ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

瀬央さんのこれからの立ち位置について想いを馳せる


 雪組梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演『双曲線上のカルテ』が、本日初日の幕をあけられたとのことで。


 雪組カルテチームの皆さま、初日の幕開けおめでとうございます!!!


 昨日は縣さんの本公演休演が発表され、縣さんは大丈夫だろうかと心配で心配でたまりませんでしたが、縣さんが元気に復帰し、 カルテチームに合流できますことを心の底より願っています。


 そしてそんな本日、わたしは雪組全国ツアーの方に足を運ばせていただきました。


 久しぶりの愛短は「彩風さんと夢白さんのお似合いっぷり」 と 「彩風さんと朝美さんの友情っぷり」と「有栖妃華さんの美声」 と 「夢白さんと華世さんという圧倒的華やかなコンビ」を堪能させていただき、「絶景かな〜絶景かな〜(最近の口癖)」という言葉に尽きました。代役の皆様のご活躍もとてもとても素晴らしかったです。



 また、ショーでは気になっていたクレオパトラがあの男役さんで、「ほえ〜〜〜びっくり〜〜〜そうきたか〜〜〜」 と、 楽しませていただきました。(ご存知の方も多いかとは思いますが、びっくりした方がいいはずなので伏せさせて頂きます)

 いやもう、ジュエパリって改めて素敵なショー作品ですよね。華やかなカンカンにすみれの花咲く頃に燕尾服。まさに全ツに持ってこいのショー作品だと思います。


 和希さんと縣さんが不在のジュエパリは諏訪さんがかなりご活躍されている印象があり、『ヴェネチアの紋章』 『ル・ポアゾン 愛の媚薬 Again』 全国ツアー公演を懐かしく思い出しました。 頼りになる男役さんの存在って、こういうとき本当に偉大だなあと思います。


 ライブビューイングもまだ実施されていないので、このくらいの簡潔な感想に留めておきたいのですが、 「チケットを持っていない方、ぜひ配信で……!」とオススメできる、今の雪組の輝きにぴったり似合う二本立てです。

  9月2日(土)15:30 公演が配信日程になっているのですが、 それまでに透真さんと妃華さんが元気に復帰されたら嬉しく思います。


 雪組全ツチームの皆さま、本日は素敵な時間をありがとうございました。梅芸公演は今日をもって終了ですが、 31日以降は神奈川県民ホールをはじめ、雪組の皆様の輝きで全国津々浦々宝塚の魅力を振り向いてくださったら幸いです。






 はてさて、ここからはがらりと話を変えさせていただきたいのですが、 昨日は星組『1789』の大千秋楽でございました。

 胸いっぱいの大千秋楽の余韻にまだ浸りつつも、瀬央さんが専科生のページに掲載されているのを拝見して、今日から本当に瀬央さんの新たな一歩がはじまるのだなとしみじみ感じました。



 これからも今後のご活躍を願うだけなのですが、 今後のご活躍を願うからこそ、(瀬央さんはこれから一体どのような立ち位置になるのでしょうか)という疑問を頭に浮かべてしまいました。



 というのもまあ、わたしは瀬央さんの2024年パソカレ (宝塚パーソナルカレンダーの略)が欲しかった人間でして。ですがこのパソカレは2番手に準する方々のみ発売される代物でして。


 2022年、2023年と星組は礼さんひとりだけを発売してきました。

 2024年こそ専科生としてワンチャンないかなと願っていたのですが、 先日そんな健気な願いも打ち砕かれては仕方ないことだと理解しつつもちょっとセンチメンタルになってしまったのはここだけの秘密ということで。(だって毎月瀬央さんのご尊顔をめくれるカレンダーが欲しかったんですもの)


 ということで、シビアな劇団がスタカレは販売してくれなくても、一対どんなふうに瀕央さんをご活躍させるのかなと想像したところ、「轟さんが退団する前の凪七さんのようなご活躍」 が即座に頭に浮かびました。


 月組から専科へと異動した凪七さんは、ちょっと経歴が異色なために比べるべきではないよなあという思いもありつつ、でも凪七さんのスター専科としてのご活躍は一番「これからの瀬央さんのご活躍にしっくりくる」かな、と個人的には思います。


 というのも、レジェンドであった轟さんは、専科に異動してからも毎年主演を担うお方でした。 二番手羽根を背負って専科に異動された水美さんも、二番手位置、もしくは主演公演が回ってくると思います。 (個人的に水美さんは専科からまた異動もあるんじゃないかなとは思っているのですが)



 とにかく、 宝塚で 「ポジションが上の方にある」 ということはつまり、「そのポジションを全うできるような大きな役が与えられる」こととニアリーイコールであり、「そういう意味では活躍の幅が少し制限される」ことになります。 柔軟に動けなくなるということですね。


 その点、凪七さんは専科に移動してから主演〜3番手あたりもしくはヒロインといったお役まで幅広く演じてこられました。そのルートを思い出すと、大劇場で二番手羽根を背負わなかった瀬央さんは「逆に制限がかからなくて活躍しやすい」ということにもなってくるわけでございまして。

 ポジティブ観点から捉えると、「幅広く瀬央さんを活躍させるために背負わせなかった」とも言えるなあと思います。



 轟さんの退団後、凪七さんの活躍の幅はさらに広がったので、長くいればいるほど、例えば前回の星組さんのように 「全国ツアー公演の主演」 なんかを任されるチャンスだって巡ってくるわけでして。


 結論としては、 「毎公演主演作とはいかないけれど絶妙に美味しいポジションをもらえるスター専科枠」 という立ち位置になるのかな、と。


 つまり、瀬央さんの次の舞台は『タカスペ2023』ではありますが、2024年の瀬央さんの出演舞台の可能性は無限大に広がっているように思います。


大劇場だと2024年はまだ出演者一覧が正月公演のRRR含めて未発表ですし、2024年別箱だと、月組はコンサートとバウなので可能性はほぼゼロに等しくても、宙組以降からはご出演の可能性が十分にあると感じています。


月組の次の別箱は可能性はゼロに等しいと記しましたが、いつか月城さんと瀬央さんのお芝居共演が観たいんですがどうにかならないですかね……)


 また、2024年はせっかくの110周年ですので、 専科公演もあってほしいなあとも願っています。



 いやはや、星組から瀬央さんという男役が専科に移動されたこと、 寂しくないといったら大嘘中の大嘘になってしまうのですが、人のために泣くことが出来て、いつも周りから愛される瀬
央ゆりあさんは、実のところ、各組で柔軟に輝く専科生にとても向いているとは思っておりまして。


 瀬央さんご自身、 新たな一歩は大変だとは思うのですが、いちファンとして、新たな瀬央さんの幅広いご活躍をとても楽しみにしています。瀬央さんのこれからのご活躍が幸福に満ちたものでありますように。


 果たして2024年、瀬央さんがどの組にご出演されるのか、専科としてどのようなお姿を見せてくださるのか、前向きにポジティブに、新しい瀬央さんに出会える日が今からとっっっても楽しみです!!!


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