ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

元気そうで良かった


 宝塚歌劇団を退団された上田久美子先生の書下ろし戯曲の上演が決まりましたね!

 その名も、五感を揺さぶる朗読劇『バイオーム』。
 上田先生は、この物語の創作者であるものの、演出は『麒麟がくる』『精霊の守り人』の一色隆司さんとのこと。

 主演を務めるのは中村勘九郎さん。花總まりさんもご出演されるそうで、宝塚では上田先生の作品に出演することがなかった元タカラジェンヌさんたちに、このような機会が回ってくるのだと思うと、なんだかとてもワクワクしてきました。(次は演出も担当してくれたらうれしいな……!)




 バイオームは、梅田芸術劇場による「進化型エンターテイメント演劇」という企画の第一弾らしく、まだよく分からないのですが、「五感で体感していくサイトスペシフィック演劇」ということで…….。(何度読んでもまだどういうことかがわからないけれど、新しい試みなんだということだけは分かりました)





 あらすじを読んだのですが、まあ面白そうなんですよね。「庭」「クロマツ」「権力」「人間」このあたりがキーワードのようです。人間の魅せ方が上手な上田久美子先生の、上質な物語が味わえそうでとても素敵です。



 一色さんがベタ褒めしてくれている上田先生の「壮大なスケールと物語の深み」。わたしたちは何度も、宝塚という舞台の中で上田先生の作品に魅せられてきたので、どのような物語が完成しているのかとても楽しみです。



 改めて、上田先生はもう宝塚を辞められたんだな。心を燃やすような、身体を震わすような上田先生の物語を、宝塚で観ることはもう叶わない夢になってしまったんだな。
 そんな一抹の寂しさを感じつつも、上田先生が元気でいらっしゃる生存確認が出来たこと、とても嬉しく思います。


 そう。上田久美子先生が、元気そうで、本当に良かった……!



 これからも、上田先生が、たくさんの方を魅了する物語を紡ぎますように。また、これは個人的願望ではありますが、退団された宝塚OGの演出を手掛けることがありますように。



 留学に行かれるなら、暫く名前を見ない日もあるかもしれませんが、上田久美子先生が、これからも元気に、舞台を愛せますように。
 退団されたジェンヌさんばりに、宝塚を辞められた上田先生を応援し続けようと思います。(今日は桜嵐記を再生しようと思います)

 

 上田久美子先生のニュース、朝からとても嬉しく、良い1日が過ごせそうです。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村