ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

花組休演者復帰と過去のインフル時の休演について


 まずは、宙組宝塚バウホール公演『夢現の先に』千秋楽おめでとうございます。

 公演中止になってしまったときは悲しくて悲しくて仕方なかったのですが、無事に公演が再開出来たこと、追加実施が決まったこと、そして千秋楽まで辿り着けましたこと、本当に嬉しく思います。

 そして、本公演で宝塚を退団される朝木さんのこれからの人生が、幸福で満ちていることを心の底より願っています。




 そして、嬉しいことがもうひとつ。本日、花組 宝塚大劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』休演者の一部復帰が発表されました。


 泉まいらさん、三空凜花さん、海叶あさひさん、湖華詩さん、七彩はづきさん以上5名の方々が、本日、1月21日(土)11時公演より復帰出来るとのことです。



 泉さん、三空さん、海叶さん、湖華さん、七彩さん、公演復帰、本当におめでとうございます!



 1月19日(木)の公演再開とともに休演が発表され、いつ復帰されるのか、休演は長引くのか、お身体は大丈夫なのかなどなど、とても心配だったのですが、早期回復に安堵しています。

 復帰は本当に嬉しいのですが、どうかご無理なさらず、千秋楽まで輝けますように。



 休演者復帰に喜びましたが、まだ全員の復帰ではありません。


 休演中の和 礼彩さん(100期)、涼葉 まれさん(103期)、纏 涼さん(108期)の3名の方々の復帰を、心からお待ちしております。


 大劇場新人公演の中止は本当にショックだったのですが、ここで花組全員が元気になって、東京では新人公演が無事に実施できますことを願っています。

 
 
 少し話は変わるのですが、最近、「新型コロナウイルス感染症法上の位置づけ」を4月1日から原則、「季節性インフルエンザと同じ『5類』」にする方向で調整に入っているニュースが見受けられます。


 昨今の公演中止は「新型コロナウイルス感染症」の類型が「2類相当」ゆえであり、本当にただの「5類」になるのならば、コロナは通常の病気として扱われ、公演中止には追い込まれなくなるかもしれません。


 と言うのも、2016年雪組公演『るろうに剣心』にて、休演者が大量発生したことがありました。


 それはインフルエンザによるものだったのですが、当時4番手だった彩凪さんをはじめとする休演者が出てもなお、代役を立て、公演が止まることは一度としてありませんでした。


 もう少し振り返ってみると、2009年の花組『外伝 ベルサイユのばらアンドレ編-』 『EXCITER!!』公演では、インフルエンザの流行により、合計10名以上の休演者が発表された衝撃を、まだ覚えています。


 ということで、休演者の大量発生は、過去振り返ると、インフルエンザ流行の際に起きているのですが、公演中止には至っていません。


 ここ数年、どれだけイレギュラーな中止が続いているか、改めて心が痛くなります。


 心が痛くなりますし、公演中止はとても悲しいのですが、だけれども、ジェンヌさんやスタッフさんの健康あってこその宝塚なので、ジェンヌさんやスタッフさんを守ることは必須です。

 ただ、ここまでの公演中止が必要なのか疑問視する声も上がっていることは確かです。


 本当にとても難しい問題だな、と感じています。


 舞台をさせてあげたいし、わたしたち観客も舞台を観たい。だけど、ジェンヌさんやスタッフさんたちの健康が第一で、決して無理をさせたくはない。


 現在は全員、この矛盾を抱えながら、公演中止に悲しんでいます。


 4月から、コロナをどんな扱いにするのか、まだ正式な発表はされていません。公演中止が起こり続けるのか、代役が増えていくのか、発表次第で変化が起きることは確実です。


 どんな決定が下されても、全員が納得する形になることは大変難しいことではあるのですが、どうか宝塚にとっていい方向に向かいますことを心より願っています。




 改めまして、花組公演復帰の5名の方々、本当におめでとうございます。休演されていた方々に、今日からたくさんの温かな拍手が送られますように。

 そして、まだ休演が続く方々が元気な姿で舞台に戻ってこられますことを、『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』がこれ以上ひと公演たりとも欠けることなく大千秋楽まで走り抜けられますことを、東京では新人公演が上演出来ますことを心の底より願っています。



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