ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

音彩唯さん・美園さくらさんと雪組別箱振り分けについて


 昨日、雪組別箱公演 『BONNIE & CLYDE』 と 『海辺のストルーエンセ』の振り分け発表がありました。
 専科さん大量投入の『蒼穹の昴』の後ゆえか、どちらの公演も専科からのご出演はなさそうです。下級生まで、雪組生の活躍をがっつり堪能できそうですね。



 さて、彩風さんと夢白さんのお披露目となる 『BONNIE & CLYDE』 には、二番手役に和希そらさん。三番手役には咲城けいさんもしくは華世京さんが抜擢されそうです。

 和希さんをはじめとする歌が上手なメンバーも多くこちらにそろえられていて、 雪組久しぶりのミュージカルがとても楽しみです。



 そして、朝美絢さん主演 『海辺のストルーエンセ』 は、 二番手役を懸千さん。三番手役を諏訪さきさんが担うのかなと思われます。 また、本作のヒロインは高確率で音彩さんかな、と。

  新公ヒロ経験者の華純さん(106期)もこちらですが、 急ぐ理由がない以上、 音彩さんを飛ばして東上ヒロインをゲットしそうにはないので、音彩さんでほぼ決定だと思います。


 個人的に、朝美さんと音彩さんってかなり似合うコンビだと思っていて、指田先生の新作ということもあって、チケット難の予感は凄まじいのですが、観劇できる日が本当に楽しみです。




 ということで、『海辺のストルーエンセ』でヒロインをゲットできそうな音彩唯さんについて少しお話したいのですが。


 音彩さんは105期の首席であり、 阪急初詣ポスターに選ばれたことからも、早くから注目される娘役さんだったのですが、その顔立ちについて注目される方もいらっしゃる印象でした。

 洋風な顔立ちである音彩さんは、和製英語である「ハーフ」にあたるわけなのですが、 音彩さんをきっかけに、 宝塚ファンの一部の方がハーフに対する偏見を持っていることを知りました。


 目くじら立ててなんでそんなことを気にするのだろうとさっぱり理解できなかったのですが、「わざわざ和物の雪組に〜」 と記されている方もいて、(いやいや、 国を越えて様々な人種を演じる宝塚の世界でなんて小さなことを気にするんだ〜ジェンヌさんが様々な人物になりきるのが宝塚だろ〜根本を覆すようなこと言うな〜!)と、心の中で激しく嫌悪したことは数年前の思い出です。 


 ですが最近めっきり、このような言動を見かけません。わたしが見かけてないだけかもしれませんが、これはひとえに、 音彩さんの確かな実力がそういう口をつぐませたのだと感じています。


 幼少期からモダンバレエを習っていた音彩さんは身体をしなやかに動かすことはもちろん、 美しすぎる歌声とその可愛らしさから、本当に頼もしい、 雪組の即戦力である娘役さんに成長されています。

 これからも変なこと、つまらないことを言う人たちがいるかもしれませんが、それ以上に応援している人たちが大勢いるので、宝塚の世界で素敵な娘役さんとしてますます花開かれていくことを心より願っています。




 また、 少しだけ元月組トップ娘役美園さくらさんのお話を。


 本日、美園さんが日本経済新聞のシンボジウム・日経 『SDGsフォーラム』DAY2(2022/12/6(火)9:30〜)に登壇されることが発表されました。 (無料でオンライン聴講もできます)


 タカラジェンヌは退団後、芸能の道に進まれる方も多いのですが、退団後大学院で学ばれ、名だたる方々と同じシンポジウムに登壇し、パネルディスカッションに出演される美園さんの人生がこれから先も本当に興味深いです。


 ちなみに、SNSなどをされていない美園さんですが、 産経新聞ポッドキャストにて美園さくらさんの興味深い様々なお話が聴けるのでとてもおすすめです。


 聡明な彼女の語り口がとても好きなので、 聴講するのがとても楽しみなのですが、宝塚時代大変なことがたくさんあった美園さんの人生が、これから先も探求心あふれた素晴らしいものでありますことをいちファンとして心より願っています。


 いや〜本当に。 純粋に、 美園さくらさんすごいなあ、とニコニコしてしまいました。 SNSやテレビや舞台ではないけれど、こういう形で美園さんが道を究めていく姿を拝見できること、本当に有難いなと思います。


 これからもクレバーなご活躍にて、 美園さんの姿が拝見出来たら幸いです。




 雪組別箱公演がとっても楽しみな中、その頃には今の雪組が観られなくなっている事実がとっても寂しいので、今の雪組を『蒼穹の昴』で、しっかり堪能したいと改めて思いました。どうかこのまま東西完走できますことを心の底より願っています。



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