ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

難癖つけすぎ……。星風さんは十分頑張っていると思う話


 まずは、雪組宝塚バウホール公演『39 Steps』初日の幕開けおめでとうございます!!! 凪七さんを中心に、雪組生たちが千秋楽まで無事完走できますことを心より祈っています。



 次に、月組宝塚大劇場公演『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』を部分休演していた初舞台生の陽悠はれはさんが4月24日(水)13時公演より復帰されました。


 あ〜本当によかったです。怪我なく健康第一で舞台に立ち続けられたらいいなと思います。りんきらさんの復帰も静かに祈るように待っています。涙涙涙




 そのほかにも抽選結果とかいろいろ記したかったのですが、今日はちょっと記したいことがございまして。



 というのも現在、紙面でもスカステでも、柚香さんと星風さんのサヨナラ特集がたくさん組まれています。

 ご卒業されることへのさみしさと、今までの感謝の気持ちがあふれてとまらない今日この頃。


 私は柚香さん・星風さんのトップコンビに素敵な思い出をたくさんいただいてきて、ふたりがトップコンビを組むことになった奇跡を本当に愛しく思っています。


 ただ、 星風さんは宙組トップ娘役から専科に異動し、今の形になりました。


 なので、このサヨナラ特集での受け答えでいろいろ思うことがあるファンもたくさんいるんだな……と。


 例えば星風さんが花組のことを大好きだと上げれば上げるほど、宙組下げを感じる人たちが一定数いらっしゃる様子なんですね。


 まあでもこの組み替えゆえのファンの複雑な気持ちは分からなくはないんですよ。


 応援している組から他組に組替えした人が、 組替え先の方が居心地が良くて大好き! みたいに話せば、じゃあ元いた組は……? の気持ちにはなるわけですよ。


 わかるよ……組に対する思い入れが強いほど、好きな組を蔑ろにされたら傷つく気持ちは非常に分かる。 (分かる)


 だけど今、星風さんがどれだけ喋りにくい立場なのかってことを私たちは十分くみ取れるじゃないですか……。


 そもそもトップ娘役がスライドするということは、「あれだけこの組のトップさんを好きだって言ってたのに次の組のトップさんをこんなに好きだって言ってやがるわ」などと反感を買いやすいわけです。


 新しい組でやっていくんですから、以前と同じような発言ばかりしていられません。

 そんなの普通に分かることなのに、それを気に食わないと思う人がいて、いちいち姑のように目くじら立てる人がいて、それで難癖つけられて、いや、もう、かわいそうだとしか言いようがないですよ……。


 そりゃ、今在籍している組を上げれば上げるほど前在籍していた組のファンは面白くないかもしれない。

 逆に、今在籍している組ではなく前在籍していた組のことを上げれば上げるほど、今在籍している組のファンは面白くない。


 まるでシーソーゲームですよね。どっちに比重が傾いてもどちらかの反感を買うわけです。


 だけど星風さんは 「今」 花組に在籍しているわけで、そちらへの比重に傾くのは仕方ないことだとも思うんです。花組生と花組ファンに囲まれながら花組公演で退団するわけですし。ましてや今の宙組の状況を考えても下手なことは言えません。



 それでも、退団挨拶を含め、星風さんは宙組のことにもしっかり触れています。


 ただでさえトップ娘役スライドで前組と今組に対するバランス感覚を取るのは大変でしょう。そのうえ週刊誌に書かれたり、今の宙組の状況などを踏まえても、星風さんは挨拶ひとつ、インタビューひとつ、一挙手一投足、本当に大変な立場であると想像にたやすいです。


 そんな大変な立場であるにも関わらず、星風さんは本当にしっかりやっています。十分すぎるほど頑張っていると思います。褒められることはあれど貶められるようなことはなにひとつないはずです。


 それに、言葉にされた想いだけがすべてではないでしょう。


 星風さんの難しい立場を理解しつつ、たくさんの人が見えない言葉を含めて寛大に受け止めてあげてほしいと思います。


 まあなにが言いたいのかと言えば、芸事以外でもこんないろんな面倒臭い指摘があって、トップ娘役は本当に大変だし、最後まで辟易するかもしてないけれど、 星風さん、幸せに退団してね!!! あなたは十分よくやってるよ!!!!! ってことを声を大にして言いたいです。


 変な難癖を気にせず、幸せにご卒業の日を迎えてください。いちファンとして、それだけをひたすらに願っています。



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