ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

デスホリ千秋楽と双曲線上ポスター画像の話


 まずは本日、月組 東急シアターオープ公演 『DEATH TAKES A HOLIDAY』 が千秋楽を迎えられました。


 月組オーブチームの皆様、千秋楽、本当に本当におめでとうございます!!!


 初日前から公演中止が決まり、いつが初日になるのだろう。この作品の幕はいつか本当に開くのだろうか。そして何より月組の皆様の体調は大丈夫なのだろうか。などなど、心配と不安に駆られ続けていた日々を経て、19日から幕が開き、そして今日という日まで元気に走り続けられましたこと、本当にうれしく思います。


 まのあ澪さんの全日程休演はとても心配で、それでいて寂しかったのですが、次の大劇場公演では、 元気なまのあさんのお姿が拝見できますことを心の底より楽しみにしています。

(本日の千秋楽で、月城さんから優しい言及もあったようで、本当に月城さんは素敵なトップスターさんだと惚れ惚れ致しました。)


 わたしが本演目を生で観劇出来たのは一度でした。一度でしたが、生き残ったたった1枚のチケットで拝見させていただいた本公演は、月組の皆様の技量に圧倒されるばかりでした。そして配信では、このミュージカル作品そのものの素晴らしさに胸打たれ、なんて素敵なミュージカルが月組の元に巡ってきたのだろうと幸せを噛み締めました。


 本当に、立場や状況において感想の変わる、だからこそ何度でも見応えのある作品だと思うのですが、 そう思わせてくださるのも、月組の皆様の力あってのものだと、改めてそのクオリティに惚れ惚れしてしまいました。

 消えてしまったチケットを本当に惜しみましたが、それほど大好きが止まらなかった舞台に出会えたことがこの上なく嬉しいですし、今すぐ円盤が欲しい気持ちでいっぱいです。


 いや〜本当に。 歌い方にしろ、台詞の響かせ方にしろ、タップにしろ、この公演のためにさまざま工夫されたすべてが最高の作品を生み出す糧となっていて、月組の皆様、そして英真さんへの尊敬と感謝が止まりません。素敵な作品をつくりあげてくださり、本当に本当にありがとうございました。


 そして生田先生、この作品をこのタイミングで月組に持ってきてくださり、本当にありがとうございます。最初こそ、生田先生にしては脚本が合わないかもしれないと感じもしましたが、こんなにも大好きな作品になって自分自身驚いていますし、この素敵な思い出を、一生大切にしていきたい気持ちでいっぱいです。



 改めまして、月組オーブチームの皆様、千秋楽おめでとうございました!!!

 たくさんの人々に残る素敵なこの公演が、千秋楽後もずっと、たくさんの方々にとって宝物のような作品として心に残り続けますように。円盤発売日のお知らせ、首を長くして待っています!





 そして、そんな千秋楽のあっためでたい本日、雪組『双曲線上のカルテ』 ポスター画像が発表されました。


 先行画像が発表されたときは、結構シンプルに責めるのかなあ? と思っていたのですが、ポスター画像になるとめっちゃくちゃ最高な雰囲気を醸し出す素敵なポスター画像に思わず心臓をおさえてしまいました。


 陰の雰囲気でポスターに掲載される和希さん、本当に大好きなんですよね……。は〜格好いい。 また宝塚に素敵な別箱ポスターが誕生いたしました。

 なにより長髪の和希さん、 先行画像よりポスター画像の方がより馴染んでいて、 なんなら自前なんじゃないかっていう馴染み方でとても格好よくて素敵です。 このビジュアルで和希さんの低音ボイスが聞けるのかと思うとすでにうっとりしてしまうのですがどうしましょうか。


 いやはや、和希さんの最高はいつだって保証されているので、あとは物語を願うだけなのですが、 樫畑先生、果たして石田先生の初演版にどれだけ手を加えてくださるか……。


 というのも本作品は、2012年上演された早霧さん主演、雪組公演 『双曲線上のカルテ』の再演作品になります。


 これは主観によるもので、個人的な意見でしかないのですが、初演を拝見させていただいている身としては、ストーリーが嫌いなのではなく、演出家である石田先生の登場人物の描き方や台詞など、正直、苦手だと感じるところが多かった作品だと記憶しておりまして……。


 ですので、初演版を愛している方々には非常に申し訳ないのですが、正直、どれだけ樫畑先生が潤色・演出してくださるかにかなりの期待を寄せておりましてですね。


 石田先生作品に対する新たな潤色・演出は、去年の花組バウ 『殉情』 でも実施されましたが、『壮麗帝』ぶりに和希さんとお仕事される樫畑先生が、 この作品において、いろいろなところをブラッシュアップしてくださったら嬉しいな〜と個人的には期待しております。


 再演といっても、演出の先生が違うだけで、全く違う作品に生まれ変わることがあります。果たして、『双曲線上のカルテ』はどんな作品になるのか。ドキドキそわそわしながら、幕が開くその日を楽しみに待っていたいと思います。



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