まずは、彩風さんリサイタル 『ALL BY MYSELF』千秋楽おめでとうございます。
彩風さんと雪組の歴史を振り返るような全部詰め込みリサイタル、出演者全員の出番もしっかりあって本当に素敵でした。
千秋楽、本当に本当におめでとうございました！
次に、昨日は舞空さんミュージックサロン 『Dream in a Dream ~ 永遠の夢の中に~』が初日を迎えました。
遅ればせながら、初日の幕開けおめでとうございます！
レポを見る限り、花組生もたくさん駆け付けたようで、ああ、舞空さん幸せだろうなあとしみじみ感じてしまいました。
当然のごとく落選していますので、ミュサロ配信、本当に楽しみにしています！
そして、今日は改めて宙組の話をしたいなと思うのですが、 昨日の宙組退団者がヤフーのトップニュースになっていました。
コメント欄の内容は大体の人が察せれると思いますが、加害者居座りの組、などのコメントを見るに、（劇団は結局、 宙組の何を守れたんだろうな……）と、ぼんやり考えてしまいます。
劇団は宙組のイメージ回復をする気があるのでしょうか……。
まずもって、 宝塚は人気商売です。 人気を得るためには、応援したくなるイメージや好感度っていうものが本当に大切です。
それなのに、問題を起こした企業の対応としては最低の行為ばかり繰り返し、会見をすればするほどその粗末さも浮き彫りになり、結果として庇われまくった特定の宙組生たちの好感度もつられるようにダダ下がりしたのが現状です。
そのうえ、パワハラをしたとされる人たちに対するペナルティもありませんでした。
(※「舞台に立てない」 は宙組生全員にかせられていたので今回でいうペナルティには該当しません)
「すべて劇団の責任」と言ったわりには、劇団は責任を果たせていないようですし、彼女たち自身がパワハラを認めたのなら、何かしらのお咎めはやっぱりあるべきだったんじゃないかなと私は思います。
そういうペナルティがあることによってこの先のパワハラ抑止に繋がったでしょうし、彼女たちにとってもペナルティがあった方が熱狂的宙組ファン以外の宝塚ファンからも判官贔屓を作用させてもらえるチャンスだったでしょう……と思ってしまいます。
特定の上級生たちはファンの多い方々です。なので、特別公演も席は埋まるでしょうし、どんな挨拶もその空間の中で受け入れられるでしょう。
だからこそ劇団は利益を手にできる現体制での続行を決めたのでしょうし、特別公演で退団という流れにもならなかったのだと思います。
しかしながら、現体制続行での再開はそれなりの代償が伴うと思います。刷新や生まれ変わった、というイメージがまるでないからです。
そしてなにより、現体制続行させることにより、これから先の宙組のイメージとか、好感度とか、（劇団はちゃんと考えているのだろうか……）と、本気で心配になります。
そもそも私は全組観劇スタンスなので、宙組だけを応援しないとか、そういうことはしたくないんですよ……。
宝塚は5組でひとつですし、組み替えで異動だってありますし、応援している宙組生たちもいますし、どの組も観劇して応援したい気持ちがあります。
それなのに、イメージ回復からは程遠い、応援しづらいと思わせる環境ばかり劇団が整えてくるのはどういうことなんですかね……。
真面目な話、「ペナルティなしで現体制を続行させたい」という劇団の意志を百歩譲って認めたとして、現宙組生ではない誰かを管理職に迎えることすらしない意図って何なんでしょうか……。
宙組の風通しをよくすること、そんなに面倒くさいんですかね……。
特別公演のあともしくは次回公演前に組替えを発動させて、他の組のファンも宙組を観に行く状況を必然的につくるのかな……等と勘繰ってしまうのですが、「宙組を応援しやすい環境」を整えるなりしてくれないと、結局は組み替えする生徒さんとそのファンが苦労することは目に見えています……。
組み替えがなくても、宙組生たちはいろんな意味で暫く苦労すると思います……。
また、そもそも宙組のイメージを回復しないと、2025年3月にある110期生たちの組配属だって気まずい雰囲気が流れるのが目に浮かぶじゃないですか……。うん……。それまでにでも少しでもなんとかしてあげてほしいな……と思います。
いやもうね、先日発表された宙組ショーの 「公演時間75分予定」という文字が消え、「公演時間は改めてお知らせいたします」と訂正されていたんですよ。
集合日付け退団者がいるのに出演者一覧を発表したり、公演時間の予定を発表したと思ったら伏せたり、（宙組公演についてバタバタしているな……）というのが嫌でも伝わってくるのですが、たんに宙組公演を再開させたらいい、じゃなくて。これからの宙組にとって良き方向に進むような環境を整えてあげてほしいなと切に祈っています……。
