ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

貸切公演がひとつなくなるかもしれない話


 わたくしごとながら、今日が花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』および『Fashionable Empire』のマイ楽です。


 先ほどマチネを観劇させて頂いたのですが、リストもファッショナブルも大好きですね〜。
 生田先生の演出が大好きだし、稲葉先生のショーの主題歌は耳に残るし、今の花組の若さと格好良さと可愛らしさが、本当に大好きだな〜と、観劇後の今、胸がアツアツになりました。

 柚香さんと星風さんを中心に下級生まで光り輝いていてこの帝国に住みたいNo. 1って感じでした。ありがとうございました。


 退団される芹尚英さんが休演していることだけは、考えれば考えるほど切なく、とても寂しいのですが、どうかどうか、また元気な姿を拝見できることを願っております……。



 そして、ソワレの公演こそがマイ楽なわけなのですが、今日のソワレは楽天グループによる貸切公演です。


 はてさて皆様、今回の楽天貸切公演のチケットが、たくさん転売されていたことはご存知でしょうか。
 チケット転売問題、本当になくならくて、むしゃくしゃしてしまいますね……。


 まず、5月20日、楽天は、当選者に向けて当選メールを送ってくださいました。
 その文言の中に、「やむをえず当選を辞退される場合は、辞退のご連絡をお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡をお願いいたします」と記されていました。


 普通はない配慮なのですが、わざわざ問い合わせフォームを作成してくださり、行けない人の代わりに、誰かが再当選できる仕組みをつくってくださっていたのです。

 この仕組みに、わたしはとても感激しました。キャンペーンに応募したのを忘れていて、用事を入れたのに当選した方などが、これでチケットを無駄にしなくて済むからです。



 それなのにも関わらず、行く気もないのに辞退をせず、オークション等で転売する人たちが現れました。



 この度の楽天さんは、とんでもないほど、配慮をしてくださいました。普通の貸切公演ならば、辞退からの再抽選などありません。辞退の申し出自体、滅多に出来るものではないのです。


 しかし、そのような違反行為が確認され、楽天は6月22日、応募者全員に転売等に関する注意喚起のメールを送る事態となりました。


 転売しないでくださいというお願いを、どうして守ることが出来ないのか、ほとほと呆れるしかありませんでした。

 楽天は出品者を特定するようなので、オークション等に出品した人間が、この先、楽天貸切に当選することはないのだろと思います。


 その特定の方々が自業自得で抽選に当たらなくなるのは良いことなのですが、楽天貸切が、この先なくなるかもしれないことが、わたしはとても悲しいです。


 だって楽天さんは、チケット送付の際、同封のチラシが折れないように、大きな封筒で送ってくださいました。しかも、クリアファイルに入れて、です。

 普通、貸切公演のチケットが送られてくるとき、チラシは三つ折りにされているんですね。

 クリアファイルに綺麗にしまわれ、柚香さんたちの顔にシワひとつないチラシが届いたとき、本当に嬉しかったです。チラシひとつだって大切に扱ってくださるその姿勢に、感謝の気持ちでいっぱいになりましたし、とても感激いたしました。



 宝塚を、もしくはミュージカルを大好きなスタッフさんたちが携わってくださっているのかもしれない。だから、こんなにも沢山の配慮をしてくださっているのかもしれない。

 転売した方々は、そんな配慮いっぱいの気持ちを裏切る行為をしました。これは、この先楽天さんの貸切公演が無くなっても仕方ないような行為だったと思います。本当に悲しく思います。



 辞退申し出の配慮も、チケット送付の際の配慮も、当たり前ではない、「とてもよく考えてくださった結果」だったと思います。それなのに、違反者が出たこと、本当に悔しく思います。この先、同じことが繰り返されないよう、ただただ祈るばかりです。


 さて、そんなこんなで今から楽天グループの貸切公演があります。燕尾服を着たパンダがお迎えをしてくれています。

 たくさんの配慮をしてくださったこの公演で、わたしはせめて、大きな拍手をすることしか出来ませんが、精一杯大きな拍手をして、楽天による花組貸切公演を盛り上げさせて頂こうと思います。



 それでは、これからも宝塚と楽天の縁が切れないことを祈りながら、大好きな音くり寿さんをこれでもかと目に焼き付けたいと思います。


 マイ楽、行って参ります……!



にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

宙組『カルト・ワイン』と栗田優香先生について

 桜木みなとさん主演、宙組梅芸DC『カルト・ワイン』の初日の幕が、今日無事に開かれました……! おめでとうございます!


 そして、ようやっと、わたしも『カルト・ワイン』を観劇させていただきました。わーい! カルトワインで乾杯〜!


 いや〜満足しましたね〜。面白くて明るくて楽しいミュージカル観た〜! という感情で、今とても元気です。脚本・演出・役者、すべてが揃った最高の舞台でした。


 予習もネタバレもなく、頭を出来るだけ空っぽにした状態で、たくさんの人に観ていただきたい……と感じさせる作品でした。

 なんかこう、「今日、カルト・ワイン観に行かない?」って誰かを気軽に誘って、足取り軽く観に行きたくなるような、ロングランをしてほしいと思わせてくれる公演内容でした。(※ただいま、精一杯ネタバレをしないように頑張って感想を記しています)


 事前予習もネタバレもいらないというとは、舞台を観ていて何の引っかかりもなかったということです。つまりは、セリフのチョイスや演出、そして構成が本当に素晴らしいということの裏付けでもあります。


 いやはや、栗田先生への感謝が、とどまることを知りません。


 ジェンヌさんたちがどれだけお芝居がうまくて、歌がうまくても、脚本・演出がイマイチなら、 ジェンヌさんたちはその「脚本・演出のイマイチさを補うこと」から始めなければいけません。

 つまり、「マイナス地点からのスタート」を余儀なくされる作品というものがあります。宝塚の作品の中で、これに当たるものをわたしはいくつも思い浮かべることができます。



 リピーターおよび特定のジェンヌさんを応援する目的を持つ宝塚は特に、「これはあんまりだよ」 という脚本・演出でも、商売として成り立ってしまいます。なんなら、難ありのオリジナル脚本にも「良いところを見つけ出してもらえる」まであるのです。
 だから、そういう類が懲りずに採用される悪循環も無くなりません。


 何度も観れば、観れば観るほど楽しくなるのは、そこから長所を抽出していくのは、まさに 「宝塚の観劇スタイル」 に合っているのかもしれません。

 脚本演出にはがっくりでも、その作品を頑張って良いものに仕上げようとするジェンヌさんは応援したい。

 だから、わたしたちは、宝塚で「脚本演出がイマイチな作品」も、何度も何度も観劇してしまうわけですが。いわゆる「トンチキ作品」を愛してしまうわけなのですが。トンチキ作品も、楽しんでしまうわけなのですが。



 だけれど、やっぱり、「ジェンヌさんはもちろんのこと、脚本・演出も最高だった」と言える作品が回ってきて欲しいんですよ。
 

 一度の観劇で、 「わたしはとても良いものを観た」と思える公演は、舞台の理想形だと思うんです。
 一度の観劇で、自分の中で落とし込める作品。そして、そういう作品が、宝塚の中で増えていくたび、わたしたちは喜ばしい気持ちになっていくわけなのですが。


 今回の『カルト・ワイン』 は、 間違いなく、そんな作品のひとつとなりました。


 つまりは、「このジェンヌさんが出ているから好き」 だけではなく、「このミュージカルが好き」 と思わせる脚本と演出でした。脚本演出音楽、何もかもが粋で、何もかもが素晴らしかったです。


 そして、その素晴らしい脚本と演出は、主演の桜木みなとさんをはじめとする、 宙組生の皆様のレベルの高さによって、思いっきり開花できたように感じます。宙組の皆様、本当に素晴らしかった……。セリフの聞き取りやすさはもちろん、何をやらせても上手い方たちの多いこと!


 導入や話の進め方が上手く、次はどうなっていくのだろうという「引き込ませる力」が素晴らしく、飽きのこない脚本。皆さんのお芝居と歌が絶品で、そんな彼女たちの芝居を邪魔しない巧みな演出の数々。


 前作『夢千鳥』とはまったく異なる、新たな世界観の提示。


 栗田先生は、眠くなったり、セリフが長ったらしく感じるような「飽きが来るタイミング」を回避させるのがとても上手な演出家だと思います。
 ネット社会の現代において、「刺激や情報を常に求めてしまうこと」は現代人の性質になりつつありますが、まさに「そんな今のわたしたち」にぴったりなリズム感の脚本を書ける方なのだと、 本当に深く深く感心してしまいました。



 予習も復習もなにもいらない。 事前情報ゼロで楽しめる。 まさに、理想の舞台。そして、下級生まで幅広く役を与え、 動かすその力。


 栗田優子先生、本当に素晴らしいです。


 そして、そんな素晴らしい脚本・演出に全力で応える宙組の皆さま、本当に本当に最高でした。



 せめてもう一度、この素晴らしい公演を浴びたかったのですが、 もうチケットがないので、配信日である7月7日に慌てて有給をとりました。


 昨今、花組月組も別箱はすべて土日配信だったのに、なぜこの素晴らしき作品のライブ配信が土日ではないのか。


 千秋楽配信は嬉しいのですが、ロマンティックな宝塚、七夕を祝日と勘違いしているのでは??? と勝手にいらぬ心配をしました。

 学生さんもまだ夏休みではないので、平日のこの時間、配信を視聴できる層が少なそうなことが(勿体ないな〜)と感じてしまいます。

 ですが、社会人は土日休みではなく平日休みの人もたくさんいらっしゃるので、平日休みのたくさんの人たちが視聴してくださったら嬉しいなと思いました。言うて、わたしも滑り込むように有給をとったので、がっつり配信を楽しませて頂こうと思います。



 頭をからっぽにして、 ただただ楽しめる舞台。 栗田先生、 宙組の皆さま、素敵な舞台を本当にありがとうございました。 出来ることならば、この世界観をネタバレなしでお楽しみください。
 桜木さんと瑠風さんのバディ、新鮮で大変良きでしたということだけは記させてください。本当に良きでした。



 ずっと楽しみにしていた公演が、こんなにも素敵なミュージカルだったこと、 本当に嬉しく思います。



 栗田先生が大劇場デビューした際、装置や、役の増加にどう対応するのか。 個人的には、とても期待できると感じておりますので、 早めの大劇場デビューを待っています。



 この素敵で素晴らしい公演である『カルト・ワイン』が、このまま千秋楽まで突っ走れることを願っています。本当に最高の梅芸DC初日でした。

 宙組の皆様、栗田優香先生、関わった全ての方々、素敵な作品をありがとうございました! 


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

あれもこれも気になる話

 昨日は星組東京新人公演の日にも関わらず月組大劇場演目発表があり、花組本発売のお知らせまで流れてきて、個人的には大忙しの1日でした。


 それらについて深掘りしたいなと思っていたら、今日は7月1日。
 つまり、スカステ開局20周年のスペシャルデーのため、たくさんのジェンヌさんのお顔とメッセージを拝見。

 ツイリーの使い方が皆様おしゃれで個性が出ていてとても素敵でした。(スカステを加入している方々、ツイリーの応募が出来ますのでぜひ確認してみてくださいね)


 そしてそれに伴い、グランフロントのイベント「タカラヅカ・スカイ・ステージ」開局20周年記念イベント「これからもI NEED YOU」が開始(2022年7月1日(金)~7月10日(日))

 パネルやフォトコーナーなど、宝塚好きにはたまらない仕様になっているので、行ける日が今から楽しみです。



 月初の恒例と言えば、8月のスカステラインアップ発表なのですが。
 8月は月城さんのLOCK ON!や芹香さんのCAST(しかもゲストが鷹翔さん、水音さん、山吹さん)などこれまた見所たくさんで楽しみです。



 さらに、ODYSSEYのライブ中継・ライブ配信の日程が発表されました。(配信日は8月7日・13時の千秋楽公演です)
 奇跡的にギャツビーの予定を入れていない日なので、映画館で雪組さんを堪能しようと思います。


 雪組さんと言えば、先日退団された綾凰華さんが今日からインスタを始められました。退団されても綾さんはとてもお綺麗で、お元気な姿を拝見でき、とてもうれしかったです。



 そして、真風さんがananスペシャルエディション版の表紙を飾ることが発表!
 表紙が既に公開されているのですが、めちゃくちゃ格好いい真風さんがまたしても爆誕しているので、皆様ぜひチェックして、確実に手元に欲しい方はネットでのご予約をおすすめします。(※予約する際、通常盤と間違えないようご注意ください)



 そしてそして、専科の紫門ゆりやさんと凛城きらさんがMCを務める生放送企画「20周年ありがとう!! 感謝の笑顔をあなたに…」が先ほど放送されました。

 真風さん潤花さんを中心とする宙組の皆様が生出演してくださったのですが、笑顔いっぱいでとても素敵でした。

 過去映像やVTRを挟みつつ、宙組さんの仲の良さそうな雰囲気をいっぱい味わえて楽しかったです。宙組の皆様、専科のお二方、遅くまでお仕事お疲れ様でした。





 昨日も今日も盛りだくさんすぎて、何から話せば良い!? という感じなのですが、あれもこれも気になる、話題に事欠かない宝塚、本当に最高のエンターテイメントだなと惚れ惚れします。



 ちなみに、花組本(ザ・タカラヅカVIII)は8月16日発売です。8月5日には聖乃あすかさんの1stフォトブックが発売されます。
 両方、既に予約受付が開始されているのですが、どんな素敵な一冊になっているのか、ページを捲れるその日が今からとても楽しみです。


 また、花組さんの組本が発売決定ということで、こんなに順調に組本が発売されてゆくなんて……と感慨深い嬉しさがあります。


 星組宙組花組は、これで現在のトップコンビ体制の組本が発売されたことになるので、月組雪組の発売も待っています。


 否、所属するジェンヌさんは毎年のように入れ替わるので、1年とはいいませんが、出来たら2年に1回は、全組の組本が一気に出る世の中になったら嬉しいなと思います。



 改めまして、スカステ開局20周年おめでとうございます! これからもI NEED YOU ですので、末永くよろしくお願いいたします。



 そして、明日からいよいよ、宙組『カルト・ワイン』が梅芸DCの初日を迎えます!

 わたくしごとですが、ようやっと観劇できることがとても嬉しいです。初日の幕が開き、無事に千秋楽まで完走できることを心より祈っています。



にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

星組新人公演の楽しさよ!

 昨日は、星組『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-』東京新人公演上演日でした。


 宝塚大劇場での中止はとてもショックでしたが、 東京での新人公演が無事開催されたこと、とても嬉しく思います。


 初主演の両名ですが、雪組に組替する咲城けいさんと、月組から組替してき詩ちづるさんによる新公コンビは、まさに 「めぐりあい」 という言葉がふさわしいカップルでした。


 大劇場で1公演しか共演できなかった二人ですが、 宝塚は「何が起きるか分からないびっくり仰天人事を発動する」ことで有名なので、ふたりがこの先、舞台上で再び巡り合うことが出来たら、とてもロマンティックだな〜と個人的には思いました。



 さて、今回の新人公演はライブ配信で拝見させていただいたのですが、 この作品、 星組さんらしい、キャラクターいっぱいの明るい物語なんですよね。


 だから、 いろんな下級生が、 大劇場の分まで、明るく楽しそうにお芝居していて、観ていてとても楽しかったです。



 咲城さんと詩さんをはじめ、いろんな生徒さんが素敵すぎて、たくさんの下級生について言及したいのですが、長くなってしまうので、個人的に一番心奪われた方を。


 今回たくさんの星組下級生のファンになったのですが、特に魅了されたのは、オンブル宰相役の鳳真斗愛さんでした。

 今の星組下級生さんたち、歌が上手な方が多い印象なのですが、個人的には鳳真さんがとてもとてもとっても素敵で、「うわ〜好き〜!!!」と、一瞬で心奪われました。オンブル一家最高じゃん〜ってなったのでどうにかして音源が欲しいです。



 星組は他の組に比べて上級生(ここでは新公を卒業した方々を指す)が多いイメージです。
 そのため、下級生の活躍を見ることが比較的少ない組だったのですが、こんなにも素敵な下級生がたくさん育っているのだなということが知れる新人公演は、やはり中止になってはいけない、下級生に用意されるべきチャンスの場だなあと思います。



 たくさんの下級生が大活躍で、あっちもこっちも楽しいな〜! とニコニコ見守っていたら、あっという間に配信が終了してしまいびっくりしたのですが、 「お客さんを楽しませるという一番大事なこと」 がしっかり出来ている新人公演でした。


 全員バチバチに個性を放っていて、 ポテンシャルが高くて、勢いの良さが観ていてとても楽しかったです。

 スカステ放送等の際に、冷静に(この子はこういうお芝居なんだ〜)と観察させていただきたいのですが、 今回はとにかく 「楽しい星組新人公演最高!」の気持ちでいっぱいです。



 今回、素敵に新公主演を務めた咲城さんは本作品をもって雪組へと組替えになります。 可愛い声に可愛い演技をする綺麗なジェンヌさんだなあといつも拝見していたのですが、これからどんなふうに成長していくか、とても楽しみです。


 素敵なヒロインを務めた詩さんは月組時代、お芝居はもちろんのこと、影コーラス含む歌も、とても頑張っている印象でした。可愛らしさと美声の持ち主なので、これからもますます星組で輝いていくんだろうな、と将来がますます楽しみになりました。



 大劇場での新人公演中止を受け、 とてもしんどい思いをしただろう星組下級生たちが、とってもとっても楽しそうにお芝居をしていて、その楽しさが画面越しに伝わってきて、終始にこにこ眺めていました。



 星組下級生の皆様、とっても素敵な新人公演をありがとうございました。 キラキラでグイグイで、とても楽しい舞台になっていました。素敵な下級生をたくさん知れたので、これから星組を観劇するのが、よりいっそう楽しみになりました。


  皆さまがこれからどんなふうに成長していくのか、これからも見守らせていただけたら幸いです。


 星組新人公演、とってもとっても最高でした! ありがとうございました!


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

次の月組公演は『応天の門』とラテンショー!


 星組東京新人公演の配信に間に合うように帰宅するぞ〜! と仕事をバタバタ終わらせて帰宅を急いでいたら、なんと、次の月組宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演の上演作品が発表されているではないですか!


 ギャツビーの新人公演その他配役より早く発表されるとは思わなくてびっくりしたのですが、上演作品を見て、もっとびっくりしました。

 以下、公演ラインナップなのですが、


✳︎お芝居

平安朝クライム
応天の門』-若き日の菅原道真の事-
原作/灰原 薬「応天の門」(新潮社バンチコミックス刊)
脚本・演出/田渕 大輔



✳︎ショー

ラテン グルーヴ
『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』
作・演出/稲葉 太地



 ギャツビーが一本物ミュージカルなので、二本立てだろうなあ〜とは予想していたのですが、


 演目を見た瞬間 「応天の門じゃん!!!」と、声を出してしまいました。大好きな漫画の実写化だ〜!!!



 この面白い漫画を持ってくるなんて、田渕先生は素敵な趣味をしていらっしゃるし、 今までの田渕先生作品のジェンヌさんたちのビジュアルが素敵なものばかりだったのに大いに納得がいきました。

 これは先行画像およびポスター画像への期待が膨らみます。ビジュアルが大優勝すると思います。



 ジャンプやマガジン掲載作品ではないため、誰もが知っている漫画ではないかもしれないのですが、とてもとても読み応えのある面白い漫画です。


 話の内容をざっくり言えば、平安時代のひねくれた学問の天才 (菅原道真) と上司にしたい色恋の天才 (在原業平) が相棒するサスペンス漫画です。


 勝手に、学問の天才月城さん (道真) と色恋の天才鳳月さん (業平) でイメージしているのですが、 月城さんは業平もお似合いになるだろうな〜。ん〜。絶対似合うな〜。


 平安時代の貴族文化もたっぷりの、素敵な御衣装が拝見できそうで、 個人的にはかなり嬉しい演目です。


 恋愛要素がほぼない漫画なので、 海乃さんがどういう役割を果たしていくのか。(公演解説的には恐らく昭姫だと思うんですが、絶対似合うし美しいこと確定です)

 田渕先生が原作をどこからどこまで取り入れ、まとめていくのかが気になりますが、今の月組は、どんなお芝居がきても大丈夫な安心感があるので、ビジュアルとともに、脚本の方も、楽しみにしたいと思います。





 そして、 待っていました、ラテンショー! ラテンショーが大好きなわたし、大歓喜!!!


 稲葉先生、 今の月組でラテンショーをありがとうございます。


 舞浜公演を観劇したその日から、 今の月組でラテンショーが見たくて見たくて見たくて見たくてたまらなかったので、「うれしい〜!!!」と、嬉しさと歓喜で大爆発しそうです。 嬉しい〜!

 衣装めちゃくちゃ変なのくるかもしれない覚悟はいるけれど、とりあえず嬉しい〜!!!



「見たこともないような深海の美を繰り広げる情熱のカルナバル」


 この公演解説だけで半年は生きていけちゃいますよありがとうございます。


 見たこともないような深海の美とラテンショーの組み合わせ、 どんな素敵なショーになるのでしょうか。銀橋をわたりまくる、下級生まで大活躍できるショーになっていたら嬉しいなと思います。



 和物からのラテンショーという、ジェットコースターみたいな月組公演になりそうで、今からワクワクが止まりません。素敵な公演になることを願っています。



 そして、『応天の門』は、 既刊15巻(未完)です。

 コミックパンチwebにて3話読むことも出来るので、どんな感じの原作なのか、さわりだけでも気になる方は、是非チェックしてみていただけたら幸いです。


 今年の宝塚はもちろん、来年の宝塚もとってもとっても楽しみです!


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

柔軟なはずの宝塚へのとある疑問

 今回の疑問は、「宝塚で使用する楽曲について」なのですが、

 その前に、宝塚がコンスタントに円盤を発売してくれるきっかけになったところから軽く振り返りたいと思います。


 植田紳爾先生のとある著書で、 宝塚の舞台の映像化(当時はビデオ)は、震災がきっかけだと記されていました。


 どんなときでも宝塚を見ることができるようになれば、人々の活力となり、震災復興の役目を果たすのではないか。
 映像化したら、客足が遠のくという反対意見を押しきってくださり、宝塚は現在のように映像化され、販売されることになりました。

 そのおかげで、わたしたちは今、 千秋楽を迎えた舞台の円盤を次々と手にすることが出来、 家でいつでも宝塚の世界を堪能できることとなったのです。



 わたしは、 他にどんな娯楽があろうと、 宝塚でしか埋められない心の居所があります。
 それゆえに、震災の際の大きな決断が長年続いてくださっていること、本当の本当に嬉しく思います。

 外部作品と比べましても、宝塚の円盤販売化率は桁違いですし、これは、とても有難いことだなと実感しております。実感している上で、今回のテーマについてお話させて頂こうと思います。



 まず最初に、舞台とは、「ナマモノ」。 これがかつての常識だったと思います。


 それが、コロナ化に突入した際、 「観客が現地に足を運べない」 という、舞台の致命的な欠点が明るみに出てしまう事態に直面します。

 結果として、宝塚は2020年、およそ4ヶ月間に渡って、 すべての公演を中止・延期するという異常事態が発生しました。


 そして、映画館のライブビューイングだけでなく、 家で宝塚を観れるライブ配信の時代に突入。昔ではあり得なかった、新人公演さえ視聴できる世界になってしまいました。


 ここ数年の文明と生活様式の変化によって、 宝塚も柔軟に、この世界に適応していく様は、さすが100年以上残る文化であると、 感銘を受けています。


 では、なぜそんなにも柔軟な宝塚が、舞台の中身は変化させないのか? という疑問が残ります。


 舞台の中身と言っても難しいことではありません。 疑問に感じているのは、 「版権が難しい楽曲を使用すること」についてです。
 版権が難しい楽曲を使用することは、果たして今の時代に合っているのかどうなのか。


 昨日、フライングゲットしたロマ劇/FS!の円盤をおうちで楽しみました。 この円盤のショー作品である『FULL SWING!』は、さまざまなジャズ楽曲が使用されており、公演が決定したその時から、(版権は大丈夫だろうか……)と、密かに心配していたショーでもあります。


 案の定、版権問題により、 発売日の遅延が発生しました。

 その遅延こそ、版権交渉を頑張ってくださった証でもあり、その情熱は本当に有難いです。おかげさまで、危ぶんでいた鳳月さん中心のジゴロの場面等、大部分の楽曲は差し替え・割愛にはなりませんでした。


 上記の件に関して、とても喜んだのも事実なのですが、 版権をとれない場面もありました。


 それが、 FULLSWINGの中詰め、 マイウェイの場面です。


 この場面、本当に素晴らしかったんです。 今までの宝塚人生をみんなが振り返りながら感情をのせて歌う、本当に素晴らしい場面だったのですが、円盤では、ボーカルカットされています。

 もちろん、オケがあるだけでも有難く、冒頭の英語歌詞はOKなのが幸いだったのですが、それでも、組子総出演のメイン場面が割愛になるというのは、かなりショックな事案でした。


 差し替え・割愛は仕方のないことだと言い聞かせていたのに、実際に再生してみて、 家の中でぽつりと、「あんなに良い場面だったのになあ……」と、声を出さずにはいられなかったです。


 こうなってしまったものは仕方ないですし、「豪華なカラオケ映像が手に入った」と、ポジティブに受け入れてはいるのですが、全ツのフルスイングでは、何かしらの変化を加えて、割愛等が発生しなければいいなと思います。


 だって、カラオケを楽しめるのは、「歌詞が分かっていてこそ」です。


 先述した通り、「コロナ化」である「今」 は、現地に足を運びたくても運べない事情のある方々がたくさんいらっしゃいます。 それは観客の事情だけではなく、未だにコンスタントに起こる、 コロナによる公演中止の影響にもよります。


 宝塚は、100年以上の歴史の中で、 様々な時代に適応してきました。 「ナマモノである舞台」が、公演中止等により数日しか上演出来ないリスクもある 「今」。果たして、楽曲について、もう少し慎重に吟味できないのでしょうか。


 もちろん、舞台は「生の舞台」 があってこそなのですが、この数年で時代は確実に変化してしまいした。

 それなのに、版権問題で、「舞台の再生」ができないのは、このご時世、宝塚側にとっても、わたしたちファンにとっても、大きな痛手ではないかと考えます。



 わたしはマイウェイの場面がとても好きでしたし、割愛があってもなお、「あの場面があってくれて本当に良かった」と思っているのですが、それは「現地に足を複数回運べた側の人間」だからだと思います。

 なんとなく歌詞が分かるから、カラオケ映像になっていても、(こんなふうに素敵だったよな……)と、鼻歌まじりに楽しめているのだと思います。

 歌詞が分からなかったら、美しい場面だな〜と思うと同時に、物足りなさを感じるのではないかと、個人的には思いました。(そんなこと無いよって方々には、的外れな意見を読ませてしまい、本当に申し訳ありません。)



 もちろん、演出家の先生たちの中に、「どうしても使いたい楽曲、歌ってほしい歌詞、やってほしい演目」等があることは悪いことだとは思いません。
 また、演出家の先生たちは、忙しい中、たくさんのことに頭を巡らせていると思います。

 そんな中で、こんな意見は恐らく迷惑でしかないと思うのですが、このご時世です。どうか、「映像化の際に、きちんと使用できる楽曲」 というものに、目を向けてくださったら嬉しいなと思いました。


 宝塚には優秀な、吉田先生や青木先生といった作曲家の先生たちもたくさんいらっしゃるので、宝塚ならではの素敵な楽曲が、 これから増加傾向になっていけばいいな、と個人的には思っています。



 長々と記しましたが、ここまでお読みくださった方々、ありがとうございました。
 これから先、 少しでも、差し替え・割愛というショッキングな事案が、減少していけばいいなと思います。


 また、フルスウィングの版権問題について苦言を呈しましたが、 著作権交渉を頑張ってくださったすべての方々には感謝しかございません。
 素敵な作品を、きちんと発売までこぎつけてくださり、 本当にありがとうございました。割愛は寂しくても、映像として、とても素晴らしい作品に仕上がっていて、夢中になって鑑賞させていただきました。



 いろいろ発言してしまいましたが、これからも、 宝塚の素敵な舞台映像が、 ディスクにより再生できる日々が続くことを、心より願っています。



にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

これが、これが欲しかったんです!

 皆様、昨日の夜にフジテレビ系列にて放送された映画、『今夜、ロマンス劇場で』はご覧になられましたでしょうか。
 はい、そうです。2022年のお正月お披露目公演として月組が上演したあのロマンス劇場の映画版でございます。


 久し振りに映画版を観たのですが、セリフや歌など、宝塚版は思っていた以上に映画に忠実につくられていたのだと、新鮮に驚いてしまいました。とくに前半、「うわ〜宝塚でこのセリフあった〜!」のオンパレードで、映画の役者さんを宝塚のジェンヌさんでなぞるという新たな楽しみ方が出来ました。


 月組のプログラム片手に映画を観たのですが、クスクス笑えたり、宝塚との違いを感じては、観ていてとても楽しかったです。


 映画での濃いキャラクターたちが、宝塚の舞台ではより一層濃いキャラクターに仕上がっていることには笑ってしまいました。

 だけどそんなふうに、濃いキャラクターに仕上げても邪魔にならない、むしろ舞台を盛り上げる要素となっていたのを思い出しては、(月組の良さが全部出ていた良い舞台だったなあ……)と、しみじみしました。



 物語半ばから後半にかけて、同じ結末に辿り着くまでに、映画版と宝塚版はかなり違う脚本になっているのですが、映画版を綺麗に凝縮し、なおかつオリジナルキャラクターを出現させた宝塚の舞台は、映画と見比べてもとても素敵な作品に仕上がっているな、と改めて感じました。


 中でも、大蛇丸と雨霧天狭霧は、オリジナルキャラクターの中でも最高のオリジナルキャラクターだと思います。

 今振り返ってもとても愛しい3人組なのですが、暁さんと礼華さんと天紫さんという、101期のふたりを見守る上級生暁さんという構図が、そのままオリジナルキャラクターに反映されているところが大正解だったな、と今でも拍手が止まりません。小柳先生、月組の皆さん、大正解をありがとうございます。



 映画の健司や美雪や俊藤さんのセリフを聞いていると、脳内で勝手に、月城さんや海乃さんや鳳月さんの声に変換されるという、自分でも驚きの能力が開花したのですが、それだけ役に対する造り込みが素晴らしかったのだと、改めて感服いたしました。



 宝塚とは違った良さで、「ああ、素敵、切ない、衣装可愛い」と、映画にも夢中になりました。

 ベタなハッピーエンドほど、心に沁みる物語にするのは大変だと思うのですが、この作品は、面白さと切なさとハッピーエンドのバランスがとても良いです。さらに、モノクロの世界をテーマにしているからこそ、色彩の豊かさが際立つ、視覚的要素も最高な映画になっています。


 愛と奇跡に溢れた、こんな素敵な物語を、宝塚で上演しよう、新生月組に演じてもらおう、と決めてくださった全ての方々にお礼を言って回りたいです。本当にありがとうございました。



 そして、映画が素敵だったからこそ、宝塚の『今夜、ロマンス劇場で』が恋しくなるわけで。


 通常なら、既に発売されている日程なのですが、ショーの版権問題があったので、長い間、発売日が未定のままでした。


 わたしたちは、何か月待ったでしょう。 何か月待ちわびたことでしょう。




 ついに、ついに、ついに。



 ついに、ゲットしました、 『今夜、ロマンス劇場で』& 『FULL SWING!』のBlu-rayでございます!




 わ〜〜〜い!!! 月城かなとさんの素敵なジャケット写真〜〜〜!!! (クリアファイルもとても素敵です。キャトルレーヴさんありがとうございます。) 



 発売日まで、それはそれは長い長い道のりでございました。


 ロマ劇が見たい、 フルスイングが見たい。 ロマ劇が見たい、 フルスイングが見たい。


 激しい波のように交互にロスを抱えては、はやくお迎えしたかったこの円盤。


 それが今日、発売日より2日も早く、我が家にやって来てくれました。 ありがとうキャトルレーヴオンライン様!(TOPHATと冬霞の円盤も同時に届き、感謝感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!)



 昨日の映画放送にて、月組ロマ劇への感情があふれそうな、このナイスタイミングでの発売。


 発売日未定だったときは、(発売日が遅いことにより購買意欲が失せている人たちがたくさんいたらどうしよう……)と、勝手に落ち込んでいたのですが、結果的にナイスなタイミングでの発売になったと思うので、逆転満塁ホームランを打てた気分です。わーい!



 一部差し替えはとても残念ですが、 本当に本当に残念なのですが、素敵だった舞台がどんなふうに収録されているのか、スターアングル等含め、 今から思いっきり楽しみたいと思います!



 では、宝塚版ロマ劇とフルスイング、今から楽しませていただきます!



にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村