、夢白さんを外に出して星空さんを招く、みたいなことを雪組はしなさそうなので、個人的にはあまり考えていません。



 当たり前のように組み替え前提で話してしまいましたが、本作で、花組娘役の代表ともいえる音くり寿さんが退団されます。
 なので、星空さんには花組の娘役代表として、花組で頑張ってもらいたい気持ちが根底にあるのですが、はてさてどうなるのでしょう。



 宝塚の人事はいつも、「3年前の自分が聞いても信じない」ようなことが常日頃起こります。そして、それを成功させ続け、100年以上の歴史を作ってきました。

 なので、以上のわたしの予測は何のあてにもならないわけですが、星空さんがトップ娘役に就任した際には、たくさんの人が「おめでとう!」と、喜びの声をあげますように。


 花組の娘役として素敵に成長している星空さんの未来が、この先も素敵なものであることを願います。



 改めまして、花組新人公演開催、おめでとうございます。花組新人公演メンバー全員が、たくさんのお客さんの心を掴むような、きらきらと輝く素敵な舞台になりますように。


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「この3人」が来たので「あの3人」も来てほしい話

 本日発売されました鳳月杏さん表紙のGRAPH7月号をうけて(ちなつさん単独表紙おめでとうございます!)


 来月号および未来の表紙に関する話をしますので、まだ知らない方および知りたくない方はブラウザバックをお願いします。


 スクロール後、8月号の表紙についての言及および、それ以降の表紙予測がありますので、どうかお気をつけください。










































 さて、スクロールはこの辺りにして。







 桜木みなとさん、朝月希和さん、和希そらさん、GRAPH8月号の表紙、おめでとうございます!!!



 いや〜、ずんそら、予科本科、同期という3人でたくさんの組み合わせを噛み締められる最高のメンバーで、これは見る前からテンション上がります。現に、わたしもめちゃくちゃ喜んじゃいました。



 3人表紙久しぶりですよね。昔は3人表紙とか、いろんな括りで集まったバリエーション豊かな表紙が多かったので、これからこういう、ワクワクする表紙が増えたら嬉しいなと思います。

 (例えば、ダイキンCMにも出演しているアンバサダー5人表紙とか、いつか来るんじゃないかとソワソワしています……!)




 そしてですよ。私は今、タイトル通り、「この3人」が来たので「あの3人」も来ることを期待しちゃっているわけなのですが。


 それがどの3人かと言えば、「永久輝せあさん、海乃美月さん、暁千星さん」の3人でして。


 まさにこちらも、予科本科、同期、ありうみ、という3人でたくさんの組み合わせを噛み締められる最高のメンバーなんですよね〜。



 勝手なわたしの憶測なのですが、これが結構あり得そうなんですよね。うんうん。


 2022年の表紙ラインナップは(敬称略ですすみませせん)


 1月号 柚香光

 2月号 朝美絢・潤花

 3月号 芹香斗亜

 4月号 水美舞斗・星風まどか

 5月号 礼真琴

 6月号 月城かなと

 7月号 鳳月杏

 8月号 桜木みなと・朝月希和さん・和希そら


 ということなんですね。


 今年まだ表紙になっていないトップ男役とトップ娘役は、真風涼帆さん、彩風咲奈さん、海乃美月さん、舞空瞳さんの4名です。


 真風さんと彩風さんは単独表紙になるはずですが、海乃さんと舞空さんは誰かと一緒の掲載のはずです。(トップ娘役単独表紙は過去あるけれど、現在トップ娘役期間が一番長い星風さんが単独ではなかったので、おそらく単独ではないと思われます)




 だとするとですよ。4月号の水美舞斗さん星風まどかさんを受けて、瀬央ゆりあさんと舞空瞳さんの組み合わせで来るのではないかと思うわけですね。


 とすると、ですよ。


 海乃美月さんは、永久輝せあさんと暁千星さんと一緒に表紙という、今回と同じ3人表紙パターンが来てもおかしくないんじゃないかなあ〜と、個人的には思いました。



 もちろん、海乃さんと舞空さんが一緒に表紙かもしれませんし、いろんな選択肢があるなあ〜とは思うのですが、個人的には、この3人の表紙がきたらめちゃくちゃ嬉しいな〜と思いました。



 とにもかくにも、来月号のGRAPHが、表紙からして、とっっっても楽しみです。



 そして、今月の鳳月さんの表紙も本当に素敵でした。


 改めまして、ちなつさん、単独表紙おめでとうございます。そして、お誕生日おめでとうございます!



 鳳月杏さんの宝塚人生がこれからも色鮮やかなものになりますように。



 GRAPHの表紙ひとつでこんなにも楽しくなる宝塚が、やっぱり今日も大好きです!


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海乃美月さんと潤花さん

 先日、潤花さんが旭川観光大使に就任されました。(おめでとうございます!)
 委嘱式のお写真、とても綺麗で素敵です。


 およそ3か月前には、 富山県氷見市出身の海乃美月さんが 「氷見市きときと魚大使」に就任されました。確かこのときは公式HPに写真は載らなかったのですが、今回の潤花さんは委嘱式の写真がばっちり掲載されています。


 これは『FLY WITH ME』が三日間の短期公演だったため、FLYメンバーはしっかりお休みがとれているという裏付けのようで、内心安堵しています。(ジェンヌさんたちは忙しすぎるのでもっとお休みをあげたい派)


 観光大使に就任したのなら、 海乃さんと潤さんの任期は長いのかな、と期待してしまうのですが、そこで思い出すのが、 愛月さんの観光大使就任の件でした。


 愛月さんは市川市観光大使に就任されてから、 「およそ1年」で宝塚を退団されました。


 スポンサーならともかく、観光大使というのは、 「劇団が絶対に引き留めなければいけない判断材料」 にはならないのだなあ、とぼんやり思います。



 とはいえ、わたしは、 「我が宝塚人生に悔いはなし!」と決意されるジェンヌさんたちの意思を尊重したい派です。

 応援している方が退団されるのは、何十回経験しても、とても辛くて寂しいのですが、満面の笑みで退団していくジェンヌさんたちを、 今までの感謝を込めて送りだせたら、ファンとしてこれ以上の幸福はございません。


 わたしは海乃美月さんも、 潤花さんも、とても大好きな娘役さんなので、願わくば、もっともっと、彼女たちの舞台を客席から眺めていたいのですが、おふたりが「今だ」と思う瞬間がこれから早期に訪れるなら、寂しさと共に、たくさんの感謝を込めて、精一杯送り出したいとも思っています。(それでもやっぱり、少しでも長く在籍してくれたら嬉しいな、とも思います)



 発表があるまで、おふたりの任期というものは誰にもわかりません。

 しかし、「海乃さんはトップ娘役の就任が遅かったから短期じゃないと嫌だ」とか、「絶対月城さんと添い遂げじゃないと嫌だ」とか、「潤花さんは真風さんと添い遂げしてくれないと嫌だ」とか、「潤花さんは芹香さんの相手役にもならなきゃ駄目」だとか。
 皆さんのたくさんの感情がSNSには垂れ流れています。(とくに朝月さん退団発表の際に、現トップ娘役たちへの思いの丈を述べていた方がたくさんいらっしゃいました)



 けれど、退団の正解はみなさんの感情ではなく、「トップ娘役さんが決めたその時」だと思うので。どんな意見や感情があってもいいと思うのですが、「こうじゃなければおかしい」と、娘役の任期をコントロールするような風潮は、なんだかなあ……。と思います。


 もしも、ギャツビーの後に海乃さんが退団発表をしなければ「3作でやめないのか」と訴える人もいるでしょうし、退団発表すれば「月城さんと添え遂げしてくれないの?」とおっしゃる方もいるでしょうし。
 今からその「娘役さんに対する責めの風潮」のことを考えては、もうすでに胃が痛いです。

 公演順的に海乃さんを例に用いましたが、娘役さんが「今」と思ったそのタイミングを、尊重する風潮が広がればいいな……と。今から胃を痛めながら願っています。




 話が随分それてしまいました。

 観光大使就任のおめでたい話の際にも、退団や任期のことが頭を過るのは、宝塚ファンの悪い癖だと自責しているのですが、ふたりの活躍が劇団内だけではなく、彼女らの生まれた場所にも広がればいいな、と心から願っています。


 また、そのためにも、観光大使を務めている地域には、せめて全国ツアーを回れたらいいなと思うのですが、 (ちなみに次の月組全ツで、海乃さんの地元である富山県は公演会場に選ばれていません)

 舞台装置などの関係により「専用の大きなトラック等が入る環境が整っていない劇場には、全ツで訪れることが出来ない」と、以前宝塚の本を読んで学んだので、そう簡単に「行って欲しいな〜」とは言えないのも事実です。


 しかしながら、せっかくの観光大使。 生まれ育った場所というのは、やはり特別な場所だと思うので、 海乃美月さんと潤花さんという、宝塚の素敵な娘役ふたりが、地元の方々の心に残るきっかけになるようなことが、この先あればいいなと思いました。




 たくさん話がそれてしまいましたが、改めまして、 潤花さん、 旭川観光大使就任おめでとうございます。 委嘱式のお写真、とっても美しく、明るい笑顔が最高でした。

 この素敵な笑顔を見た旭川市の方々が、 少しでも宝塚に興味を持ってくださいますように。また、宝塚を好きな方々が、旭川市に興味を持つきっかけになりますように。



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退団公演と演出家

 先日、雪組公演『蒼穹の昴』の先行画像が公開されました。 雪組にしては珍しく、とてもあっさりとした薄めのお化粧で、彩風咲奈さんのスッキリとした骨格がとても美しいですし、宿命を背負った聡明さが既に感じ取れます。


 本作は時代背景的に髪型 (辮髪)についても非常に興味深いので、先行画像を見ては、「ちょっとそのお帽子取ってくださいませんか?」と、不躾なことを頼んでみたかったです。
 いやはや、帽子の下はどんなふうにつくりあげているのか、ベールが解禁されるその日がとても楽しみです。


 御衣装に関しては、なかなか「キョンシー風味」ではありますが、 他の華やかだろう中華モノの衣装が今から楽しみで仕方ないです。
 わたしは彩風さんのスタイルの良さの虜なので、そのスタイルを活かして 「スーツをたくさん着てほしい派」 なのですが、 宝塚では滅多に見かけない 「中華スタイル」も、 似合うこと確実なので、今からとても楽しみです。


 背景等含めて極めてシンプルな先行画像ですが、珍しいタイプの御衣装やお化粧チェックには打って付けの先行画像のような気がします。(バッチリ拡大させて頂きました)



 さて、先行画像はひとり映りだったわけですが、 ポスター画像はふたり、もしくは複数人うつりになるのでしょうか。
 原作ファンからすると、春児がポスターに載らないのも、西太后がポスターに載らないのも、「蒼穹の昴を本当にするのですか???」と首を傾げたくなるのですが、果たしてどんな感じに仕上がるのか。


 個人的に、原田先生のポスター画像は刺さるものが多く、今回もとても期待しているのですが、どんな雰囲気になるのか、先行画像ではまだまだ未知数です。

 公演解説に「壮大な」と記されているので、「お金かけてます」 がばっちり伝わる、派手で美麗なポスターになることを期待していますし、「うわ〜素敵だな〜舞台美術も凄いだろうな〜観たいな〜」 と思わせてくれる壮大なポスターになることを祈っています。



 そして、先日発表があったとおり、本作は朝月希和さんの退団公演になります。


 先行画像では登場しなかった朝月さんが、しっかりポスターに載ってくれたら嬉しいですし、切手サイズだけは避けてほしいな、というのが願望です。


 原田先生が原作を重視するならば、 娘役がかなり空気のような存在になってしまうことを今から危惧しているのですが、ひとまずはポスター画像での朝月さんの登場にホッとさせていただきたいです。




 まだメインキャストも発表されていませんが、恐らく原作とは主人公を変更して、彩風さん演じる「梁文秀役」が主人公になるのだろうなと思います。 (原作を読んでいる人間としては、恐らく朝美さんが演じる春児とW主演くらいの勢いなのかな?とも思うのですが、 原田先生がどんなふうに脚本をまとめているかによりますね)



 とにかく原作読了後は大感激・大感動する大作なので、その話を元に、上手に構成されていることを願います。

 『蒼穹の昴』の公演が決定した際に再度読み返したのですが、 本当に泣いてしまう傑作小説でして。浅田次郎先生の小説は本当に素晴らしいので、それに倣って、原田先生が素晴らしいものに仕上げてくださることを願います。



 そして、わたしはいつも不思議に思っているのですが、演出家の先生は男役トップスター以外、「どの生徒が退団するのか」を、いつ頃把握するのでしょう。
 朝月さんが退団を決めたのが『CITY HUNTER』ということで、少なくとも東京大千穐楽の11月14日以降として。それより遥か前に演出家の先生は構成を練るのでしょうし……。


 退団の生徒に向けて、お芝居で歌が割り当てられたり、ショーで銀橋を渡らせてくれたりと、『エリザベート』等の海外ミュージカル以外はかなり自由を利かせられるイメージなのですが、いつも不思議に感じます。

 あの愛あふれる退団者への割り当てはいつまでに考えれば実行に移せるのだろうか、と。



 つまるところ、退団の話を聞いてから脚本を少しでも改変できるものなのかどうなのか。再度言いますが、本作は、朝月さんの退団公演です。何度も危惧していますが、原田先生は恋愛要素の演出に関して、若干の「雑さ」があります。

 どうか、どうか。朝月さんの悔いなき最後の舞台になりますように。また、娘役についても、端から端まで輝く舞台になることを願っています。



 原作が大好きなので、キャスティングもポスター画像も本当に楽しみです。 わたし含め、重度の原作ファンが多いだろう本作ですが、細かいことは気にしないので、宝塚らしい、そして今の雪組らしい素晴らしい 『蒼穹の昴』 になりますように。


 原田先生に対して、勝手にたくさんの心配事をしていますが、同じくらいとても応援しているので、素敵な作品になるよう、どうかどうかよろしくお願いいたします……!



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星組東京初日と極美慎さんの正念場

 本日は、星組東京宝塚劇場公演『めぐり会いは再び next generation』および『Gran Cantante!!』初日です。おめでとうございます!


 宝塚大劇場では公演中止期間が長く、チケットが消えては涙、消えては涙する日々だったので、東京ではこのまま大千穐楽まで突っ走ってくださることを心より願っています。


 通常公演はもちろん、ムラでは中止になってしまった新人公演の幕が無事開くこと。そして、退団者である天寿光希さん、音波みのりさん、華雪りらさんの3名が、最後の大階段を悔いなく降りてこられますように。


 キラキラの笑顔で、星組の皆さんが毎日、しっかりと舞台に立ち続けられることを祈っています。




 また、星組のキラキラ笑顔の筆頭と言えば、わたしは極美慎さんの顔を思い浮かべてしまうのですが、そんな極美さんのバウホール初主演公演『ベアタ・ベアトリクス』のポスター画像が先日更新されました。 (星組は画像更新が早くて最高)



 先行画像とポスター画像なら、わたしは先行画像派だな〜と思いました。

 というより、今回のポスターの、「人物と背景を合成させたペタリ感」が苦手でして……。



 (もっと手をかけてあげようよ……一生残るポスター画像なんだよ……)という気持ちになりました。



 バウホール公演ではよくこの現象と鉢合わせるのですが、 ポスター画像って、一生残る大切なものなんですよね。
 しかも被写体は、 美しい人たちが集まるタカラジェンヌの中でもさらに美しいタカラジェンヌ、 極美慎さんなわけですよ。


 宝塚らしいっちゃ宝塚らしい合成ポスターなわけですが、 極美さんのビジュアルというのはとても魅力的なものなので、 そのビジュアルをもっと映えさせるポスターにしてくれてもいいんじゃないかな〜と思った次第です。 (ベアタのポスカやコレクションカードを買ったときもたぶん私は同じことを思います)


 極美さんが美しいからこそ、本当に勿体無いなあと思いました。(このポスター画像が大好きな方々本当に申し訳ありません)




 さて、そんな極美さんですが。 極美さんは、 同期の誰もが 「この子は絶対受かる」と受験の際に確信するほど、つまりは受験生のときからとても際立ったビジュアルをしていました。


 その稀な美しさから、早々と新人公演主演をゲットし、2025年日本国際博覧会アンバサダーに選ばれ、 そのメンバーと共にダイキンのCMに出演し、この度めでたくバウホール初主演を射止めました。


 とてもとても順調な、これ以上ない良い流れに乗っている極美さんですが、 100期では二人、既に聖乃あすかさんと風間柚乃さんがバウホール公演主演を果たしています。

  そして、 聖乃さんは花組で4番手を、風間さんはグレート・ギャツビーからは恐らく3番手を務めあげることになります。



 比べることはしなくていいと言いつつ、 宝塚というのは同期の活躍に追いつけるかどうかも、トップになるならないの分岐路になります。



 星組は長年、別箱において、 上級生や専科の轟さん主演演目が頻繁に回ってきては、なかなか下級生にチャンスが回ってこなかった組でもあります。


 そのため、今回の星組公演(めぐタンテ)を拝見した際には、あちこちの番手がとても曖昧で、ぼやけにぼやけた階段降りの印象を受けました。(曖昧でもなんでも、人事的なものを無視すれば、たくさんの人がわちゃわちゃ降りてくる賑やかな階段降りは観ていてとても楽しかったです)


 しかし、今回のバウホール公演を機に、 極美さんは正式に4番手に上がるのだと思います。


 それは同時に、実力も人気も申し分ない綺城ひか理さんや天華えまさんを分かりやすく抜かす形にもなります。


 素敵なジェンヌさんが詰まっているからこそ、頭一つ抜ける際に厳しい目を向けられるのは、 宝塚で番手を上げるために避けては通れない道でもあります。つまり、今回のバウ公演は正念場とも言える公演になるかもしれません。


 しかし、ここで尻込みせず、誰にでも与えられるわけではないチャンスを、 極美さんには存分に活かしきってもらいたいと思います。


 極美さんが輝けば輝くほど、星組の魅力はさらに増していくでしょうし、与えられたチャンスに食いつき、成長していくことで、たくさんの人が極美さんを応援し、追い風を作ってくれると思います。


 公演自体はまだ先になりますが、 極美さん率いる星組若手のバウホール公演をとても楽しみにしています。また、この公演が極美さんの宝塚人生において、 とても大切なターニングポイントとなりますように。



 少し先の話をいたしましたが、まずは何より、星組東京宝塚劇場の完走を願っています。

 礼さん舞空さん率いる最高のトップコンビを筆頭に、退団される方々や最下級生まで、すべての星組生が存分に、熱く熱く輝ききれますように。


 そして、私含め、皆様のゲット出来ているチケットが、どうかどうか、今度こそ消えてなくなりませんように……!



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宙組『カルト・ワイン』初日にショックな話

 宙組公演『カルトワイン』初日の舞台が本日無事に幕を開けました。ようやっと桜木さんの東上リベンジが叶います! 本当に本当におめでとうございます!


 わたしは梅芸 DCでの観劇予定なので、拝見するまでもう少し時間が空くのですが、どうか東上の初日から梅芸DCの千秋楽まで、止まることなく完走出来ることを願います。



 さて、昨今東上公演を果たせるジェンヌさんが増えてきたように思えますが、この先、桜木さんの道がどのようなものになっていくのか、一番予想がつかないジェンヌさんだなと個人的には思っています。


 95期はすでに三人の男役トップスターが活躍していますが、この三人の次を走っていた桜木みなとさんは、現在宙組の人事関係により、番手的には足踏みをしている最中です。
 けれど、この足踏みをしている最中に、桜木さんは每公演、たくさんのものを吸収し、素敵な男役へと日々成長されています。


 トップスターになることがすべてではありませんが、この公演が「いつの日か、桜木さんが男役トップスターになる」ことへの後押しになる公演になればいいな、と願っています。



 『カルト・ワイン』は物語の中身もヒロインも、事前情報の段階ではたくさんのことがベールに包まれている印象なのですが、(春乃さくらさんスチールおめでとうございます!)
 宙組の皆さまが下級生まで存分に輝ける舞台になっていたら、それが何より嬉しいです。


 そして、『夢千鳥』が素晴らしかった栗田優香先生の新たなる脚本・演出が、今からとても楽しみです。公演決定のときから、本当の本当に楽しみだったので、自分の観劇日まで、ネタバレをなるべく踏まずに、上手に生きていきたいと思います。






 また、『カルト・ワイン』初日の今日、こんなにもおめでたい日に、とても悲しいことがありました。


 108期生である白霧椿さんの『グレート・ギャツビー』全日程休演が発表されたのです。


 昨日のキャストボイスでも108期生が頑張っているという情報にニコニコしたばかりだったので、私自身とてもとてもショックなのですが、一番ショックなのは白霧さん自身だと思うと、本当に心苦しいです。


 数か月前から、宝塚公式HPに休演理由が載らなくなってしまったので、怪我なのか体調不良なのかは定かでは無いのですが(長期休演が決まっているので怪我の可能性が高いかなと思うのですが)とにかく心配です。



 個人的には、コロナになって以降、初舞台を踏んだばかりの生徒さんたちの休演がとても目立つように思えます。

 宝塚はただでさえ特別な環境であるにも関わらず、コロナという未知なるものにまで気を遣わなければならない「今」は、生徒さんの負担も「今までの倍以上」になっていることを容易く想像できます。


 白霧椿さんは成績こそ上位ではないものの、その明るさとチャーミングさで、既に多くのファンの方々から愛され、「ヒデキ」という愛称もかなり広がっている印象です。

 わたし自身、月組の舞台で、白霧さんの元気なお姿を拝見することをとても楽しみにしていました。



 新人公演含むギャツビー全日程休演は本当に寂しく、そして休演期間の長さに関してはとても心配です。配属後初の公演に出演できないことは、精神的にもかなりショックだと思います。


 ですが、白霧さんの宝塚人生は始まったばかりです。


 なので、どうかこの休演期間に慌てず、しっかりと、そしてゆっくりと、身体を休めることに専念して頂きたいです。


 そして、次の公演では、たくさんの人に愛される、チャーミングな白霧椿さんが、元気いっぱいの姿で月組デビューを果たせることを、心より願っています。



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ギャツビーとHIPHOPと人気順と副組長

 まさか〜と思うものをたくさん合わせてきた宝塚。直近では、LDHとのコラボなんかがまさにそうですよね。


 まさか〜の扱いがお手の物な宝塚。


 まさか合うわけ無いじゃん〜とわたしたちが予想したものをすべて、想像以上にしっくり噛み合わせてきた宝塚。


 ということは、『グレート・ギャツビー』 と 「HIPHOP」 も、 しっくりと噛み合ってしまうのでしょうか???



 なぜギャツビーにおいて 「HIPHOP」という単語が出てきたのかと言えば、 本日更新されたキャストボイスにその単語が登場したからです。 (今回は蓮つかささんと天紫珠李さんのキャスボでした)


 宝塚で初めて振付をしてくださるAKIHITO先生のレッスンが、「HIPHOP」とのことで。そのことについて蓮つかささんは 「刺激的で大興奮で楽しみ」 とおっしゃっているので、 「じゃあわたしも楽しみ〜♪」 になってしまう単純なファンなわけですが。


 純粋に、「ギャツビーにHIPHOP」って、どの場面で登場出来そうです???(また、HIPHOPということで今回はディカプリオ版の華麗なるギャツビー系にヴァージョンアップするのかな?とも思いました)


 杜さん、瀬奈さんのギャツビーでは、「HIPHOP」場面はなかったので、噂の『新しい場面」に登場するのか。


 はたまた、天紫さんが (私は踊らないのですが) と記していたので男役群舞とか???


 いやいや〜「1幕の振付が順調に進んでいる」 って記されているから、群舞ではないでしよう〜の気持ちも強いのですが、 「じゃあどの場面だ???」と考えても首を捻ってしまうばかりで……。 (みなさんはどの辺りの場面だと思います?)


 さすが宝塚は斬新なことをしてくるな〜と思うのですが、小池先生は、「月組のフィナーレは大人っぽく決める」 のが好きなイメージなので、個人的には 「HIPHOPは新しい場面で登場するのかな〜」 と思いました。 (宝塚にかかればHIPHOPが大人っぽくなるのかもしれないけれど)



 ということで、ちょっと気になって新しい振付師AKIHITO先生のインスタをこっそり覗いてきたのですが、 「格好いい〜!!!」 ってなる振付がいっぱいありました。 これはもしかしたら群舞でもありだし、 いやはやなんでもいいよ! 受け入れるよ! この困惑こそ宝塚! ていう気分です。 (なんでもバッチコイ!)


 なにはともあれ、小出しにされるギャツビー情報がどれもこれも愉快なので、 およそ一か月後に幕開く華麗なる舞台が、今からとても楽しみです。




 そして、本日からキャトルレーヴオンラインがリニューアルオープンしました!

 午前中はアクセス集中でまったく開けなかったのですが、午後から開いてみると、 「人気順 (売上順だったかな?)」 という以前まであった 「並び替えの項目」 がなくなっていました。 (リニューアル後は発売日・価格(安い順) ・価格 (高い順) の3項目のみになっていました)


 リニューアル前まであったその項目は、 「ファンたちの競争心理を煽る」 には欠かせないものだったと思います。 しかし、 「人気順の結果によって購買意欲を促進させる」 という「売り上げ至上主義」 から、 「生徒さんたちのメンタルケア」 に目を向けた、やさしい世界になって良かったな〜と。 そんなことを思いながらポチポチポチポチ買い物をしました。
 サーバーが落ち着いたら、 今日からはじまった 「ブロマイドオーダーサービス」も利用してみたいなと思います。




 そしてそして! 先ほど、白雪さち花さんが10月10日付けで、月組副組長に就任することが決定いたしました……! 


 嬉しい〜! 何が嬉しいって、暫くはさち花さんの退団が無いだろうことが嬉しいです! お芝居も歌もダンスもトークも何もかも最高なさち花さんが、スカステ内でうみちゃんとトークするだろう未来を想像したら、今から既に楽しくて、ニコニコニコニコしてしまいます。


 最高の副組長、夏月都さんの退団は本当にショックですが、さち花さんなら、夏月さんから最高のバトンをきっちり受け取ってくださると思います。

 また、光月組長とともに、「とても愉快で、面白くて、頼もくて、濃い〜月組」を作り上げていってくださることを、今からとても楽しみにしています。



 改めまして、白雪さち花さん、月組副組長就任おめでとうございます。どうかどうか、末長く月組を支えてくださりますように……!


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