わたくしごとながら、今日が花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』および『Fashionable Empire』のマイ楽です。
先ほどマチネを観劇させて頂いたのですが、リストもファッショナブルも大好きですね〜。
生田先生の演出が大好きだし、稲葉先生のショーの主題歌は耳に残るし、今の花組の若さと格好良さと可愛らしさが、本当に大好きだな〜と、観劇後の今、胸がアツアツになりました。
柚香さんと星風さんを中心に下級生まで光り輝いていてこの帝国に住みたいNo. 1って感じでした。ありがとうございました。
退団される芹尚英さんが休演していることだけは、考えれば考えるほど切なく、とても寂しいのですが、どうかどうか、また元気な姿を拝見できることを願っております……。
そして、ソワレの公演こそがマイ楽なわけなのですが、今日のソワレは楽天グループによる貸切公演です。
はてさて皆様、今回の楽天貸切公演のチケットが、たくさん転売されていたことはご存知でしょうか。
チケット転売問題、本当になくならくて、むしゃくしゃしてしまいますね……。
まず、5月20日、楽天は、当選者に向けて当選メールを送ってくださいました。
その文言の中に、「やむをえず当選を辞退される場合は、辞退のご連絡をお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡をお願いいたします」と記されていました。
普通はない配慮なのですが、わざわざ問い合わせフォームを作成してくださり、行けない人の代わりに、誰かが再当選できる仕組みをつくってくださっていたのです。
この仕組みに、わたしはとても感激しました。キャンペーンに応募したのを忘れていて、用事を入れたのに当選した方などが、これでチケットを無駄にしなくて済むからです。
それなのにも関わらず、行く気もないのに辞退をせず、オークション等で転売する人たちが現れました。
この度の楽天さんは、とんでもないほど、配慮をしてくださいました。普通の貸切公演ならば、辞退からの再抽選などありません。辞退の申し出自体、滅多に出来るものではないのです。
しかし、そのような違反行為が確認され、楽天は6月22日、応募者全員に転売等に関する注意喚起のメールを送る事態となりました。
転売しないでくださいというお願いを、どうして守ることが出来ないのか、ほとほと呆れるしかありませんでした。
楽天は出品者を特定するようなので、オークション等に出品した人間が、この先、楽天貸切に当選することはないのだろと思います。
その特定の方々が自業自得で抽選に当たらなくなるのは良いことなのですが、楽天貸切が、この先なくなるかもしれないことが、わたしはとても悲しいです。
だって楽天さんは、チケット送付の際、同封のチラシが折れないように、大きな封筒で送ってくださいました。しかも、クリアファイルに入れて、です。
普通、貸切公演のチケットが送られてくるとき、チラシは三つ折りにされているんですね。
クリアファイルに綺麗にしまわれ、柚香さんたちの顔にシワひとつないチラシが届いたとき、本当に嬉しかったです。チラシひとつだって大切に扱ってくださるその姿勢に、感謝の気持ちでいっぱいになりましたし、とても感激いたしました。
宝塚を、もしくはミュージカルを大好きなスタッフさんたちが携わってくださっているのかもしれない。だから、こんなにも沢山の配慮をしてくださっているのかもしれない。
転売した方々は、そんな配慮いっぱいの気持ちを裏切る行為をしました。これは、この先楽天さんの貸切公演が無くなっても仕方ないような行為だったと思います。本当に悲しく思います。
辞退申し出の配慮も、チケット送付の際の配慮も、当たり前ではない、「とてもよく考えてくださった結果」だったと思います。それなのに、違反者が出たこと、本当に悔しく思います。この先、同じことが繰り返されないよう、ただただ祈るばかりです。
さて、そんなこんなで今から楽天グループの貸切公演があります。燕尾服を着たパンダがお迎えをしてくれています。
たくさんの配慮をしてくださったこの公演で、わたしはせめて、大きな拍手をすることしか出来ませんが、精一杯大きな拍手をして、楽天による花組貸切公演を盛り上げさせて頂こうと思います。
それでは、これからも宝塚と楽天の縁が切れないことを祈りながら、大好きな音くり寿さんをこれでもかと目に焼き付けたいと思います。
マイ楽、行って参ります……!