まずは本日、博多座星組公演 『ME AND MY GIRL』に足を運びました。
2年前の今頃は『川霧の橋』『Dream Chaser －新たな夢へ－』に通ったなあ。本当に幸せをかみしめる公演でしたな〜となつかしさに浸りながら、劇場前のポップなミーマイ階段広告にときめきました。
音響観やすさ立地含めて大好きな博多座でのミーマイ。無事に水美さんビル回と暁さんジョン卿回を観劇させていただきました。
ミーマイは大劇場でやるには役が少なすぎることがかなりの不満点なので、やっぱり別箱上演が適しているなあと改めて感じつつ、大好きな楽曲の数々に幸せを感じさせていただきました。
そして今回の別箱において、セリフや衣装の変更点がすべていい方向に作用していたのも大変良かったと思います。
簡単にキャスト別感想を記したいのですが、水美さん、星組の舞台がとても似合っていました。ミーマイの世界観に似合うことはもちろんなのですが、星組の舞台にもとっても似合っていて眩しかったです。
大人っぽくて、だけど情に厚めの水美さんビルはひたすら格好よくて、小道具なんかの使い方も当然のように上手く、フィナーレでの魅せ方も絶品で、水美さん真ん中のショー作品が誕生しないともったいないなあと感じるほどには素晴らしかったです。
そして舞空さんは先行画像からミーマイの住人感が凄かったですが、実物はより一層かわいくて、もうサリーを通り越してミニーマウスかと思うほど可愛かったです。舞空さんがミーマイ大好きだということは知っていましたが、どれほどサリーに憧れていたのか伝わってくるほどの熱量。
舞空さんはいつもかわいいけれどサリーの舞空さんは衣装と髪型と表情・仕草含め今までの舞空さん至上一番のかわいさを更新しているのではないかと思うほどのかわいさで、脚広げたり粗野にふるまっても許されるあのかわいさ無敵のかわいさすぎて圧倒されました。ラインダンスセンターを担っている姿もスーパーヒロインで素晴らしかったです。
そして暁さんジョン卿ですが、想像以上にダンディで歩き方とか立ち振る舞いからダンデイさがあふれでていて、渋みとレトロ感がありました。要所要所で、暁さんコメディうまくなったなあと孫を見守る気持ちになってしまうのですが、次の RRR 含め、星組にきてから暁さんの怒涛の髭ラッシュが止まりません。
役の幅を広げるためにも重要なことではありますが、個人的に暁さんは学年が上がるにつれ「男役の哀愁の大人っぽさ」はとても似合うようになりましたが、やはり持ち味的にはビルの方が似合うのかな、と思うので、次に観劇予定の暁さんビル回を楽しみにしていたいと思います。(それはそれとして暁さんジョン卿大好きでした)
あとやっぱり極美さんの長身美女具合には目が離せませんでした。ヒールをはいていることもありずば抜けて長身美女で、有難さすら感じました。そして天華さんジェラルドや小桜さんマリアが最高なのはもちろんのこと、個人的にはひろ香さんのパーチェスターが大好きでした。
久しぶりのミーマイ。そして星組さんにとっては初のミーマイ。幸せ以外の言葉が見つからない、笑顔いっぱいの本当に素敵な舞台でした。素敵な時間をありがとうございました。
明日は仕事なので博多座ミーマイで幸せを頂いたまま新幹線に乗り込みました。雪組の新しい情報を求めホームページ等を開きましたが、今日も今日とてキャストボイス、新人公演キャスト、別箱の発表はありませんでした。
キャストボイスは10人分を毎週木曜日に2人ずつ公開する仕組みになっているので、 先週公開していないと初日までに全員分間に合わない計算なのですが、本日も公開がありませんでした。
11月10日の初日まで木曜日は10/26 11/2 11/9 の三日間です。3人ずつもしくは1週間に2回公開など、 イレギュラーな方法をとるのかなと思いますが、情報がないだけに雪組の皆様の近況が心配です。
宙組の大劇場公演に関するニュースが出ない限りストップしたままになるのかもしれませんが、雪組の皆様もどうかご無理だけはなさいませんよう、心身の健康を優先していただけたらと思います。
そして、雪組の情報ではなく、劇団からは『SNS等での誹謗中傷について』のお知らせがでました。
劇団が誹謗中傷についてのお知らせを出したのは2021年以来でしょうか。
当時はトップ娘役への目立った誹謗中傷への対応のように思えましたが、今回は週刊誌で名指しされている生徒さんたちのためのお知らせだと思います。
こうした声明を出すのは抑止力となるのでもちろん推奨するのですが、週刊誌が特定の生徒さんたちを名指しした１週間前や2週間前に発表できていたらもっと良かったのにな、とむず痒いズレを感じずにはいられませんでした。
また、現在SNSで大っぴらに誹謗中傷している人たちは恐らくこうした公式HPを確認する宝塚ファンではない層も多いので、効果は限定的になると思います。
今回のお知らせの中で『今後、このような行為で悪質と判断したものに対しましては、弊団として発信者情報開示請求に加え、刑事告訴や被害届の提出を含め然るべき法的措置により、毅然とした対応を取ってまいります』の一文がございました。
どれだけ真っ当な声明を出したところで週刊誌が発売された以上、それが事実のように広まるネット社会において、法的措置というのは最後の砦です。
先週『関係者へのヒアリング等を行っております。 調査の結果につきましては、しかるべき時期に情報発信させていただきます』と劇団が案内を発表したのは記憶に新しいのですが、どのような調査結果を発表になるのか胃のあたりが痛くてたまりません。
明日は 10 月 24 日 以降の宙組公演実施についての案内がある日なので、もしかしたら明日には調査結果の発表があるかもしれません。
どんな発表があるのか、いち宝塚ファンとして静かに待つことしか出来ませんが、今回法的手段の文言を用いた以上、事実確認の上、週刊誌の記載がでたらめならば、それこそ週刊誌に対して法的手段を取る旨を発表する必要性がますます出てきたと思います。
そこまでの対応を見せないと、事実確認や調査なんてただのパフォーマンスで劇団は隠蔽体質だと罵られ、特定の生徒さんたちの汚名がネットに残り続けることは易々と想像できます。ネットでの誹謗中傷に法的措置を取れるならば週刊誌にも法的措置を取ってこそ筋が通ると個人的には思います。というか、それをしないとますますでたらめか真実か分からない記事でたくさんの生徒さんたちが傷つけられると思うので……。
大好きなひとりの生徒さんに取り返しのつかないことが起きました。宝塚歌劇団がこれから先どんな対応をとるのかが分からない以上、心の底から楽観的にはなることはできません。
しかしながら、宝塚にたくさんの夢を見せていただいてきたいちファンとして、こらから先、宝塚が正しい形で軌道修正を試み、正しく生徒さんたちを導き、そして正しい姿で夢ある世界を保ち続けられますことを心の底より願っています。
最後に。これからの宝塚のためにも、数多くの生徒さんたちのためにも、調査結果についての情報発信がおざなりなものになりませんよう心から祈っています。
