今日も月組を噛み締めるように観劇してきたのですが、私の周囲、お芝居でかなりクスクス笑っていて、(分かる〜ここのやり取りめちゃいいよね〜)と心の中で大共感しました。
七城くんとまのあちゃんがいつも違う小芝居をするんですけど、今日はそこもクスッと笑いが起きていて、なんか私はとても幸せでした。いいよね。あのティー前の小芝居本当いいよね!!!!!
どのシーンもお芝居が白熱していてもうだーいすきなんですが、やっぱりれいこさんの「来ると思った?」って笑顔で訊くところがすっごい刺さるんですよ……好きです。
ショーはね〜、今日はオペラグラス使わないで楽しみました。なんだろう。このショー、フォーメーション含めて全員の流れるような動きが天才な場面がたくさんあって、オペラグラスなしでも本当に大感動してしまうんですよね……。は〜泣いた……。
特に黒燕尾は、特に特に銀橋並んでからの黒燕尾は、あんまりに壮観なのでぜひオペラグラスなしで全体を見てもらいたいな、などと思いました!!!
そして今日は朝美さんをはじめ雪組生の方々がたくさんご観劇でした。明日は前楽、明後日は千秋楽なので、間に合ってよかったね〜〜〜涙涙涙の気持ちになりました。
そう……明日は前楽……明後日は千秋楽……とにかく千秋楽は晴れてください……そして無事駆け抜けられますよう願ってます!!!!!
あと月城かなとさんメモリアルブックの表紙激ツヨ表紙でありがとうございました! DEEPな一冊、とっても楽しみにしています!!!!!
まあそんなこんなで私は毎日月組観劇に没頭しているのですが、雪組全ツの愛知芸術劇場にて、4階までS席設定されていたり、手摺で全く見えなかったことがかなり話題になったのは耳にしておりまして……。
いやもうね、こういうのはどんどん話題になるべきだと思っています。
私自身、あるときから愛知芸術劇場への抽選申し込みはしなくなりました。 S席ガチャの範囲広すぎ問題と、本当にこの席で何を見るの問題にぶち当たったことがあるからです。
こういう辛かった話をするとね、「ちゃんと調べない方が悪い」 とか。「前方席に座っている人はもっとお金を詰んでたりするんだから」 みたいな。 辛かった意見をなぜか論破しようとする人たちがいるんですけど、そんなズレた意見でこんな可哀想な話を論破しようとするなって話なんですよ。
そもそも、宝塚歌劇団が愛知芸術劇場を使用させてもらうのは初めてのことではありません。何度も何度も何度も使わせてもらっています。
そのたびに、「見えなかった」という意見は届いているはずなんですね。だから、見えない部分があるって劇団は把握しているはずなんです。
それなのに、「見えないって分かっているところまで売る判断」 を劇団がしているんです。
ここを私はどうにかしてほしいと思っているんですよ。
そして考え直してくれるきっかけになるのは、結局 「炎上」 だったりするんです。
たくさんの人に批難されてやっと、動いてくれたりする。 これが現実です。
もちろん、愛知芸術劇場を使うなって言っているわけじゃありません。見やすい席は本当に見やすい劇場ですし、音響も良い劇場です。
ただ、見えない席は売らない判断をしてあげなければいけない。それか、注釈して売らなくてはいけない。同じS席で、まったく違う見え方は考えなおしてあげないといけない。これらは、クレームじゃないと私は思います。
理不尽なことがあったから、見直してほしいっていう至ってシンプルな意見だと思います。
我慢し続ければし続けるほど、次の全国ツアー公演の他の会場でも同じことが起きてしまいます。
その劇場を使うなって言ってるんじゃなくて、 安全のために手すりがあることに怒っているんじゃなくて、 「舞台が見えないことは教えてあげなきゃいけないし、それに見合った価格設定にしてあげないといけない。 それをしてくれないことが駄目」なんです。
極論、 「ここはステージがまるで見えません! ほぼ声のみです!」というアナウンスが事前にあったとしても、宝塚のチケットは売れるはずです。
でも、「そういうアナウンスをしてくれるか否か」こそが判断材料として大事なんです。 この事前アナウンスさえあれば、問題にはならないんです。 それでもいいって思う人がチケットを買うわけですから。この事前アナウンスがないのがそもそもの問題なわけです。
せっかくの宝塚観劇が座席問題で嫌な思い出になってほしくない。 そのためには愛知芸術劇場だけでなく、 それぞれの劇場を使うにあたって、 座席販売範囲及び見切れ席についてしっかり考えたうえでチケットを販売してほしいと思います。
友人は柚香さんのコンサートに行った際、S席だけれどかなりの見切れ席だったことにがっかりして劇団に報告していました。
今度その劇場を使用させていただく際に、そういった意見をきちんと反映した販売設定になればいいなと私は思いますし、そうなるためにも、舞台が見えなかった辛さとか、理不尽なことに対しては我慢せずに発言することが大事だなとも思っています。
劇場のつくりは完成している以上どうにもならないので、とにかく、「ここは見えにくいので注釈付きで売ります! それでも良い方のみご購入ください」方式にすることによって、見切れ問題で悲しい思いをする方を出さないようにしてあげてほしいと心より祈っています。