ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

花組の男役たちに期待してしまうこと


 明日からいよいよ花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』および『Fashionable Empire』が上演されます。 (おめでとうございます!)


 今のところ中止のアナウンスがないので、初日は無事に幕開くのではないかと(油断は大敵ですが) 思っているというより願っています。



 さて、そんな上記公演について、スカステ内で流れる稽古場風景はご覧になられたでしょうか。


 素化粧で歌ったり踊ったりお芝居をしている練習風景が拝見できる貴重な映像のですが、本作では柚香さん・星風さん・水美さん・永久輝さん・聖乃さんの五名の方々が映し出されていました。(コロナ前の、 全ジェンヌさんが端々に映っていたころが懐かしいので、そんな日がまた来ることを願っています。)



 さて、稽古場は「金髪柚香さん」「柚香さんと星風さんの手の大きさの違いと顔の近さ」「水美さんの指先までのしなやかさ」「ショーで声を張り上げている永久輝さんと聖乃さん」 などなど、見どころたっぷりの練習風景ダイジェストでして。(最高ダイジェストなので何度もリピートしてしまいますのよ)



 そしてですよ。このダイジェストのラストには柚香さんの 「指差し&指パッチン&がっつりウインク」という、三種の神器にも負けない最高コンボがあるのですが、 その映像を見た瞬間、なんかもう格好良すぎて、 (カメラマンさんよく手元ブレなかったな……)と感心してしまいました。(カメラさんすごい)


 わたしなら、指差し・指パッチン・ウインクすべてに動揺して、 カメラブレブレにさせてしまいそうなので、 カメラマンさんの強靭なハートに感謝です。 (おかげで最高の柚香さんをゲットできました)



 恐らく本番でも柚香さん筆頭に水美さん、 永久輝さんたちからのウインクや指差しを頂けると思うのですが (有難い)
 着実にハートを射止めてくる感じがまさに花組の男役、略して花男だな〜とそわそわしてしまいます。(そわそわそわそわ)



 実は先日、朝夏さんのディナーショーがスカステで放送されており、「まあ様なつかし〜」 とテレビにかじりついて観ていたのですが、 元花男の朝夏さん。 常日頃から宙組娘役たちにさらりと 「髪型かわいいね」とおっしゃるみたいで。
 その結果、「チャラ男」と呼ばれることになった朝夏さんですが、「かわいいねを娘役に言うのが花組では当たり前だった」と、客席にいる望海さんに同意を求めるくらい花組では「かわいい」が日常なんですよね。(花男たち罪深い〜)



 きっと現在の花組も柚香さんを筆頭に、常日頃「かわいいね」と娘役たちに告げているんじゃないかと思っているのですが、「花男たちよ永遠にそのままでいてくれ……」と願わずにはいられないですね……。(いられないです)


 髪型やお化粧や服装を毎日頑張る娘役たちを「かわいい」とサラリと褒める。 これは花男たちのある種の伝統でもあるのでどうか廃れないでほしいなと願います。 ( 願います)


 けれど花組だけでなく、どの組のどの男役さんも、娘役さんを褒めている姿に「へへへへ」とわたしは嬉しくなってしまうので(娘役さんが褒められている姿が宇宙一好き)

 いろんな組でこれからも観れたら嬉しいな〜と思います。





 さて、稽古場の「ウインクや指差し」で非常にときめいたため、花男の良さを改めて噛み締めている今日この頃なのですが、明日から初日の『リスト』&『Fashionable』でも私たちをときめかせてくれるのかな〜と今からドキドキしています。(心臓を強くして行かなくては……!)




 お芝居もショーも本当に楽しみなのですが、(しあわせサブレの販売も楽しみなのですが)本作は大好きな音くり寿さんの退団公演でもあるので、

「音くりさん最後の宝塚公演が素晴らしいものであってほしいし、大活躍してほしい〜」の気持ちと、

「明日こそ水美さんの二番手羽根が見れたらな〜」の気持ちと、

「この際、水美さんと永久輝さんどちらも二番手羽根背負って豪華なパレードにしてくれたらな〜」といういろんな気持ちでひしめき合っています。(初日前日って心の中がにぎやかになりますよね〜)



 音くり寿さんがいっぱい歌って踊ってお芝居をしてくれたら嬉しいですし、
 羽根に関しては、「前回で二番手羽根を背負わなかったから背負わないでしょ」という正論はもちろんのこと「夢見るのはタダなので精神」により、夢だけは見ていようと思います。(水美さんが二番手羽根背負ったら感動して泣く自信ありますわ)


 羽根は大きければ大きいほど、背負っている人数が多ければ多いほど、客席に座っている立場からしたら嬉しいので、 人事うんぬんかんぬんは抜きにして 「わ〜豪華〜!!!」って客席できゃっきゃしたいです。(派手派手な舞台にキャッキャはしゃぐのが宝塚の醍醐味なんよ)



 そんな甘くないのが宝塚だと言うことは重々承知なのですが、 出演者も退団者も客席に座る人々も、みんなが最後まで笑顔でいられるような花組公演になればいいなと思います。



 そして、花組の大劇場・東京公演完走を、今度こそ今度こそ今度こそ願っています。



 まずは、明日の花組公演の幕が無事に開きますように。



 朝から大劇場、行って参ります!




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