ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

「今の星組」で個人的に上演してほしい作品について

 本日、9月14日は暁千星さんのお誕生日です。星組全国ツアー中に誕生日を迎えると知ったとき、 星組の皆様からお祝いされる場面があるのかなあとドキドキしていたのですが、公演中止が発表され、 落ち込むしかない今日この頃。


 そんな中、先日宝塚を退団された飛龍つかささんが誕生日おめでとうツイートをされていて、 「同期っていいな」 の気持ちに
なりました。

 改めまして、暁千星さん、 お誕生日おめでとうございます。これからの星組でのご活躍、とっても楽しみにしています。




 さて、公演中止に落ち込んでばかりいても何も起こらないので、存分に泣いたので、今日はずっと「今の星組」の「未来の公演」に思いを馳せるなどしました。


 暁千星さんも加わった 「今の星組」 が大好きなのですが、 別箱公演を観て思ったことは、 『1789-バスティーユの恋人たち-』 を今の星組で上演して欲しくてたまらないな、ということでした。



 ※『1789』 とは、 フランス語圏でたびたび上演されてきた大人気ミュージカルであり、日本では宝塚歌劇団が、小池修一先生の潤色・演出により月組にて初上演した作品です。




 2015年、 龍真咲さんと愛希れいかさん率いる月組にて上演されたのですが、個人的に大好きで大好きで堪らない作品です。 本当に大好きで週に1度は「サイラモナ〜ム〜ル」と主題歌を口ずさんでしまうほどには大好きです。


 上演されたのはつい先日のような気がするのに、 新人公演を卒業した 101期生たちのお披露目公演だったのだから、 月日の流れを感じざるを得ません。

 そんなに何月が経ったんだなあ……と。 これを記しながら、 時の流れに呆然としています。



 もちろん、月組で再上演して欲しい気持ちを何年も抱え続けているのですよ。 現月組トップスター月城かなとさんが1789を好きな作品だとおっしゃっていたので、 月組の再演も待っているのですよ。



 だけども、それと同じくらい、「今の星組」 でも 『1789』を上演して欲しくて上演して欲しくて。



 礼真琴さんが1789を好きだとおっしゃっていたときから、礼さん率いる星組での1789 を狙っていまして。


 暁さんが組替えしてきたことにより瀬央さん暁さん極美さんという番手メンバーが揃い、綺城さんや天華さんといった頼もしい新公主演経験者たちがいる。なおかつ、天飛さんや稀惺さんといった押し出したい下級生男役が明確に存在する今の星組


 ん〜想像しただけでめちゃくちゃ良さそうな1789 が完成しますね。
 ナンバーの多い作品なので、目立てる男役はかなり多いです。(その反面、 娘役の役の少なさはネックなのですが、 役が掴めた娘役さんには良いナンバーが待っています。)



 主人公のロナン、 礼さん絶対に似合うと思いますし、 1789はフレンチロックなんですけど、礼さんがこの楽曲の数々をどんなふうに歌いこなすか聴いてみたいです。



 しかしながら、大好きな 1789 を再演するにあたって、ひとつだけ問題があります。


 それは、「トップ娘役がどの役を演じるのか問題」です。


 月組で上演されたとき、 トップ娘役である愛希さんはマリー・アントワネット役だったのですが、 誰がどう見ても、この物語のヒロインは主人公であるロナンと惹かれあう「オランプ」なので、このあたりの改編はあっていいかな、と思います。


(※かつての月組はトップ娘役を置かなかったり、 準トップ制度を用いたりと、 批判も多い斬新な人事を繰り広げていたので、その名残での配役だったように当時は感じました)



 トップ娘役が演じただけあって、 マリー・アントワネットには舞台全体を使ったとても華やかな場面があります。

 その場面が、「トップ娘役ではないから質素な場面になる」のならばトップ娘役のマリーに妥協するのですが、役柄的にも、願わくば舞空さんはマリーではなくオランプがいいな、と個人的には思いました。



 本作は、素晴らしい楽曲が本当に魅力的で、フランス革命下の物語ということもあり、「とにかく歌の圧が強くて格好いい」ミュージカルです。


 ずっと再演を願っているのですが、 今の星組で再演が決まったら大喜びするので、どうかどうか、今の星組での再演が叶いますように。



 未来の話に逃避しましたが、9月17日(土)には、星組全国ツアー『モンテ・クリスト伯』および『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』の幕が9月19日(月・祝)から開くお知らせがありますように。



 星組の皆様の情熱あふれる大切な舞台が、これ以上中止されないことを心の底より願っています。



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