ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

宙組に組替え・きよら羽龍さんに想いを馳せる話

 
 2024年も明日が最後ということで、2025年になるその前に、そろそろ月組の宝、我らが愛しのきよら羽龍様の宙組組替えについて、記しておきたく。


 さて、今回のきよらさんの宙組組替えについては、「元々予定されていたもの」であり「それが一度中止」 になったため、今回の発表について驚いている人は少なく、むしろ「納得している人たち」 が多く見受けられました。


 ただ、理由はそれだけではなく。

 組替え中止後の月組で、きよらさん用の役が「用意できていないこと」も大きな納得理由になったのだと思います。


 本来、『Eternal Voice 消え残る想い』は、きよらさん「組替え後」に上演されるはずだった作品です。


 結果として、きよらさんのハリエット役は、ほとんどセリフがなくて、 きよらさんが表情でお芝居しているのが印象的。


 本来、きよさんに当てる役だったならば、 「ここで歌わせるでしょう!」といった場面もことごとくスルー。


 完全にきよらさんには役不足であり、 役を用意するのが間に合わなかったのが如実でした。

 (ちなみに新人公演ではエゼキエルを演じており、 きよらさんの本領発揮が見れて本当に嬉しかったです)



 そして全国ツアー。 大好きな白河りり様が主な配役にINしたとき、これも「きよらさんが組替え後であることが前提で決まっていた配役」なのだと思いました。



 まあそんなふうに 「きよらさんが組替え後であることが前提の作品」 を見続けて、月ファンとしては、他の組に行った方がきよらさんに良い役が与えられるのではないかと思い始めるわけですよ。


 これぞ劇団の思うつぼといえばそれまでなのですが、そういう積み重ねもあって、今回のきよらさんの組替え発表には喪失感よりも、 「おはねちゃんが宙組でチャンスをつかんでほしい」 の気持ちの方が勝ったなあ、と。



 あとは、きよらさんが慕っていた海乃さんの退団公演。 これにおはねちゃんが出演できたのも月ファンとしては大きかったですね。


 おはねちゃんはうみちゃんのことをお姉さんみたいとか大好きとかずっと言葉にしてきてくれたわけですけど、 本来、 おはねちゃんはうみちゃん退団公演の時にはもう月組生ではないはずでした。


 でも、役として思うことはあれど、 月組生として同じ舞台でうみちゃんの退団を見送ることができて……。

 フィナーレでうみちゃんを見つめるおはねちゃんの泣きそうな姿、忘れることのできない私の大切な思い出です。



 そして今回のオダチンカーンのオダチンナイトフィーバーにて、 国宝に指定したいほど大好きな英さん&きよらさんコンビを観ることが出来た。


 このオダチンナイトフィーバーのイケイケツヨツヨきよら羽龍様は私の中でMVP と言っても過言ではなく。

 本当に本当におはねちゃんのすべてが大好きとしか言いようのない場面です。



 アンナカレーニナのときから。 いやいや、 文化祭の時から、 おはねちゃんは私にとって大切で大好きな娘役さんです。


 宙組に組替えすることはさみしくて、月組でおはねちゃんの姿を見れなくなるなんて嫌だ嫌だと癇癪を起こしたいきもちだってありますが、その気持ち全部ひっくるめて、おはねちゃんが宙組で飛躍していくことを祈りたいと思います。


 組が変われど、 おはねちゃんのすべてが大好きです。 どうかこれからも最高の娘役として輝き続けてくれますように。宙組公演、たくさんたくさん通いたいと思います!


 ということで、2024年最後が近づく今願うこと!

 それは、2025年、おはねちゃんが月組でも宙組でも充実した日々を過ごせますようにということで! 


 きよら羽龍様、今年も来年もこの先も、ずーーーっとずーーーっとずーーーっと大好きです!!!!!

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