まずはこちらのニュースについて。
『西宮労基署が宝塚歌劇団に是正勧告 劇団員急死で調査、阪急電鉄「適切に対処する」 』(https://www.sankei.com/article/20240906-L6PLX5QDC5IQTNWBPMAZW2EB3I/)
『宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組劇団員の女性が昨年9月に急死した問題を受け、劇団員らの労働実態を調べていた西宮労働基準監督署(同県西宮市)が、歌劇団に是正勧告したことが6日、分かった。
勧告は5日付。
内容について同社は「監督官庁や専門家の指導も頂戴しながら、可能なタイミングで説明する」として明らかにしていない。
労基署は昨年10月以降、複数回にわたり歌劇団に立ち入り調査を実施し、法令違反の有無などの確認を進めていた。
同社と歌劇団は「是正勧告を重く受け止め、適切に対処するとともに、現在進めている改革に向けた取り組みを続けてまいります」とのコメントを発表した。』
ということで、労基からの是正勧告を受けた発表がありました。
労基から公式的に過重労働や不当労働が認められたということは、フリーランスとしてジェンヌさんたちが劇団の都合のいいように搾取され続けていたことを意味すると思います。
労基は勧告を出してくれましたが、実際にジェンヌさんの労働者としての正当な権利を守れるかどうかは劇団および阪急の考え方次第です。
私たちファンは適切に対処するという言葉をどうかきちんと遂行してくれと願うことしかできませんが、ジェンヌさんひとりひとりにとって働きやすい環境が整いますことを心より祈りたいですし、それが安定するまで労基の監視が続いてほしいなと思っています。
そしてこの是正勧告と切っても切り離せなかったのが新人公演なのですが、そんな本日は花組新人公演の配役発表がありました。
アザゼル 美空真瑠さん(105期)
エレナ 初音夢さん(105期)
ということで、美空さん新人公演初主演おめでとうございます!!!
さらに初音さん、新人公演初ヒロインおめでとうございます!!!
昨日105期のことを記したばかりでしたが、やっぱり美空さんに主演が回ってきましたね! ブーケを並べて世界記録に挑戦しようの特別ゲストにも選ばれていた美空さん。
個人的にはもっと早い抜擢でもいいと思っていたので、やっとかー! と思いつつも、しっかり選ばれてよかったです! おめでとうございます!
そして驚いたのがヒロインがまた105期だということ!
私としては宙組105期の美星さんが新人公演ヒロインに選ばれたときも、105期やばいな!? と思っていたのですが、まだヒロインも増えるとは恐れ入りました……。でも初音夢ちゃん密かに期待していたのですごくすごく嬉しいです! おめでとうございます!!!
え? これで105期って、新人公演主演抜擢が美空真瑠さん、七城雅さん、紀城ゆりやさん、稀惺かずとさん、大希颯さん、大路りせさん、泉堂成さんの7人になって。
新人公演ヒロイン抜擢が、星空美咲さん、初音夢さん、音彩唯さん、詩ちづるさん、山吹ひばりさん、美星帆那さんの6人になるでファイナルアンサー???
いやー……。改めてすごいなあ……。ちなみに泉堂成さんは本番で主演を経験できてはいないので、お正月の新人公演で主演に選ばれるのかな? と私は勝手に思っています。
あと、凪七さんのフェデリコ役の夏希真斗さんも105期男役なので、なんだかもう105期フィーバーが止まらないし、その勢いのまま進め!!!!!と応援したいなと思います。
ただ、今回の花組公演は、綺城さんの役と聖乃さんの役もかなり美味しそうな役なんじゃないかな? と個人的に思っておりまして。
そして確認してみたところ、
綺城さんのラファエル役を遼美来さん(106期)
聖乃さんのラウロ/フラウロス役を鏡星珠さん(106期)
ということで、この106期男役対決もなかなか見どころなんですよね!!!
劇団がしっかり推してる鏡さんと、アルカンシェルで永久輝の役に抜擢された遼さん。いずれどちらも主演を取るかも?なんてワクワクをここでも膨らませておきたいなと思います!
それにしても人物相関図を見て、永久輝さんと綺城さんを同期設定にするなんて、ほんまにタカヤ先生さエモいことをしてくださる!!! ってときめきました。
綺城さんのことを、永久輝さんを支えるための同期要員、みたいに言われるのは嫌だけど、舞台の中で同期として存在するエモさは凄まじいものがあるなと思います!
ちなみに私は湖春ひめ花ちゃん(106期)の新人公演ヒロインを永遠に諦めていないのですが、今回の新公の役が詩希さんの「ウタエル」役なの、まんますぎて面白いなあと改めて思いましたし、素敵な美声が響くシーンを楽しみにしていたいと思います!
ということで、是正勧告のニュースを見たばかりなので新人公演、芸事に関係ない雑務の負担が減ったことを祈るばかりなのですが、個々が向上できる素敵な新人公演になりますことを心の底より祈っています。