先日、星組公演『記憶にございません!』 『Tiara Azul -Destino-』出演者一覧および先行画像が発表されました。
現代日本×星組が珍しいからなのか、先行画像がとても新鮮に感じたのですが、礼さんと舞空さん、すっごい素敵ですね!
おでこに絆創膏と結婚指輪嵌めてるスーツ礼さん、すっごい良くて……。私は不憫な役が大好きなので、なんかすっごいいいよ……いいよ!!! って心配な脚本をよそに盛り上がってしまいます。笑
そして舞空さん! 先行画像に舞空さんがいることだけでも嬉しいのに、 星組カラーを纏う舞空さんが本当にきれいで、それなのにお人形みたいにかわいくて、(きれいとかわいいがこんなに両立する人っているんだ!)って改めて驚いてしまいますね。
きれいでかわいいよ!!!!!
そして出演者一覧に110期生だけでなく、 輝月さんのお名前が!
星組とは 1789 ぶりの輝月さん!
政界スーツ物コメディに輝月さんおらずしてどうすると思っていたので、降臨嬉しい〜〜〜嬉しいよ〜〜〜すっごくすっごく嬉しいよ〜〜〜〜!!!!!
ああ、輝月さん。専科でのご活躍が順調のひくてあまたで本当に嬉しくて、ここまでご活躍してくださるなら専科異動に涙を飲んだ甲斐があったな、と。
というのも、桜嵐記とドリチェを最後に輝月さんが専科異動することが決定したとき、私本当に嫌だったんですよ……(専科異動してまゆぽんの活躍機会が減ったらどうしよう)ってすっごい落ち込んでたわけですよ。
しかしながら専科異動した同年、早速宙組 『プロミセス、プロミセス』 に出演が決定。
そこから輝月さんの勢いは止まらず、 翌年には花組 『TOP HAT』、月組 『グレート・ギャツビー』 月組 『ELPIDIO』 という超絶スケジュールをこなしました。
去年は星組 『1789-バスティーユの恋人たち-』 で舞台を締め、 さらに現在花組 『アルカンシェル』で大活躍中の輝月さん。
もうね、専科に異動が決まった際の不安が今は気持ちいいほど払拭されましたよね。
輝月さんのお芝居と歌と存在感は唯一無二で、あちらこちらで引っ張りだこ!
あとは雪組公演に出演出来たら5組コンプリート出来てしまうし、 朝美さんがトップになったら絶対に雪組公演に出演する未来が待っていると私は知っているのでね。もうコンプリートは確定なわけですよ。
そして思うのは、これぞ専科のあるべき姿と申しますか。
この引っ張りだこ具合はもちろん輝月さんの実力があってこそなのですが、それと同時に、「人事的な面倒くささを考慮しなくていいから」という面もあると思うんですね。
宝塚ファンならお察しの通り、羽根やら別箱主演やら写真の枚数やらで、生徒たちには学年という序列だけでなく「路線としての目には見えない序列」があります。
そして、その調整のために専科という場所が使われることがあるんですね。
何が言いたいかと申しますと、専科は人事を円滑に進めるために移動させる「人事調整の場所」として機能する面があります。
しかしながら私にとって専科とはバイプレーヤーとして活躍する人が行くべき場所であり、グッズを売り出すようなスターとして育ってきた生徒さんは特定の組に在籍できるようにした方が絶対にいいよね、と思うんですよ。
だって、現に瀬央さんなんていつ宝塚の舞台に出られるんだって感じじゃないですか。
実力があっても人気があっても人事的な面倒臭さにより、専科に行っても活躍の場が広がらないなんて勿体なさすぎて……。
もちろん、外部舞台やPR活動において「活躍の場が広がった」のは事実ですが、「宝塚の舞台においての活動」はむしろ狭まったように感じます……。
専科異動後一年以内にでも別箱主演させてくれていたら話は別でしたよ。でも上記の活動に加え決まっているのは巴里祭のみです。
巴里祭も外部舞台もどれも大切だけれど、宝塚の舞台に男役として出演できる機会がここまで奪われると、私は結構悲しいわけでして……。
もちろん今さら同じポジションで星組に戻ることが出来ないとは分かっているので、瀬央さんが専科に異動して良かったなあと。そう思えるような舞台が回ってきますことはこれからも祈りますが……。
※専科に異動して良かったと思っているファンの方には不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
最後に。生徒さんたちがタカラジェンヌでいてくださる時間は有限だからこそ、専科に異動させたものの人事的要因でなかなか舞台に立てない……なんてことがないよう、専科を人事調整の場にはしないでほしいなと思います。
はてさて少し重たい話をしてしまいましたが、専科異動後、大劇場は一本物ばかりの輝月さん。果たしてショーにもご出演されるのか、ワクワク楽しみに待っていたいと思います。