本日は、星組東京宝塚劇場公演『めぐり会いは再び next generation』および『Gran Cantante!!』初日です。おめでとうございます!
宝塚大劇場では公演中止期間が長く、チケットが消えては涙、消えては涙する日々だったので、東京ではこのまま大千穐楽まで突っ走ってくださることを心より願っています。
通常公演はもちろん、ムラでは中止になってしまった新人公演の幕が無事開くこと。そして、退団者である天寿光希さん、音波みのりさん、華雪りらさんの3名が、最後の大階段を悔いなく降りてこられますように。
キラキラの笑顔で、星組の皆さんが毎日、しっかりと舞台に立ち続けられることを祈っています。
また、星組のキラキラ笑顔の筆頭と言えば、わたしは極美慎さんの顔を思い浮かべてしまうのですが、そんな極美さんのバウホール初主演公演『ベアタ・ベアトリクス』のポスター画像が先日更新されました。 (星組は画像更新が早くて最高)
先行画像とポスター画像なら、わたしは先行画像派だな〜と思いました。
というより、今回のポスターの、「人物と背景を合成させたペタリ感」が苦手でして……。
(もっと手をかけてあげようよ……一生残るポスター画像なんだよ……)という気持ちになりました。
バウホール公演ではよくこの現象と鉢合わせるのですが、 ポスター画像って、一生残る大切なものなんですよね。
しかも被写体は、 美しい人たちが集まるタカラジェンヌの中でもさらに美しいタカラジェンヌ、 極美慎さんなわけですよ。
宝塚らしいっちゃ宝塚らしい合成ポスターなわけですが、 極美さんのビジュアルというのはとても魅力的なものなので、 そのビジュアルをもっと映えさせるポスターにしてくれてもいいんじゃないかな〜と思った次第です。 (ベアタのポスカやコレクションカードを買ったときもたぶん私は同じことを思います)
極美さんが美しいからこそ、本当に勿体無いなあと思いました。(このポスター画像が大好きな方々本当に申し訳ありません)
さて、そんな極美さんですが。 極美さんは、 同期の誰もが 「この子は絶対受かる」と受験の際に確信するほど、つまりは受験生のときからとても際立ったビジュアルをしていました。
その稀な美しさから、早々と新人公演主演をゲットし、2025年日本国際博覧会アンバサダーに選ばれ、 そのメンバーと共にダイキンのCMに出演し、この度めでたくバウホール初主演を射止めました。
とてもとても順調な、これ以上ない良い流れに乗っている極美さんですが、 100期では二人、既に聖乃あすかさんと風間柚乃さんがバウホール公演主演を果たしています。
そして、 聖乃さんは花組で4番手を、風間さんはグレート・ギャツビーからは恐らく3番手を務めあげることになります。
比べることはしなくていいと言いつつ、 宝塚というのは同期の活躍に追いつけるかどうかも、トップになるならないの分岐路になります。
星組は長年、別箱において、 上級生や専科の轟さん主演演目が頻繁に回ってきては、なかなか下級生にチャンスが回ってこなかった組でもあります。
そのため、今回の星組公演(めぐタンテ)を拝見した際には、あちこちの番手がとても曖昧で、ぼやけにぼやけた階段降りの印象を受けました。(曖昧でもなんでも、人事的なものを無視すれば、たくさんの人がわちゃわちゃ降りてくる賑やかな階段降りは観ていてとても楽しかったです)
しかし、今回のバウホール公演を機に、 極美さんは正式に4番手に上がるのだと思います。
それは同時に、実力も人気も申し分ない綺城ひか理さんや天華えまさんを分かりやすく抜かす形にもなります。
素敵なジェンヌさんが詰まっているからこそ、頭一つ抜ける際に厳しい目を向けられるのは、 宝塚で番手を上げるために避けては通れない道でもあります。つまり、今回のバウ公演は正念場とも言える公演になるかもしれません。
しかし、ここで尻込みせず、誰にでも与えられるわけではないチャンスを、 極美さんには存分に活かしきってもらいたいと思います。
極美さんが輝けば輝くほど、星組の魅力はさらに増していくでしょうし、与えられたチャンスに食いつき、成長していくことで、たくさんの人が極美さんを応援し、追い風を作ってくれると思います。
公演自体はまだ先になりますが、 極美さん率いる星組若手のバウホール公演をとても楽しみにしています。また、この公演が極美さんの宝塚人生において、 とても大切なターニングポイントとなりますように。
少し先の話をいたしましたが、まずは何より、星組東京宝塚劇場の完走を願っています。
礼さん舞空さん率いる最高のトップコンビを筆頭に、退団される方々や最下級生まで、すべての星組生が存分に、熱く熱く輝ききれますように。
そして、私含め、皆様のゲット出来ているチケットが、どうかどうか、今度こそ消えてなくなりませんように……!