ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

『グレート・ギャツビー』想定以上の中止に


 本日の発表が遅かったので、嫌な予感はしていたのですが、 先ほど月組 宝塚大劇場公演 『グレート・ギャツビー』の公演中止期間延長が発表されました。


 8月14日 (日)までの公演中止が決定し、想定以上に長期の中止期間が発表されたことで、メンタルが崩壊しそうです。



 宝塚側が日程変更までしてくださった新人公演も中止が決定してしまい、もう辛くて辛くて、 月組の皆様が今どんな心境なのかを考えると、胸が張り裂けそうに痛いです。

 悔しい……。日々進化を遂げていた舞台の中止が、新人公演を取り上げられることが、本当に悔しくて悔しくてたまりません。



 わたくしごとですが、 さようなら初日チケットからはじまり、SS席のチケットも新人公演のチケットも全部溶けて消えてしまいました。
 かなりショックで立ち直るには時間が欲しいのですが、まだギャツビーを観劇できていない、 もう観劇出来ない方々の気持ちを思うと本当にやりきれません。

 そして、それだけの期間、 舞台に立つことを取り上げられる月組の皆様のことを思うと、ぐしゃぐしゃになるまで泣き出したくなります。



 スカイステージにて 『グレート・ギャツビー』のナウオンは8月4日、ステージドアは8月6日に初回放送予定です。
 公演をしていないからと言って、放送を先延ばしにして頂きたくはないのですが、ナウオンとステージドアで月組の皆様の役に対する情熱や舞台にかける思いを聞いたら、大号泣してしまうな……と想像しては既に泣いています。放送を取り上げられないことを本当に願っています。



 また、感染拡大の勢いが止まらない今、 公演関係者内に1人でも感染者が出れば中止というのは、本当に最悪のロシアンルーレットだとしか思えません。


 舞台に携わる方々の健康が第一ではありますが、「今」しかない宝塚の舞台で、毎公演中止が発表されるという状況は、本当にやりきれない思いでいっぱいですし、ジェンヌさんたちのメンタルが本当に心配です。

 どれだけ感染しないように頑張っても中止の結果が待っているのなら、舞台に立てないのなら、退団の意向を考えるジェンヌさんたちが増えてもおかしくないと思います。そしてそれは、生徒ひとりひとりの輝きで成立している宝塚にとっては非常に厳しい現実だと思います。


 舞台中止についての方向性が、この先無理のない範囲で緩和されることを願っています。




 「公演中止」という最悪のサプライズは、何度体験しても辛いです。それぞれまったく違う舞台なので、公演中止というものに「慣れる」ということが出来ません。

 舞台が再開できるまでこの気持ちは引き摺ってしまいますが、どうか舞台に携わる方々が自分を責めることが無いように祈ります。そして、謝らないで欲しいなと思います。



 この素晴らしい公演のチケットが、中止でどんどん消えてしまったことが本当に辛くて、今はまだメンタルが回復しないのですが、8月15日 (月)からは公演が再開できることを、東京では新人公演が上演出来ることを、ひとりでも多くの方々がギャツビーを観劇できることを切に願っています。




 最後に。月組は中止が少ない組だったで、心のどこかで「早めに再開出来るかな」と甘い考えをしていた自分を恥じています。
 この深刻な感染状況の中、闘ってくださっているすべてのジェンヌさんに感謝と、そしてたくさんの拍手を届けたくてたまりません。


 中止になっているすべての舞台が早期に幕を開けることを。皆様が元気で、健康で、笑顔で舞台の上で役を表現できることを、心の底より願っています。


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