ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

ちょっと待ってよ花組さん……


 花組 東京宝塚劇場公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』および『Fashionable Empire』は、公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたことを受け、8月20日(土)~8月26日(金)の公演中止が発表されていました。

 そして先ほど、公演を安全に実施するにあたり必要な期間を確保するため、引き続き、9月3日(土)までの公演を中止することが発表されました。


 なお、9月4日(日)の公演実施につきましては、9月1日(木)中に、公式ホームページにて案内があるということなのですが。



 ちょっと、本当にちょっと待ってください……。



 いやいや、9月4日(日)って、もう大千秋楽の日ですよ???



 千秋楽の日まで公演が出来なくて、新人公演も公演できなくて、なおかつ千秋楽も公演できるかまだ分からないって、なんかもう、そんな酷い話ありますか……。



 そんな……。さっき、月組さんのブラックジャックの先行画像を見て楽しかった心が、もうぐしゃぐしゃのドン底です。




 仕方ないって分かっていても、わたしのチケットはとっくに溶け消えていても、悲しすぎて涙が止まらないです。仕方ないで片付けたくない……。

 花組東京ってまだ5日間しか出来てないですよ……。退団者の親御さんたちは無事に観劇出来ましたか……。


 もう、生徒さんたちのメンタルもギリギリなんじゃないかと思うと、心配で心配でたまりません。


 劇団側は、今のガイドラインに従っている中で精一杯のことをしてくださっており、責める気持ちなんて微塵もないのですが、公演中止という現実を受け止めることが辛くて悲しいという気持ちだけは吐き出させてください。


 本当に辛すぎます。



 花組さんは過去、無観客千秋楽を実施したことがあります。そのときの誰も座っていない「赤い客席」が、本当にトラウマなんですけれど、同じことが起きたらどうしようと、心臓が嫌な音でバクバク鳴り響いています。



 花組の皆様、チケットを取っていた方々、再開を望んでいたファン、本公演に携わる方々、そして退団者4名。たくさんの人々の悔しくてやるせない気持ちを思うと、本当に今の世の中が嫌になります。


 本来、1公演も削れてはいけないし、公演中止というのは当たり前ではありませんでした。


 時代が変わればそれについて行かなければいけないのは百も承知なのですが、宝塚が全日程公演できる世の中じゃないと、本当に心が痛くて痛くて堪らないことを毎週のように痛感しています。



 残りの公演が千秋楽しかない事実に打ちのめされてしまうのですが、どうかどうか、東京大千秋楽だけは公演が出来ますように。退団者4名が大階段を降りて来られますように。お客様が惜しみない拍手を送れますように。花組の皆様が元気でありますように。



 願い事が尽きないのですが、9月4日(日)の幕が、有観客で開くことを心の底より願っています。花組さんの情熱あふれる素敵な舞台に、これでもかとばかりの拍手が鳴り響きますように。



 そして、本当に、劇団さん。花組さんへのメンタルケアを本当の本当にお願いします。

 
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