ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

雪組に続き、花組・月組の舞台にも光を


 昨日、公演再開となりました 『心中・恋の大和路』。 昨日の公演に加え、 本日の追加公演も無事に実施されました。

 たくさんの公演回数が削られ、その悲しみは演者側からも客席側からも消えることがありませんが、残された公演を無事に上演できたこと、本当にうれしく思います。



 ライブ配信こそありませんでしたが、先程、『心中・恋の大和路』収録映像のディレイ配信が決定いたしました。
 事前に収録した公演映像が、8月28日(日)19:00、「タカラヅカ・オン・デマンド」にて配信されます。(※宝塚はディレイ配信の場合でも見逃し配信などがないため、ご注意ください)

 日曜日の夜ということで、視聴できる方も多そうです。わたしも今からスケジュールを空けておこうと思います!



 これに伴ってなのですが、別箱公演は千秋楽を収録するのにこだわるのではなく、公演中止リスクを考え、公演できているうちに早めに映像を撮ってくださったらな、と思いました。(未だ『カルト・ワイン』の映像化を渇望している人間より)



 心中については、追加公演という、今までに類を見ない対応がありました。それに加えて、今回のディレイ配信決定。

 これはひとえに、この状況下で、1回でも多く舞台が上演出来るよう、劇団側がたくさんの努力を積み重ねてくださった結果だと思われます。出来る限りのことを尽力してくださるその姿勢に、本当に感謝したいです。ありがとうございます。


 これからも大変な状況下が続くと思うのですが、こうして頑張ってくださる劇団を、精一杯応援したいと思います。




 そして、雪組別箱公演の次に公演の舞台が続くのは花組です。



 昨日、東京宝塚劇場公演『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 および『Fashionable Empire』が、8月14日(日)15時30分から、公演を実施することが発表されました。


 この発表により、 公演中止期間がまた少しだけ伸びてしまったことがとても悲しいのですが、公演実施の日程が決まったことは、本当に嬉しく思います。

 さらに、8月11日 (木・祝)18時30分開演の新人公演が、 8月26日 (金) 18時30分開演に変更される旨も発表されました。



 ムラのギャツビーでも、 新人公演振替 (それも中止になってしまったけれど……)があったのですが、今回の花組でも振替公演が決定しました。

 劇団から、 「若手たちの成長の場である新人公演を絶対実施させるぞ!」 の強い気持ちが感じられ、なんだかとても嬉しいです。


 さらに、日程変更してもなお、新人公演のライブ配信を実施してくださるそうで、 もう感謝の気持ちでいっぱいです。 18時30分からなので、仕事を終わらせてから猛ダッシュで家に帰ってライプ配信を堪能しようと思います。


 花組公演が8月14日 (日) 15時30分公演より幕開き、これ以上1公演も削れることがありませんように。




 それから、花組に続くのは月組です。 15日から 『グレート・ギャツビー』 が上演できるのか否かはまだアナウンスされていませんが、 どうか幕が上がることを祈ります。



 花組月組も、中止期間の長さにより、舞台が開かないうちに千秋楽が近づいています。


 かつて、無観客千秋楽を行った花組公演にて、退団者の瀬戸かずやさんが「真っ赤な客席」について語られたのを、 あの辛さや悲しさを未だに鮮明に覚えているのですが、あの日と同じことが、この先どの組にも起こりませんように。



 花組月組ともに、たくさんの人たちから愛されてきた、活躍されてきた宝物のようなジェンヌさんたちが退団されます。
 彼女たちが大階段を降りるそのとき、目の前の光景が真っ赤な客席ではありませんように。



 すべての舞台の公演再開を、 そして、公演中止という悲しい事態がこれ以上起きないことを心の底より願っています。



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