ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

雪組の大劇場お披露目公演について

 2023年4月~7月 雪組宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 の上演作品が決定しました。とても早い発表に感じますが、宙組の発表が遅かったので、いつも通りの発表日程です。それでは以下、決定演目です。



 お芝居

・ミュージカル浪漫 『ライラックの夢路』 -ドロイゼン家の誇り-(演出・謝珠栄先生)



ショー作品

・ファッシネイト・レビュー 『ジュエル・ド・パリ!!』パリの宝石たち-(演出・藤井大介先生)



 以上の2本立てですが、 10月からはじまる 『蒼穹の昴』 が 1本モノということもあり、2本立てだと予想していた方は多いのではないでしょうか。


 本公演は、 彩風咲奈さんと夢白あやさん新トップコンビのお披露目公演かつ、 宝塚大劇場公演においては第109期初舞台生のお披露目公演にもなります。 おめでたいが満載なので、祝福に満ち溢れた華やかな舞台になりますように。



 さて、まずはお芝居についてなのですが、「ミュージカル浪漫」 という大好きなワードにもう既に興味津々です。

 久々の完全オリジナル作品ということもあり、 確実な内容は分からないのですが、 産業革命下におけるドイツが舞台のようです。


 広大な領地を持つドロイゼン家の長男、ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンがおそらく彩風さん演じる主人公だと思われます。

 ドロイゼンは5人兄弟一丸となって、新しい産業である「鉄道産業」を発展されることが夢、ということでまずはこの夢が物語の土台になっていくと思います。


 また、本作のあらすじにて、 「5人兄弟」 というワードが目立ちました。 これは主要なお役がたくさんある嬉しいお芝居になりそうな予感でとても楽しみですし、5人兄弟の配役予想にそわそわします。

 5人兄弟の長男という役、彩風さんにぴったりな気がして本当に楽しみです。(願わくば格好良すぎる軍服姿を披露していただきたいです)


 そしてこの5人兄弟の末弟から音楽志望の「エリーゼ」を紹介されるそうなのですが、このエリーゼこそヒロインの夢白あやさんだと思われます。

 「勝気で利口なエリーゼ」=「夢白あやさん」 が既に大正解のあてがきで楽しみが止まりません。



 謝先生演出なのでダンスが多いのかなと思っているのですが、どのような物語になるのか、舞台の幕が開くまで、ワクワクドキドキしながら楽しみにしていようと思います。


 ちなみに謝先生は、 11月よりはじまる鳳月杏さん主演、月組別箱公演『ELPIDIO (エルピディイオ)』にて作・演出を担当されますので、どんな作品を描く先生か気になる方は上記公演のチェックをしていただけたら幸いです。


 謝先生はあまり頻繁に演出の担当をされるイメージがないのですが、今回は立て続けの登板となります。 そして二作もと新作ということで、純粋に「凄い」と感心してしまいました。


 舞台の幕が上がるまで物語の全容はわかりませんが、どうかロマンに満ち溢れた、 お披露目と初舞台に相応しい素敵な作品になりますように。





 そして、ショーは安心安定みんな大好き藤井先生演出、しかも舞台はパリ! パリです! バンザーイ!!!


 個人的に、彩風咲奈さんと夢白あやさんを掛け合わせるとオシャレで都会的なイメージが1番に名乗りを上げるので、華やかなパリが舞台なの、大正解だな、と藤井先生と熱い握手を交わしたいほどには嬉しいです。

 ということで、このショーが楽しみで仕方ないのですが、望海さんと真彩さんの退団公演も「宝石」がテーマでした。トップコンビや演出家が変わることにより、同じモチーフでもどのような違いがショーにあらわれるのか、今からとても楽しみです。



 
 新作のお芝居と新作のショーということもあり、どのような舞台になるのかは幕が開くまでお楽しみということになりますが、本公演が彩風さんと夢白さんをはじめとする雪組にとっても、そして109期生たちの初舞台にとっても、掛け替えの無い素敵でロマンティックな公演になりますように。


 また、来年の予定が次々と公開され、気持ちがぐいぐいと持っていかれますが、「今の雪組」を堪能できる最後の公演『蒼穹の昴』が来月より上演されます。


 今の雪組がつくる公演も、新しい雪組がつくる公演も楽しみで楽しみで仕方がないのですが、どうかこれこら予定されているすべての公演が無事に上演されますことを心の底より願っています。


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