はてさて、８月１日からステージ･トークがオンラインになって帰ってきます。
かつて、と言ってもコロナ前、新人公演主演・ヒロインコンビがお客様の前でトークするイベントがありました。それこそが、「新人公演・ステージトーク」です。
新人公演に対してのお話をたっぷり窺える、それはそれは貴重なイベントで、わたし自身、ステージトークに参加するのが大好きで、抽選にはいつも応募をかけていたのがなんだかとても懐かしいです。
コロナになって以降、ステージトークどころか新人公演自体が中止となる緊急事態が起こり、イベント開催どころではなくなりました。
新人公演が復活した今も、宝塚大劇場・東京宝塚劇場の２回ともを公演出来る可能性は極めて低いです。
そんな中、お客様を招いてのステージトークは難しいのだろうなと思っていたのですが、今回まさかの、オンラインでの復活！
こちら、宝塚友の会会員様限定の配信トークとなっており、宝塚友の会に入って共通ID登録している人なら視聴できるらしく、簡単に視聴ができそうです。
第1回目は、侑輝 大弥さんと星空 美咲さんの、花組リストコンビなのですが、視聴期間が2022年8月1日 (月) 〜2022年9月1日 (木)と、およそ１ヶ月もの期間があるの、有り難すぎて拝んでしまいました。
さらに、期間中は何度でも無料で視聴でき、2022年末までの実施分については、無料で視聴できるとのことです。
つまるところ、2023年からは有料になるのかな？ と思うのですが、宝塚に課金したい勢、すでに視聴券を買う気満々なので、有料のお知らせをいつでも待っています。
いやはや、ステージトークの復活がこんなに早く行われると思っていなかったのですが、それだけ「新人公演をする男役と娘役は宝塚の顔」だと言うことなのでしょう。
「今の宝塚」が好きな人に「未来の宝塚」を好きになってもらうためには、「新人公演主演・ヒロインにどれだけ注目してもらえるか」も、かなり重要になってくると思います。
新人公演に対してどんなふうに頑張り、どんなふうに役を作り、どんなふうに組子と接したのか。
練習時のエピソードや意見や考え方を聞けるイベントはとても貴重ですし、その話の中身こそが「応援したくなる要素」にもなるので、ステージトークの復活、本当に有難いことだと思います。
花組の次は月組、そして宙組といった具合に、ステージトークは公演順の開催だと思われますので、次のお知らせが非常に楽しみです。
また、復活と言えば、今年タカスペが復活してくれたらいいなあ〜と、宝塚舞踊会2022が決定したその日からずっと思っているのですが、
タカスペ2022の発表を心待ちにしている今、ここに来て再びの感染拡大。
例年なら6月にタカスペ開催決定、8月に出演者発表の流れだったので、8月にタカスペ開催のお知らせがなければ諦めるしかないのかなと思うのですが、どうしても諦めたくないですね……。
タカスペ2022が開催されても、もう綾凰華さんや天寿光希さん、音くり寿さんや晴音アキさん、そして留依蒔世さんなど、年内に退団される方々はこの夢の祭典に出演することが出来ません。
しかしながら、タカスペ2022が開催されなければ、来年の退団者もタカスペに出演できないまま退団ということになります。
宝塚を退団してからのOG共演も、もちのろんで大好きなのですが、宝塚に在籍している期間に共演できる、まさに夢のような舞台が大好きなので、ジェンヌさんの負担にならない程度で、今年再開できたらな……と、心の底より願っています。
まだまだ舞台が中止や延期になるこのご時世に、なんて呑気な願いだと思われるかもしれませんが、宝塚は「今」がとても大切な劇団です。
来年、再来年は、確実に「今の体制から変化」しているのが儚い宝塚の現実です。
そのため、「今、在籍しているタカラジェンヌの方々の夢の共演」が。そんな夢の祭典が、無理のない範囲で開催できたらな……と。
それこそ、リモートなどを駆使して、新しいタカスペになっても構わないので、「今いるタカラジェンヌたち」が組を越えて、舞台の上で笑いあえたらな……と。そんな夢のような話がどうにかこうにか可能になったら嬉しいなと思います。
リスクの観点から、集結が難しいという理由でタカスペ開催が見送られるのかなとも思ったのですが、
宝塚舞踊会での、専科、月組、雪組、宙組の共演が可能であるならば、タカスペでの共演も……と、往生際悪く思ってしまうわけでして。
ジェンヌさんたちに無理をしてほしくない気持ち半分、夢の祭典を諦めたくない気持ち半分で葛藤するのも事実なのですが、個人的には今年こそ、タカスペの復活を期待しています。
例年より発表が遅くはなりますが、タカスペ2022の開催のお知らせがあることを、8月末までは待ちたいと思います。
劇団様、１人１席の抽選で良いので、何卒タカラヅカ・スペシャル2022の開催の程、よろしくお願いいたします。
