ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

宙組演目発表で感じたこと&れいまどが月組観劇&ウエクミ先生話



 本日は宙組上演作品の発表がありました。


◆主演・・・芹香斗亜さん、春乃さくらさん

宝塚大劇場: 2025年1月1日 (水・祝)~2月2日 (日)

東京宝塚劇場: 2025年3月15日 (土) ~ 4月27日 (日)



 宝塚歌劇百十周年紀念奉舞
 『宝塚110年の恋のうた』
 作・演出/大野 拓史先生


 ジャズ・スラップスティック
『Razzle Dazzle (ラズルダズル)』
 作・演出/田渕 大輔先生


 上記の二本立て公演が発表されました。



 まずは110年の恋のうたですが、元々FF16とセットで上演されるはずだった和物ショー。正月公演ということで逆に似合う季節に上演することになりました。


 この作品、 宝塚で上演された和物作品の恋の歌の中から一般公募できる仕様で、すごい悩んだり吟味しながら応募したなあという記憶がよみがえってきました。どんな曲が採用されるんでしょうね。



 お芝居は新作あてがき。ナイトクラブ 「Razzle Dazzle」 を舞台に、“偽りの愛”を手に入れようと奔走する主人公が、 “真実の愛”に気付くまでを描くハートフルコメディとのことです。



 和物が大野先生、お芝居が田渕先生は、白鷺と異ルネ公演を思い出します。


 この公演から宙組も新人公演を実施するでしょうが、パガドと同じ田渕先生演目、劇団って本当にこういうことをするよね、と正直思いました。



 そして今年は働き方改革を理由に三が日公演が中止になりました。 ので、 働き方改革としてこの先てっきりお正月公演は三が日後になるものだとばかり思っていました。しかしながら2025年は1月1日に初日の幕が開くということで、なかなか驚きました。



 ちなみに懸さん主演の別箱の千秋楽が1月13日なのに、宙組千秋楽が2月2日と発表されて (雪組の稽古が間に合わなくない???) と驚いたんですね。


 しかしながら公開されていた2025年年間スケジュール(https://kageki.hankyu.co.jp/sp/schedule/so7q6r00000002hu-att/2025_schedule.pdf)に「※舞台設置工事の為休演させていただきます」 と記されていました。


 なるほど、工事が入るようです。雪組初日は3月12日からなので休みを貰えるジェンヌさんも多くなりそうだなと思いました。



 あとは大野先生の登板についても驚きました。


 なぜなら11月16日に初日の幕を開ける月組 『ゴールデンリバティ』の演出も大野拓史先生なんですよね。


 きっと 『宝塚 110 年の恋のうた』は演出構成がすでにかたまっているがゆえに可能な登板なのかなと思うのですが、やっぱり深刻な演出家不足を感じずにはいられないなと思いました。


 朗報としては昨日の上田久美子先生の講演会にて「再演の可能性が無いとは言えないこと」「『全ツ等で呼んでね』と各方面に売り込んでから宝塚を辞めたこと」が明らかとなったことですかね。


 ウエクミ先生の作品の再演、しかもウエクミ先生が演出してくださる未来もありそうで、私はすでにちょっと泣きそうなのですが、演出家不足ならばこそ、外部演出家としてウエクミ先生の登板、あったらとても嬉しいなと思います。



 そして本来はパガファン、 FF16 そしてこの公演で大劇場3作目になる芹香さんと春乃さんですが、個人的には退団演目ではなさそうだなと勝手に思いました。


 宙組は特別公演、全ツバウを経ての通常公演となりますが、この演目にて安全に宙組新人公演が再開されますことを祈ります。




 最後に。今日はれいまどが揃って月組公演を観劇されたみたいで、その様子を思い浮かべただけで泣けてきました。あ〜同期のれいこさんやおだちんをはじめ、月組のみんな嬉しかっただろうなあ。そしてれいまどにとって楽しい観劇になっていたらいいなあ。


 れいこさんのれいちゃんに向ける中詰エアハイタッチレポだけで幸せになってしまうのですが、月組公演も残すところあと3日。全員元気と健康に恵まれながら完走できますことを心の底より願っています。


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