ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

イメキャ就任と花組は大健闘していると思うチケットの話


 まずは本日、岩谷産業株式会社さんが、真風涼帆さんの退団にともない、星組の暁 千星さんを新たなイメージキャラクターとして起用することを発表されました。


 暁さん、イワタニのイメージキャラクター就任決定おめでとうございます!

 そして、真風さんファンの皆様、バトンを繋いでくださり本当にありがとうございます。


 イワタニさんは宝塚ファンにとっても寄り添ってくださる素晴らしいスポンサーさんで、しかもこれまでめちゃくちゃ格好いい真風さんを提供してきてくださったので、めちゃくちゃ格好いい暁さんが提供されるのだと思うともう幸せな気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございます。


 暁さんがこれからますます星組にて輝きを増していかれますことをいちファンとして心の底より願っていますし、これから発表されるだろうさまざまな広告もとっっっても楽しみです。ガスコンロ買わせていただきます。(また、星組さんのananも無事発売しそうで良かったです!)




 さらに本日、元花組トップスター明日海りおさんの、芸歴20周年を記念したアニバーサリーコンサート 『ヴォイス・イン・ブルー』のゲスト出演者が発表されました。


【東京ゲスト出演者】

 井上芳雄さん (9月15日)、 浦井健治さん (16日昼)、 上原理生さん( 16日夜) 、平方元基さん ( 17日)、 田代万里生さん (18日昼) 蘭乃はなさん&花乃まりあさん&仙名彩世さん&華優希さん ( 19日 )


【大阪ゲスト出演者】

 山崎育三郎さん (22日) 古川雄大さん (23日夜、凪七瑠海さん(宝塚歌劇団/24 日)。



 ということで、あんまりに豪華なゲストの方々の大集結に思わず拍手してしまいました。凄いですね!

 特に、 東京千秋楽に歴代の明日海さんの相手役が全員集合するの本当にちょっと眩暈がするくらい楽しみなのですが、お願いですからこの夢の大集結、配信してくださいませんかね??? ダメですかね???


 また、明日海さんと同期である凪七さんが大阪千秋楽にご出演されることも発表されました。

 宝塚の現役スターさんが退団されたジェンヌさんのソロコンサートに出演するのは史上初めてのことだそうです! 専科生としてそういう活動も可能になるということに期待が膨らむ一方なのですが、水美さんと瀬央さんもこの先専科生として幅広くご活躍されたら大変嬉しく思います。


 大劇場月組公演期間中なので東京に駆けつけることは難しそうなのですが、梅芸にはぜひ足を運ばせていただきたいです。

 明日海さんのコンサートがとにかく楽しみですし、ゲストの方々とどんな掛け合いをされるのかもとてもとてもとっても楽しみです!(配信発表も待っています!)

 



 ということでですね。明日海さんのコンサートが楽しみで楽しみで仕方がないのですが、明日海さんもトップを担った花組にて、昨日よりはじまったものと言えば、花組宝塚大劇場公演 『鴛鴦歌合戦 』 『GRAND MIRAGE!』 のチケット先着販売です。
 


 この先着販売状況について「星組はあんなに大変だったのに花組はまだ余ってるじゃん」みたいな声が聞こえてきて、(そんなの演目も公演日数も違うんだから仕方ないだろ〜〜〜〜〜!!???) という過保護な気持ちが破裂しそうになりましたので、本日は少しばかりその話をさせていただきたいと思います。


 そもそも今回の花組公演は、「水美さんが専科に異動した後」かつ「トップコンビのお披露目や退団公演でもない」かつ「低予算演目で大劇場一か月+一週間の公演日程」かつ「日本物公演」なのですよ。


 諸々を総合的に判断しても、土日完売で平日もかなり✖️がある時点で、今の販売状況はかなり大健闘していると思います。 むしろ、花組さんここまでよく売ったなあ〜〜〜やっぱり柚香さんと星風さん率いる花組はすごいなあ〜〜〜と、わたしは感心すらしてしまいます。今の花組の集客力は本当に凄まじいです。

 ので、この大健闘を考慮せずに単純に 「花組チケット余ってるから人気ない?」 みたいな答えの導き方されたらもう 「シャラップ!!!」と叫び出したくなりますね。


 前回の星組公演が激戦だったから比べたくなるのは分かるんです。もちろん星組さんの 『1789』 のチケットの売れ行きはそれはそれは凄かったです。

 凄かったですけど、8年ぶりの再演大人気ミュージカルで、 有沙さん等星組の宝塚のような方々の退団公演で、 瀬央さんの星組生としてのご出演はラストかもしれなくて、タスペなどがなければ2023年の礼さんの舞台を観る最後のチャンスかもしれなくて、極めつけは公演期間が一か月なわけです。


 一か月間公演だと、およそ公演数は44公演 (新人公演を除く)

 一か月+一週間の公演だと、およそ公演数は54 公演 (新人公演を除く)

 そして大劇場の座席数はSS〜B席(立ち見は除く)で合計2550席。


 すなわち、44公演だと総販売座席が 「112200席」 に対して、 54 公演だと 「137700席」。 つまり、「25500席」 も販売座席が多いわけです。

 一ヶ月公演よりさらに2万5千人分のチケットを売らないといけないって大変だと思うんですよ。しかもこれが立見席をいれるとしたら販売チケット枚数はもっと増えます。


 そりゃあ星組 『1789』 なら54公演でもチケットがあっという間に完売したとは思います。

 思いますが、花組だって例えば演目が『エリザベート』 なら、 54公演あってもチケットはあっという間に完売していたと思います。


 そういう差は、冷静に考えれば、 組の人気だけでなく、 演目によっても出てくるものだと思います。どんな公演だって完売したら一番いいわけですけれど、 低予算演目でこの公演数を即完売させなきゃ組人気がないなんて決めつけるのはあんまりに酷な話だと個人的には思います。


 なのにいちいちいちいち、チケット余ってるね〜どうしたの〜と煽られたら(わざわざそんなこと口にしなくていいのにな……)の気持ちでいっぱいになります。次の月組も54公演あるので、同じようなことを言われるんだろうなあと今から肩を落としてしまいます。


 ということでね、わたしたちファンがどれだけ楽しみにしていても、注目度が低いかつ面白いか分からないのに大劇場の公演数が多い演目っていうのは、先着が完売しなかったり、 公演が始まってからでもチケットが残っている状況だったりします。


 さまざまなことを考慮せず、チケットが残っていることをぜ〜んぶトップさんをはじめとする組の人気として捉えるのはズレてるなと思いますし、そんなところでマウントを取り合うのはやめよう……全組ファンとして心苦しいんだ……の気持ちでいっぱいです。


 あ、宝塚観たいなあ〜で、ふらっと気軽に立ち寄れるような公演だって、新規ファン獲得のためには大事だと思いますしね、そう言った意味でも、こういう販売状況になるのは劇団側は織り込み済みなのではないかな?とも感じした。


 とりあえず、 わたしはチケットが即完しなくても今回の花組公演がとっても楽しみですし、チケット追加できて嬉しいですし、なによりここまでチケットをさばいている花組さんは本当にめちゃくちゃ大健闘していると感じるので、凄いなあ凄いなあと思います。



 と、ここまで記してきましたが、花組さんへの過保護が発動して大人げなくモヤモヤをぶつけてしまい申し訳ありませんでした。

 幕が開くまでどんな二本立てになるのは分かりませんが、「チケットいっぱい取っとけばよかったなあ」とたくさんの人が思うような、「チケットあるならリピートで買おうかな!」と思わせてくださるような素敵な公演になりますことを心の底より願っています。


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