ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

衝撃から5年、順調な小池修一郎先生


 本日は夢奈瑠音さんと彩みちるさんの『グレート・ギャツビー月組公演キャストボイスが公開されました。



 夢奈さんが「ひと場面を残して1幕がほぼ完成したこと」を教えてくださり、彩さんが「1幕を止めながら通したこと」を教えてくださったのですが、



「こ、小池先生、珍しく順調じゃないですか!!!」



 と、スタンディングオベーションしてしまう勢いで、「小池先生が頑張ってる〜!」と、ひとりで盛り上がりました。(パチパチパチパチ!)



 なぜそんなふうに思ってしまうのかと言えば、やはり原因は2017年月組公演『All for One』 (小池先生演出)のキャストボイスでして。


 公演2週間前のキャスボで暁千星さんが、「今週、1幕ラストの振り付けがあり、1幕が完成しました!」と、はっきり教えてくれたんですね。
 そして、それを読んだときの衝撃をずっと覚えていまして……。


 (今!? 今、1幕完成!!? あと2週間後に幕開く公演の、当てがき作品の1幕が今完成!?)


 と、何をするわけでもないわたしが、なぜか勝手に慌ててしまうくらいには衝撃的だった5年前。


 そのペースで大丈夫でございますか??? と無駄に狼狽えたあの日から5年。



 もちろん、そのペースでも『All for One』は初日から、素敵な舞台に仕上がっていましたが、あのときは脚本が全然出来てなくて大変だったと聞いていて、小池先生は外部作品もあるしてんやわんやなんだろうな……という印象が付き纏うようになりました。



 だから、公演まで3週間以上を残している今、すでに1幕がほぼ完成していることに感動しました。

 再演と言えど曲や場面などが増えている中、これは小池先生の演出作品において、かなりスムーズな進行だな、と個人的には思いました。



 小池先生は2022年10月に、大作ミュージカルである東宝版『エリザベート』の演出を控えています。
 なので、その直前の公演である月組公演を、雑に扱われたら嫌だなあ〜と思っていたのですが、『グレート・ギャツビー』への愛ゆえなのか、順調なお稽古の進み具合に、なんだか少しだけ、えへえへと嬉しくなりました。



(しかし、ないとは思うのですが。ないとは思うのですが、来週のキャスボで、2幕のことについて一切触れず、「1幕が完成しました!」の報告のみだったら、皆さん一緒に、新喜劇のようにずっこけましょうね……。)





 さてはて、そんな月組公演『グレート・ギャツビー宝塚大劇場のチケットは、現在、立見席以外は完売となっています。

 しかし、7月に入れば、ツアー会社等からの戻りがあるんじゃないかな、と考えているので、「今更だけどギャツビー気になってきたな〜。でも立見は苦手だな〜。どうしようかな〜」と、うずうずしている方は、少し様子を見ていただけたら幸いです。(もちろん立ち見チケットをゲットしてくださってもとても嬉しいです)



 まだ6月だというのに、とても暑くて茹だるような気温ですが、タカラジェンヌの皆様が、そしてこんなブログを読んでくださるお優しい方々が、体調等崩されませんことを祈っております。



 2022年版『グレート・ギャツビー』完成に向け、2幕のお稽古も、このまま順調に進んでいきますように……!



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