2023年発売の宝塚カレンダーの掲載月が発表されました。
「宝塚スターカレンダー」および「宝塚ステージカレンダー 」の掲載月にて、以前より退団の可能性が高いと言われている「真風涼帆さん、海乃美月さん、潤花さん」の3名が4月までに両カレンダーに掲載されることになりました。
(1)宝塚スターカレンダー
[表紙]永久輝せあ・舞空瞳
[1月]礼真琴
[2月]瀬央ゆりあ・海乃美月
[3月]暁千星・潤花
[4月]真風涼帆
[5月]朝美絢
[6月]月城かなと
[7月]水美舞斗
[8月]芹香斗亜
[9月]柚香光
[10月]桜木みなと・星風まどか
[11月]鳳月杏
[12月]彩風咲奈
(4)宝塚ステージカレンダー
[表紙]トップスター5名/トップスター5名
[1月]真風涼帆/永久輝せあ
[2月]月城かなと/朝美絢
[3月]海乃美月/凪七瑠海
[4月]鳳月杏/潤花
[5月]水美舞斗/瀬央ゆりあ
[6月]舞空瞳/彩風咲奈
[7月]柚香光/夢白あや
[8月]聖乃あすか/瑠風輝
[9月]和希そら/星風まどか
[10月]芹香斗亜/極美慎・縣千
[11月]礼真琴/風間柚乃
[12月]暁千星/桜木みなと
朝美さんと瀬央さんの掲載月が両カレンダーとも早いのも気になるところではありますが、「退団の可能性が高い根拠」が更に高まってしまったんだなあ……と、大好きな3名に想いを馳せては、とても切ない気持ちになります。
いずれジェンヌさんは退団されますし、特にトップスターとトップ娘役は、就任した瞬間から在籍期間のカウントダウンが始まります。
だから仕方のないことではあるのですが、今回、3名の名前を用いて「退団」を決めつける内容がSNSで見られました。
宝塚のカレンダーでの掲載月で出来るのはあくまで「推測」であって、公式の退団発表前から、嬉々として「退団決定!」と騒がれるのは、なんだか違うよなあ……と、やるせない気持ちになります。
「退団かもしれない」と推測するのはいいんですよ。宝塚は退団がつきものなので、カレンダーの掲載月発表でソワソワするのも、予期してショック緩和剤にするのも、退団がないかもしれないという安心材料にするのも、気持ちは分かりますし、わたしも同じことをします。
ただ、公式発表もされていないのに、「退団が決定事項」のように言われるのが、本当に嫌なんですよね……。
真風さんは専科に行くかもしれないし、海乃さんと潤花さんは残るかもしれない。そうなったとき、「まさかの残留!」などとまた騒がれることを想像しては、とても嫌な気持ちになります。
公にはしていなくても、ジェンヌさんがSNSを見ている可能性はあるので、その際「退団決定」などと勝手に騒がれていたら、凄く嫌だろうな……と胃のあたりが痛くなりました。
いずれも近く、月組と宙組の千秋楽後に答えが分かるので、公式な発表があるまで静かに待ちたいと思います。また、とで寂しいのですが、真風さんをはじめ、任期の長さ等の理由により退団や専科移動の可能性が高いことは否定しません。
「この時が永遠に続く」というのは、絶対にありえないことです。なので、いずれ終わりが来ます。宝塚で言うところの退団がそれに該当します。
カレンダーの掲載月を見て、公式発表前に「退団決定!」と勝手に決めつけられるのは納得できないのですが、「退団が発表されるかもしれない心構え」はしておこう……の気持ちになりました。寂しいけれど、心構えはしておかないと気持ちがついていかないので……。
いずれ終わりが来るのだからこそ、「今の宝塚」を、もっともっとしっかり観ていこうと、そういうことを改めて思いました。
少し暗い話をしてしまいましたが、今年もカレンダーをポスター感覚で片っ端から買い漁りたいですし、それぞれの表紙の発表がとても楽しみです。