ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

今だから言えるだいきほ退団公演について

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 望海さんと真彩さんが退団してから今日で一年。


 望海さんと真彩さんがそれぞれのインスタで写真を載せてくれたことにほっこりしつつ、そうか、あの日からもう一年になるのか、と感慨深いものがありました。

 退団予定日等がコロナにより延期せざるを得なくなったことが、最近のようであり、遠い昔のようです。

 最近までふたりは宝塚にいたのになあ、という気持ちと、退団してからのふたりの活躍が目まぐるしすぎて、「まだ一年しか経ってないの!?」という真逆の感情で大忙しです。



 さて、退団から一年が経ったということで、少しだけ振り返ってみるのですが。
 ワンス(ムラ)を観に行ったころちょうど、世間が不安に包まれ始めていたんですよね。そんな恐ろしいウイルス冗談だろとか、いつか収まるんだろう、とか。わたしたちは不安と楽観の間をちょうど行き来しはじめました。



 そして公演は中止が決まり、宝塚自体がストップせざるを得なかったあの頃。



 あの頃はとても辛かったですね。退団公演のために取っていたチケットが中止や延期という形で陽の目を見ることが無くなったり、職種や居住地により遠征をすることが難しかったり。


 宝塚の公演が再開されても、不穏な足跡はついてまわりました。時間とともにやって来ただいきほの退団公演も、いつ中止になるのか分からないという不安いっぱいの状況化でスタートしました。


 わたしも、望海さんと真彩さんの退団公演を、思いっきり悔いなく観劇することが夢だったけれど、あの頃は移動制限も厳しく、この先どうなるかも分からないので、配信でしか観劇できなかったことに、かなり落ち込んだのは苦い思い出です。



 否、はっきり申し上げます。

 今だから、はっきり申し上げます。



 超超超超、超〜〜〜〜悔しかった〜〜〜〜!!!


 だいきほ退団公演、生で観たかった〜〜〜!!!



 生観劇がすべてではなくても、生の舞台が大好きだから、本当に悔しくて悲しかったです。今思い出しても泣きそうです。当時、会社の規則により県外への移動が出来なかったため、チケット取得にさえ動けなかったあの絶望感。

 当時は「ライブ配信であっても、観れるだけで幸せです」というスタンスでメンタルを保っていたのですが、今だから泣き言が許されるかと思って、もう一度言います。


 だいきほ退団公演、生で観たかったよ〜〜〜!!!



 ああ、ふたりの舞台姿を生で観る機会がこの先なかったらどうしよう。ライブ配信にかじりついていたわたしはそんなネガティブなことばかり考えていました。


 宝塚退団後の活動は、人それぞれです。わたしたちがどれだけ望んでも、活動を強要することはできません。ゆっくり休む人、結婚して芸能活動を引退する人、他の夢に向かう人。

 三年活動が無くても我慢だ……などと歯を食いしばって構えていました。



 しかしながら、今ここには幸せな未来がありました。


 望海さんも真彩さんも、びっくりするほど精力的に活動してくださるのです! わたしたちの飢えを救うかの如く、ひっきりなしにコンサートやミュージカルへの出演が決まる決まる決まる〜! ヒョー!

 退団してから、外部ではあるけれど、望海さんと真彩さんの舞台姿を生で拝めた日にはそりゃもう歓喜に震えました。(そして改めて宝塚の良心的なチケ代に震えました)


 また、嬉しいことに、「宝塚出身でも歌が上手な人っているのね」のお言葉がトイレの列に並んでいる時に聞こえてきまして。



 たまにね、外部の公演に行くとたまにね、「宝塚の人って歌が下手だから嫌なのよ」てきなことをおっしゃる方にトイレの列で遭遇することがありまして。(トイレに並んでいる時のお客さんの声は結構響きます)


 歌が自慢じゃないジェンヌさんはもちろんいます。もちろんいるのですが、わたしはどうにも、「宝塚の人」と一括りにされるのが大の苦手でして。
 だって歌が上手なジェンヌさん、いっぱいいるんですもん。

 もちろん、ジェンヌさんが得意なものは歌じゃなくてもいいと思うんです。お芝居でも、ダンスでも、立ち振る舞いでも、ファンを惹きつける個性は千差万別で良いと思うんですね。(もちろん歌劇団なので、歌が歌えられるジェンヌさんは尊い存在です)



 だけれど、外部ミュージカルでは、「歌を聴きに来ているんです」というお客様がたくさんいらっしゃいます。

 そんな中、宝塚出身者が外部公演に出演するときは、歌が上手い下手問わず、「トップ男役・トップ娘役」という看板を持っている方々が活躍するのが事実です。

 その方々が全員歌がうまいかと言われますと、大きくうなずくことは出来ないじゃないですか。(100年もの歴史があると、いろんなトップさんがいるので、違って当たり前なのですが)


 だから、「歌えない印象」が強かったのかな……と、あのお客さんに寄り添ってみたり。




 ですが、望海さんと真彩さんの活躍で、そこが払拭できたなら、退団したタカラジェンヌへの先入観も少しは減るのだろうかと期待してしまうのです。
 まさに、このふたりは希望という熟語が良く似合うんですよね。(心苦しい重たい作品ばかりに当たるトップコンビだったけれど、本当にこのふたりには「希望」というワードがぴったりです)



 わたしは歌ウマのジェンヌさんだけが好きというわけではないのですが、「歌が上手い」ということは、わたし含め、「分かりやすく」たくさんの人の心に刺さりやすいです。

 そう。「歌が上手い」ということは、お芝居の上手さよりダンスの上手さより「分かりやすい」のです。



 望海さんと真彩さんのこれからの活躍がますます楽しみだと思いつつ、ふたりの軌跡である円盤をこれからも観つつ、ふたりが愛した宝塚歌劇団を微力ながらもこれからも応援させていただこうと改めて思いました。(退団公演を生観劇したかったという泣き言は今日でおしまいにします)



 今、だいきほが引っ張ってきた雪組は、彩風さんと朝月さんならではの新しい風を吹かせながら、違う形で素敵に輝いています。

 だいきほとさききわが同じである必要はまったくありません。ですが、だいきほトップコンビのときに、雪組は「歌の上手い人が好きなファン」がたくさん増えたと思います。
 トップコンビがあれだけ歌が上手いなら、それは当たり前だと思います。

 だからこそ、さききわのファン層とは少し違うのかもしれない。足が遠ざかる人もいるのかもしれない。けれど、「今の雪組」の魅力をたくさんの方々に是非キャッチしていって欲しいな、と先日夢介を拝見して思いました。(夢介、一般でチケットが購入可能なので、お時間がある方は是非劇場へ.……!)

 さききわ、とても素敵です!





 少し話がズレましたが、望海さんと真彩さんの、宝塚時代の素敵な公演をこれからも愛しつつ、ふたりのこの先の舞台にも、たくさんの幸せが待っていますように。

 望海さん、真彩さん。そして、彩凪さん含め退団同期の皆さん。退団一周年、本当におめでとうございます。円盤で何度でも、あなた達に会えるのがこんなにも嬉しいです。




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