ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

雪組新公一部配役と月組組本の表紙発表と花組別箱配役についての話


 先ほど、4/13(木)発売ザ・タカラヅカ月組特集、いわゆる月組組本の表紙が公開されました。


 落ち着いているのに知的で、なおかつ幸せオーラあふれる月城かなとさんと海乃美月さんの美しすぎる表紙が本当に最高すぎて心臓が高鳴りました。

 今の月組らしい、やわらかくてあたたかみのあるトップコンビの素敵な雰囲気が表紙越しに伝わってくるようで、なんだか泣きそうなほど幸せな気持ちになってしまうのですが、月城さん、海乃さん、おふたりらしさ全開の素敵な表紙を本当にありがとうございます!


 表紙がすでにとっっっても最高なのですが、中身含めてどんな最高の一冊になっているのか、今の素敵な月組をふんだんに詰め込んでくださっているだろう組本を手に取れる日が今からとってもとってもとっっっても楽しみです!




 そして、月組組本の表紙に心ときめく本日は花組『二人だけの戦場』その他配役発表とともに、雪組『Lilacの夢路』新人公演一部配役が発表されました。



 まずは、花組『二人だけの戦場』その他配役発表についてなのですが、『二人だけの戦場』は再演になります。

 がしかし、恥ずかしながら本演目を拝見したことがなく、役名を見てもどんな役柄かさっぱり分からないのが現状でして。

 分からないなりにも、個人的に大好きな湖春 ひめ花さんと、気になっている鏡 星珠さんに役がついていたことがとても嬉しかったです。

 『舞姫』のように、配役一覧とともに役ごとに説明がついていたら有難いなあとわがままなことも感じてしまいましたが、今の花組ならではの『二人だけの戦場』を拝見できます日が今からとても楽しみです!




 さて、次に雪組『Lilacの夢路』新人公演一部配役が発表されたのを見ていきたいのですが、



 ハインドリヒ役(本役・彩風 咲奈さん) → 紀城 ゆりやさん (105期)


 エリーゼ役 (本役・夢白あやさん) → 音彩 唯さん ( 105期)



 ということで、紀城さん、音彩さん、新人公演主演・ヒロイン決定おめでとうございます!


 紀城さんは初めての新人公演主演、音彩さんは3度目の新人公演ヒロインということで、本当におめでたいと同時に、やっぱり105期の強さに眩しいほど圧倒されてしまいます。


 というのも、同期同士で新人公演主演とヒロインを担うことは、1年に1度ほどはあるものの、そこまで頻繁ではないんですね。

 しかしながら、宙組カジノ・ロワイヤル』にて、大路さん、美星さんという105期ペアが担うのに続く形となり、宙組雪組ともに、新人公演主演ヒロインが105期で埋め尽くされています。

 さらには宙組のひとつ前、月組公演『応天の門』の新人公演主演も105期の七城雅さんという、もはや快挙とも言えるような圧倒的な強さを感じずにはいられません。



 105期生はこの春から研5ではありますが、既に105期は新人公演ヒロインを担っている(もしくは決定している)娘役さんがすでに【星空美咲さん、音彩唯さん、詩ちづるさん、山吹ひばりさん、美星帆那さん】で5名いらっしゃいます。


 また、男役では【七城雅さん、大路りせさん】そして今回【紀城 ゆりやさん】に決定した結果、3名が確実となりました。


 さらに男役さんの抜擢はこれからも続くと思われ、美空真瑠さん(花組)、稀惺かずとさん(星組)、大希颯さん(星組)、泉堂成さん(宙組)などなど。

 各組に確実に抜擢されている目立つ男役さんが控えていて、これからますます勢いづいていかれるだろう頼もしいオーラが凄まじいです。



 そんなホープが多い105期生ですが、とりわけ紀城さんは華のあるジェンヌさんだと感じています。

 目を惹かれることはもちろんのこと、前回の雪組新人公演である『蒼穹の昴』では、和希さん演じる順桂役をしっかり演じきっていて、歌声もとても伸びやかだったように思います。

 初めての新人公演主演ではありますが、頼もしい音彩さんとともにどんなふうに雪組新人公演の舞台を引っ張っていくのかとても楽しみです。


 また、3回目の新人公演ヒロイン音彩さんについてですが、この間の雪組別箱公演『海辺のストルーエンセ』でも、とんでもないほどのヒロイン力を発揮してくださっていた、まさにヒロイン中のヒロインのような娘役さんです。


 頼もしい限りの存在ですし、夢白さんのお役をどんなふうに演じるのかとても楽しみですし、個人的に大好きな娘役さんなのですが、しかしながら音彩さんは実力も経験も既にかなり高いところにありますので、こんなにも早く3回目を持ってこなくても、他の雪組下級生にヒロインを振ってあげても良かったんじゃないかなあ〜とも感じてしまったのが本音です。


 音彩さんのヒロインが嬉しいのも本音なのですが、雪組は新人公演ヒロインが他の組に比べて少ないように感じるので、上手にチャンスを回してあげてほしいなあと思ってしまう気持ちがあります。

 最近は下級生たちの勿体無い退団というものもありますので、そうならないようにチャンスを回せるうちに回してあげてほしいな、と。いちファンとしては感じてしまいましたが、でも音彩さんのヒロインがまた観れるのも嬉しいので、矛盾していて申し訳ないですが、音彩さんのエリーゼがとても楽しみです。



 また、今回気になったのは、主な配役は朝美さんのフランツ役含めて3人だったのですが、今回は二番手役の発表がありませんでした。
 だいたい新人公演の主な配役は(多くなければ)すべて同時に発表されているので、珍しいなあとは感じたのですが、素敵な男役がたくさんいるから迷っているのかな?とポジティブに捉えようと思います。



 はてさて、本当に105期生の強さに唸るばかりなのですが、 期で推されているだけでなく105期生の男役さんしかり、娘役さんしかり、それぞれがしっかり個々で抜擢されるだけの魅力を発揮しているのはとても素晴らしいことだと思います。



 改めまして、紀城さん、音彩さん、新人公演初主演および3度目の新人公演ヒロイン、本当におめでとうございます!


 紀城さん、音彩さんを中心とした『Lilacの夢路』新人公演が、雪組の皆様ひとりひとりにとってかけがえのない大切で最高の公演になりますことを心の底より願っています。



 そして、星組『1789』も105 期主演が続くかなと予想しているのですが、2023年の後半にかけては、ラストチャンスである103 期生にもしっかりとチャンスが回ってきますことを心の底より祈っています。




 最後に。月組組本の幸せオーラ全開の表紙のおかげで幸せな気持ちが止まらないのですが、明日からはいよいよ月組応天の門』『Deep Sea - 海神たちのカルナバル-』東京宝塚劇場公演が初日を迎えます。

 無事に初日の幕が開くのはもちろんのこと、新人公演含め初日から大千穐楽まで無事に上演し続けられますことを、退団者の皆様が無事に大階段を降りてこられますことを、何より月組の皆様、スタッフの皆様が元気と健康に恵まれ続けますことを心の底より願っています。


 月組の皆様の明るい笑顔が、東京宝塚劇場で花開きますように!

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