ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

望海さんとルドルフの親和性


 昨日の、春野すみれさんtalk&Live2022(望海さんゲスト回)を、皆様はご覧になられたでしょうか。

 真彩さんとはhomeをデュエットした春野さん。
 さて、望海さんとは何をデュエットするのだろうとワクワクしていたのですが、男役同士のデュエット王道「闇が広がる」でした。(ありがとうございます!)



 春野さんトート、望海さんルドルフだったのですが、


 これが超〜良かったんですよ。


 何を当たり前なこと言ってるんだとか思われそうですが超良かった……。歌が上手い人と歌が上手い人だからそりゃ超良いよと思われるかもしれないんですが、なんかそれ以上の良さがありすぎていて、窓ガラスも震えて割れそうなほどの良さでした……。他に何かええ例えがないんかと言われそうですが、本当に窓ガラスも震えて割れそうなほどの良さでした。


 2002年花組エリザベートで春野さんはトートを演じていらっしゃるのですが、わたしはこのエリザが大好きでして……。リマスター版Blu-ray買いましたもんね。画質の良さは全然分からなかったですけど、Blu-rayとして販売してくれただけで宝塚には「ありがとうございますー!」の気持ちでいっぱいです。数年前、販売ありがとうございました。


 春野さんのトートは結構何をするか分からない怖さがあって、それなのに指の使い方なんかが色っぽいんですけど、今回のtalk&Liveでもすぐにあの頃のトートになっちゃう春野さんForever love
 それは格好良すぎるんですよ。いつまで経っても即座に男役スイッチが入るのはもう格好良すぎてこれだから男役って好きなんだよ〜って足をバタバタさせたくなりました。(でも娘役さんも同じくらい大好きなのでやはり宝塚というシステムの圧倒的ファンです)




 そして、望海さんのルドルフですよ。トートとルキーニのイメージが強い望海さんのルドルフ〜!

 表情からちゃんと入る望海さん、びっくりするほどルドルフとの親和性高くないですか??? 宝塚時代、破滅の道へ向かっていくぜ演目が多かった望海さん、そりゃルドルフとの親和性が高いわけですよ。
 望海さんと言えばトートかルキーニなイメージでしたけどね。井上芳雄さんとの闇広デュエット聴いてから、望海さんルドルフもいいんじゃないか???と思い、今回で、いや、ルドルフが一番似合うのでは???という境地に達しました。望海さん、唆されて破滅の道へ進む感じが似合いすぎるんですわ。

 迫力のあるルドルフすぎて、「いややっぱり望海さんはルキーニだって」の意見も大きく同意なのですが、わたしはびっくりするくらい望海さんのルドルフが好きでした。


 春野さんトートと望海さんルドルフ、ええもん見た……の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございます!


 今回、春野さんの曲数が結構少なかったんですよ。そこは少し寂し〜だったんですが、春野さんの「星から降る金」が聴けたらもう満足してしまう自分もいるんですよね。春野さんであの歌を浴びると、聴き終えた後の自分が何かしらの良いものに生まれ変わったような気がしてしまう。春野さんの歌声の浄化作用効果は凄い。(凄い)



 あと二人のトーク、めちゃくちゃ癒されました。スカートとかパンプスとかに対する退団した男役のぎこちなさがかわいくて、可愛い〜ってなる。
 トップ春野さんを神だと思ってた望海さん、自分はトップになっても人間だったみたいなことをお話されていて。いやいや。春野さんと同じように、望海さんもたくさんの人にとっては神様みたいな存在だと思いますよ。そしてそれは今もだと思います。


 とにかく優しい先輩な「オサさん」と、下級生になっちゃう「あやちゃん」が最高の組み合わせすぎて、あの空間には在団中と退団後の宝塚の幸せが全部詰め込まれていました。


 春野すみれさんのtalk&Live、とにもかくにも最高でした。素敵な時間をありがとうございました!




 


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