ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

ずば抜けている花組と『うたかたの恋』について


 触れるのが遅くなりましたが、先日、『うたかたの恋』および『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』の先行画像が公開されました。


 いや〜もう、「美の完成系」を具現化したかのような先行画像で、ときめきが止まらなかったです。なんて完璧な宣伝力のある先行画像でしょうか。


 毎回毎回違う良さと美しさを息をするように表現してしまう今の花組トップコンビは、先行画像に写る才能がずば抜けて素晴らしく、「先行画像の写真集」なるものを切実に発売して欲しいほどには惚れ惚れしています。


 先行画像なんて至極シンプルであるにも関わらず、柚香さんと星風さんのふたりが写ると途端に「最高級の動き出しそうなポスターになる」と言いますか。静止画なのに、なんだか今にも動き出しそうなリアルな美しさがあると言いますか。


 とにかく、本当に、美しくて目の保養です。


 柚香さんと星風さん、組んでから本公演も別箱公演も、先行画像は毎回ふたり写りだと認識しているのですが、こんなにもお互いを引き立たせ合うビジュアルの完成系って、今までの宝塚でも歴史に残るんじゃないかな、と思うほどには本当に、先行画像ひとつとっても素晴らしいなと感じます。


 赤い薔薇がよく似合って、違和感などないですし、むしろ薔薇が霞むほど柚香さんと星風さんは被写体として完璧で、本当に映画から飛び出してきたかのような美しさ。


 先行画像でこんなにも麗しく美しく綺麗なルドルフとマリーならば、ポスター画像はどうなってしまうのだろうと、「楽しみ」の気持ちとときめきが止まりません。(先行画像は公演ポストカードとして販売されるのですが、今回も絶対購入しようと強く心に誓いました。)



 この先行画像を拝見しただけで、「チケット毎週分確保しよう……」の気持ちにさせていただいたのですが、こんなにもお似合いなので、ポスター画像も2人ともがしっかり写っているデザインだと嬉しいなと感じました。


(柚香さんと星風さん、本当に先行画像が毎回素晴らしすぎるので、是非とも扮装写真集を発売して欲しいな、という新たな夢が出来ました。)




 さて、個人的に『うたかたの恋』の主題歌が大好きなのですが、うたかたは「驚くほど役の少ない公演」です。


 トップコンビが中心で、主要な男役も主要な娘役も少なく、「配役的には別箱でちょうどいい作品」であるのは事実なのですが「冒頭のふたりのシーンは大階段でやってこそ至高な作品」でもあります。


 今回潤色・演出される小柳菜穂子先生が、どんな新たな演出で柴田先生の脚本をよみがえらせるのか。


 役が上手く増やせないのなら、Wキャストを量産する可能性もあるのかな、と考えたのですが、そう言えばコロナになって以降、Wキャストを宝塚で見かけた覚えがなくてですね。(記憶違いなら申し訳ありません)



 Wキャストはチケ難を呼び寄せることおよびジェンヌさんの負担に繋がるため、そこまで推奨したいとは思わないのですが、ひとりでも多くの花組生が輝けるきっかけになるのならば、Wキャストやトリプルキャストを用いる手もありだな、と個人的には考えます。



 配役についてはまだわかりませんが、お正月公演でもある2023年版の『うたかたの恋』が、小柳先生が手がけることにより、どんな新たな、そして素敵な作品に仕上がっていくのかがとっても楽しみですし、後日発表されるだろうポスター画像発表についてもとっても楽しみです。



 2023年の幕開けとして上演される『うたかたの恋』および『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』が、宝塚大劇場を美しく彩り、宝塚の素敵な1年を予感させるような良き公演になりますことを心の底より願っています。


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