ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

105期生が強すぎる〜宙組新公配役を見て感じたこと〜


 まずはじめに、月組 宝塚大劇場公演『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』を休演していたきよら羽龍さんが2月16日(木)11時公演より復帰することが発表されました。


 きよら羽龍さん、ショー復帰おめでとうございます!


 『今夜、ロマンス劇場で』と 『FULLSWING ! 』 のときみたいに、休演が長引き、ショーだけでなくお芝居にも出られない状態になってしまったらどうしようと本当に心配でたまらなかったので、今回の復帰発表が本当に本当に嬉しいです。


 本当に嬉しい復帰なのですが、 きよらさんは今回のショーにて激しいダンスナンバー場面に数多く出演されているので、どうか無理だけはされないよう心から祈っています。


 ですが、何より、きよらさんが役替りエトワールの担当日に間に合いそうで本当に良かったです。

 エトワール役替わりも大劇場では今日から桃歌雪さんが担当されます。素敵な桃歌さんの歌声が劇場中に響き渡りますように。

 そして、きよらさんがこのまま千秋楽まで元気と健康に恵まれ、無事にエトワールを担うことが出来ますよう心の底から願っています。




 次に、オーケストラ関係者からの新型コロナウィルス陽性確認のため、録音演奏に変更して上演されていた雪組 御園座公演 『BONNIE & CLYDE』 が、 2月16日 (木)より生演奏で上演されることが発表されました。


 オーケストラの皆様、そして雪組の皆様の元気と健康が本当にうれしいです。本当に本当におめでとうございます!


 わたくしごとですが、もう少しでようやっとボニクラ初観劇を迎えます。このまま順調に千秋楽まで公演されますことを心の底から願っていますし、彩風さんと夢白さんのプレお披露目公演を拝見できるのが本当に本当に楽しみです!




 そしてそんなおめでたいニュースが飛び交う本日、 宙組『カジノロワイヤル 〜我が名はボンド〜』新人公演一部配役が発表されました。


 ジェームズ・ボンド役(本役・真風 涼帆さん) → 大路 りせさん (105期)


 デルフィーヌ役 (本役・潤 花さん) → 美星 帆那さん ( 105期)


 ル・シッフル役 (本役・芹香 斗亜さん ) → 亜音 有星さん ( 103期)



 ということで、大路さん、美星さん、新人公演初主演・初ヒロイン、本当におめでとうございます。
 宙組さんはチャンスをたくさんの生徒さんに回してあげていて、発表のたびにとても嬉しくなってしまいます。



 さて、同期同士で新人公演主演とヒロインを担うことは、1年に1度ほどはあるものの、そこまで頻繁ではないことに、やはり105期生の方々は強いんだなあ〜という事実をひしひしと感じてしまいます。



 というのも、105期は新人公演ヒロインを担っている娘役さんがすでに4名(星空美咲さん、音彩唯さん、詩ちづるさん、山吹ひばりさん)なので、美星さんで5名に。

 また、男役では月組応天の門』にて七城雅さんが新人公演主演を担うことが決まっているわけで、大路さん決定により2名が確実となりました。


 さらに男役さんの抜擢はこれからも続くと思われ、美空真瑠さん(花)、遥稀 れおさん(月)、紀城ゆりやさん(雪)、稀惺かずとさん(星)、大希颯さん(星)、泉堂成さん(宙)などなど、各組に確実に抜擢されている目立つ男役さんが控えていて、これからますます勢いづいていかれるだろう頼もしいオーラが凄まじいです。



 そんな中でも、大路さんはとにかく目を惹く美形な男役さんで、どこにいても目立っては、気づけばわたしのオペラグラスど真ん中にいらっしゃいます。

 宙組さんは男前な男役さんが多いのに、その中でも目を惹くのは本当に凄いことだと思います。

 退団公演の新人公演主演はかなり期待されている男役さんに回ってくるイメージなので、プレッシャーもあるかとは思うのですが、初主演で一本物は大変だと思うのですが、ぜひ大路さんなりにきらきらと輝いてくださったら幸いです。



 また、美星 帆那さんは、とってもかわいらしくて、笑顔に癒される小柄な娘役さんです。

 宙組105期の新公初ヒロ候補には愛未さんもいらっしゃったと思うので、今回の抜擢にとても驚いてしまいましたが、お人形のように可愛らしい美星さんが、金髪ゴージャス美女をどのように演じられるのかとても楽しみです。


 宙組でも山吹さんなど、105期の娘役さんはすでに大活躍していらっしゃいますが、まだまだこれからが本番。廻ってきたチャンスを美星さんなりに存分に活かしきってほしい気持ちでいっぱいです。



 そして、そんな105 期初主演初ヒロインコンビを二番手役として支えるのは、昨今ら頼もしさもでてきた新人公演主演経験者の亜音 有星さんです。

 長の期ということもあり、舞台を引き締めつつ下級生の手本となりながらも、亜音さん自身の魅力を存分に発揮して欲しいと思います。



 はてさて、本当に105期生の強さに唸るばかりなのですが、 期で推されているだけでなく105期生の男役さんしかり、娘役さんしかり、それぞれがしっかり個々で抜擢されるだけの魅力を発揮しているのはとても素晴らしいことだと思います。


 このまま105期生たちには羽ばたき続けてほしいのはもちろんのことなのですが、105期生が数多く抜擢されることは、他の期の生徒さんが抜擢されにくくなることの裏返しでもあります。

 これが抜擢に人数制限のある宝塚の複雑なところでございまして……。


 というのは、105期のひとつ上の期である104期については、新人公演ヒロインを都姫ここさん、美羽愛さん、きよら羽龍さんの3名の方々が担ってきたものの、まだ新人公演主演経験者が出ていない期です。


 わたしは 105期の皆様のことが大好きですが、新人公演に出演される103~104期、そして106~108期の皆様のことも大好きです。


 抜擢人数が多くなるほど88期や95期などと同様、「期の人気」というものが盛り上がりますし、それはとても良いことなのですが、どうか、その生徒さんが何期であっても、その生徒さんの実力と努力にしっかりと見合った抜擢がありますことを心の底から願っています。

 その上で、実力派揃いの104期生の男役さんにも、新人公演主演が回ってきますことを心より祈っています。



 改めまして、大路さん、美星さん、新人公演初主演・初ヒロイン、本当におめでとうございます。

 おふたりにとって、そして宙組下級生の皆様にとって、本新人公演がかけがえのないものになりますことを、そして東西ともに新人公演が無事上演されますことを心の底から願っています。



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