ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

そうだった!複雑・華世京さんの爆進と105期男役に思いを馳せる話


 そうそうそうそうそうだった! 数日前にブックマーク発売ラインナップが発表されてその話をしたいんだった!!! ということを思い出したのでその話をさせていただきたく。


花組】 (6人) 永久輝さん、 星空さん、 紫門さん、 綺城さん、聖乃さん、 一之瀬さん


月組】 (6人) 鳳月さん、 天紫さん、 夢奈さん、 風間さん、礼華さん、 彩海さん


雪組】 (6人) 彩風さん、 夢白さん、 朝美さん、 諏訪さん、縣さん、華世さん


星組】 (5人) 礼さん、 舞空さん、 暁さん、 極美さん、天飛さん


宙組】 (7人) 芹香さん、 春乃さん、 桜木さん、 瑠風さん、 鷹翔さん、 風色さん、 亜音さん


【専科】 (3人) 凪七さん、 水美さん、 瀬央さん



 以上、今回は合計33名のブックマーク2024が9月7日に発売されます。


 2024年3月に発売されたポケカレと比べると、退団者やトップコンビの代替わり他、風色さん、亜音さん、華世さんが新しくメンバーに入った形になるでしょうか。


 宙組は、 パウ主演した風色さんだけではなく 「亜音さんも推します」 という明確な意思が強く伝わってくるなあ、と。


 もしも風色さんパウが前回出来ていたら、 今回の別箱は亜音さん主演もありえたのかな? なんてことも思いました。



 まあでも目を見張るのは華世さんですよ!


 新公2回主演の天城さんや、ヒューチャーされがちな105期の男役を全員抜いて、 華世さんがブックマーク発売の仲間入り。


 強い強いとは思っていたけれど、 これは格が違うくらい新公学年たちの中では強いのだろうな、と改めて思いました。


 雪組は彩風さん退団後、 別箱主演経験者が朝美さんと縣さんのみになりますが、 華世さんを超早期に抜擢していくにはこれくらい風通しが良い方が都合がいいのかなと思ったり。


 さまざまな機会で彩風さんとのシンデレラストーリーを見せてくれる華世さんは宝塚を志した背景すらばっちりであり、ビジュアル・歌・芝居文句なしでしょうし、これは軽やかに駆け上がるのかなと思いました。



 ただ、ただ、そうなってくると、私はものすごく紀城ゆりやさんが勿体ないと思うんですね……。



 先日発表された宝塚卓上カレンダー。 若手が掲載されるカレンダーなわけですが、2025年カレンダーには新人公演主演を経験した105期が6人選ばれています。


 けれどもけれども、飛ぶ鳥を落とす勢いの 105 期娘役たちとは違って、105 期男役たちはまだ劇団にモーターをつけてもらいない雰囲気。気づけば105期御曹司が不明なまま新公ラストイヤーの年も近づいています。


 そんな中、105 期の中で1番にスチール発売と階段降りを果たしたのは紀城ゆりやさんです。


 ただ、それなのに、強さを感じない。むしろ同じ 105期である月組の七城さんと星組の稀惺さんの方が、 劇団から推されているような雰囲気を感じます。


 それはなぜなのかを考えると、今回ブクマラインナップにも登場したように、ひとつ下の期である華世さんが強すぎるからなんですよね。


 スチールすら、紀城さんより前の公演で華世さんは発売されていて、紀城さんより華世さんが強いという事実が配役含めとてもはっきりしています。


 105期の中ではスチールや階段降りが一番のスターでも、組の中に自分より強いポジションの下級生スターがいるというのは、なかなか難しい案件でございまして。


 例えば、雪組で1期違い、同じシチュエーションに当てはまるのは、彩彩コンビと呼ばれていた彩凪さんと彩風さんでしょうか。


 どちらも雪組に欠かせないポジションでしたが、いつのまにか階段降り学年逆転を起こしたのがこのふたり。あのとき彩凪さんが彩風さんに抜かれる前に組替えをしていたならば、どうなっていたんだろうな……と私は正直思います。


 華世さんのスター性・舞台技術の高さは本当に素晴らしく、 未来が楽しみで仕方ありません。 ただ、それと同じくらい、 私は紀城ゆりやさんも素晴らしい男役だと思っておりまして。


 下級生である暁さんの抜擢に押されていた朝美さんが組替えでトップの座まで掴んだように、強すぎる御曹司の上にいる学年の生徒さんは組替えでチャンスをつかむことがひっきりなしです。


 なので、当面の組替えがないとか言っているけれど、紀城さんをあげるには、 105期組替えは待ったなしかな、と。



 ただ、105期新公主演は花組あたりでもうひとり増えるかな? と思っていますので、新公ラストイヤーが終わった頃に起きるかな? とも思っています。



 最近の宝塚はぎょっとするような早期抜擢こそ減ったものの、そういうった刺激が大切な組織でもあります。反対に、旬を逃すことは大きな痛手にもなりますので、そろそろ劇団には105期にもモーターをつけてあげてほしいなと思いました。


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