ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

宙組『HiGH&LOW』『Capricciosa!!』千秋楽を観て


 本日、『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』および『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』が宝塚大劇場千秋楽を迎えました。


 初日から今日という日まで順調に幕が開き続けたこと、 本当に嬉しく思います。宙組の皆様、本当におめでとうございます。



 千秋楽のチケットがゲット出来なかった際、「絶対大画面で観る!」という決意を固めていたので、映画館のライブビューイングで拝見させていただいたのですが、「ショーなのかな?」と、錯覚するほどにはオープニングからテンションがマックスになり「ずっと楽しい〜〜〜」の気持ちでルンルンになりました。


 予習したハイローのどのシーズンにも仮面舞踏会とか出てこなかったんですけれど、宝塚にしたらこうなるんだ〜の違いも楽しかったです。


 各チーム、大階段降りでの登場およびチーム紹介があるのですが、野口先生は天才の発想をしているのでは? と本気で思いました。

 初っ端からの大階段、ショー作品を手がける野口先生ならではの柔軟な発想だと思います。 感謝の手紙を送りたいくらいには本当にこの登場が大好きです。



 格好良くて楽しくて、宝塚の客席で観ている時も、 「マスクしててよかった〜!」と思うほどにはニヤニヤし続けていたのですが、 映画館の客席でもニヤニヤは止まりませんでした。



 観劇した時よりも千秋楽の方が桜木さんスモーキーの儚さが増し増しで、 踊っている時も体調悪そうで泣きましたね……。

 踊るし歌うし喧嘩するので桜木スモーキーの虜になっているわたしは終始 「無茶しないでくれ……!」の心境でした。


 あと芹香さんROCKYの眉間の皺が大好きすぎたので、大画面ありがとうの気持ちですね……。静止させて眺め続けたいほどには格好良すぎました。



 映画館の大画面という圧とヅカローの世界観がマッチしすぎていて本当に楽しかったです。こんなにも「ビジュアルを楽しんでいいよ」と提示される作品もなかなかないので、思いっきり楽しませていただきました。


 宙組ナチュラルイケメンな下級生たちがいっぱい観れたことやたくさん知れたこと、役があるのかなあと心配していた娘役さんたちがとっても楽しそうにヅカローの世界で活躍していて本当に嬉しかったです。

 苺美瑠狂のシーン、全部大好きすぎるので絶対に円盤を買おうと思います。


 わたしの観ていた映画館では潤花さん演じるカナの「出てきちゃった」 でしっかり笑い声も聞こえてきてなんだか嬉しくなりました。





 ショーも、幕開きサングラスでチョンパが最高ですし、電飾ギラッギラが最高で、もう本当に大好きで大好きで。


 プロローグ後にて真っ赤な衣装の男役さんたちが銀橋にズラっと並んでくださるのが本当に大好きなんですけれど、やっぱりこの「圧」を感じられる瞬間が大好きだなと思いました。


 真風さんをはじめとする宙組男役さんたちと潤花さんをはじめとする宙組娘役さんたちが全員大好きで一体どうしたらと思うほどにはひとりひとり輝いていて素敵でしたし、水音志保さんが美女すぎて本当に視線泥棒だなと思います。

 宙組さん全員歌うまくて本当に耳が幸せですし足が長すぎて眼福でした。



 男役のエトワールは、組替え直前直後によく見かける印象なのですが、 退団ということもあり、今回抜擢された留依さんのエトワールが今日も最高で、(あ〜〜〜泣く〜〜〜)と思いながらしっかり泣いてしまいました。


 退団者挨拶が全員爽やかで素晴らしくて映画館でひとり拍手してしまったくらいには素晴らしかったです。


 また、宙組さんが最近、月組さんと同じように退団者の元へ同期全員が集合してくださる形になって、個人的にはとても嬉しいです。


 留依さんの挨拶がいい声すぎて二の足踏むところから始まった真風さんの挨拶は相変わらず潔くて面白くて可愛らしくて、本当に素敵なトップさんだなと改めて感じました。真風さんの優しさに包まれ、ほっこりしましたし、「宙組さんが大好き」の気持ちが高まるばかりでした。



 まだ東京宝塚劇場での公演が残ってはいますが、 退団される皆様がもう大劇場に立つことはないのだなあと思うと涙が止まらなくなります。

 ですが、今回、新公含めた大劇場公演が1度として欠けることなく上演できたこと、本当に良かったという気持ちでいっぱいです。



 また、そんな留依蒔世さんをはじめとする、 今回の退団者全員(希峰 かなたさん、琥南 まことさん、 惟吹 優羽さん、花城 さあやさん) が出演している宙組公演『カルト・ワイン』特別版が急遽放送決定(10月8日(土)19:00~21:45)となりました。(主演は桜木みなとさんです)


 初日映像を特別に編集し、「桜木みなと&演出家・栗田優香のトーク」と「Special Movie@稽古場」を加えた"Totteoki"の内容でお届けしてくださるそうなのですが、諦めかけていたカルトワインの映像、本当に嬉しいです。


 通常の全編放送用ではなくても、やれることはやってくれる宝塚歌劇団が本当に大好きだなと改めて思いました。来月の放送がとっても楽しみです。




 話が逸れましたが、宙組の皆様、こんなに楽しくて素敵で、 元気いっぱいになれる幸せな舞台を、本当にありがとうございました。そして、千秋楽おめでとうございます!


 東京宝塚劇場でも、新公含める大切な公演が1度ときて欠けることなく上演できますことを心の底より願っています。



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