本日、 専科の凪七瑠海さんが、 香取慎吾さん主演 『テラヤマキャバレー』に外部出演されることが発表されました。
香取慎吾さんが演劇、映画、ラジオ、テレビ、詩など幅広いジ
ャンルで活躍した寺山修司さん役に挑み、演出には、デヴィッド･ルヴォー氏を迎える本作。
華麗なる音楽劇ということで、成河さん、伊礼彼方さんといった有名なミュージカル俳優さんたちもご出演されるようでとても気になります。
・公演場所・期間・東京公演 [日生劇場]
2024年2月9日 (金) 〜29日 (木)
・大阪公演 [梅田芸術劇場メインホール]
2024年3月5日 (火) 〜10日 (日)
上記期間での上演です。 梅芸を狙いたいですが、香取さん主演ということもあって、チケットは激レアだろうと思います。が、梅芸ネット会員なので、応募だけはさせていただきたいなと思います。
いやはやそれにしてもですよ。宝塚歌劇団に在籍している際の外部出演(OG イベント等は除く)、 とても久しぶりのことのように思います。
少し記憶をたどってみると、専科に異動した樹里咲穂さんが外部出演していた印象が個人的には一番強いです。
専科の強みは自由と幅が利くことだと思いますし、専科の方が外部出演にて新しい風を宝塚に持ち帰ってくださったら、それはとてもいい作用だなとも感じます。
今回どんなお役なのかはまだ発表されていませんが、凪七さんならではの役柄が回ってきましたら幸いです。
さて、外部の舞台出演が決まった凪七さんですが、轟さんが退団して以降ますます、凪七さんのご活躍の勢いと幅はすさまじいなと感じています。
そんな中、凪七さんと言えば個人的には現在スカステで放送中の 「Café ふぉるだ」の印象がとても強いです。
本番組は凪七さんがオーナーを務めるカフェに訪れたゲストたちが思い入れのあるスイーツを作ったり、幼少から今までにおけるエピソードを語ったりするとてもなごやかな番組でございまして。
この番組を拝見していると、凪七さんの下級生たちから慕われ度合がすさまじく、ゲストの話に本当にあたたかな相槌を打ってくださり、どんな話題にも興味を持ってその人の趣味等否定しないところが、本当に素敵な方だなあ〜と好感度が上がり続ける一方なんですね。
宝塚で取り返しのつかないことが起き、宝塚歌劇団の体制に厳しい目が向けられる中、これからも凪七さんが番組として各組の生徒さんと話を交えたり、各組の舞台に出演したりすることによって、宝塚が1mmでもいい方向に動いてほしいな、と願わずにはいられません。
また、最近専科に異動された水美さんと瀬央さんも、ダンスやお芝居が上手いの前に、本当にお人柄が素敵だと思っておりまして。 現在、水美さんが星組生と共に博多座にてミーマイにご出演中ですが、ナウオンを拝見しただけでも雰囲気の良さが輝いていらっしゃいました。
ほとんどの生徒さんは組替えを経験しないこともあり、配属された組で過ごし続ける傾向があるゆえに、ますます風通しが悪いと言われがちな宝塚ですが、場を和ませたり穏やかにさせてくださる専科さんがこれからも各組にご出演してくださることは､それぞれの組に新しい風を送ってくださるチャンスでもあるんじゃないかな、と。そんなことを改めて感じるに至りました。
悲しい訃報があって以来、どうにか宝塚が正しい姿で機能し続けられるようにとファンとして願わずにはいられず、専科さんのお力添えにも期待してしまうのですが、もちろん、専科の皆様も宝塚を背負いすぎてはいけないいち生徒に変わりありません。
ので、やはりまずは劇団が、生徒さんひとりひとり息がしやすい職場環境を整えてくださることを祈らずにはいられません。
部外者であるわたしたちは祈ることしかできないからこそ、お気楽なことばかり言えませんが、どうかおざなりな対応をされませんことを祈ります。
だんだんと話が逸れてしまいました。改めまして凪七さん、『テラヤマキャバレー』 ご出演おめでとうございます。これからも凪七さんらしく、幅広くご活躍してくだされば幸いです。
また、水美さん・瀬央さんといった新たな専科生の皆様が幅広く盛大にご活躍される未来が待っていますことを願っています。
最後に。かけがえのない大切な生徒さんがひとり亡くなった悲しみととことん向き合った上で、組織を良い方向に変化させながら、夢の世界がこれから先も成り立っていきますことを心の底より願っています。
