まずは本日、帝劇レミゼのチケ代やキャストスケジュールが発表されました。
いや〜〜〜予想していた範疇内だけれどチケット高くて嫌になるネ!!!
S席土日18500円、A席土日12000円 B席土日 7000円。
最近外部ミュージカルで見慣れてきた金額なわけですが、見慣れても高いものは高くてちょっとテンションが下がりますね〜〜〜。たかーい!!!!!
でもムーランルージュもモーツァルトもこの金額でチケットは売れたのでレミゼもこの金額でチケットは売れるだろうし、売れるということは適正価格ってことなんだろうけど庶民としてはS席最前とS席最後列が同額なのいつまでたっても泣いてしまう……。
もっと前方席は高額にしてもいいと思うし、その分S席後方はちょっとお値段下げてほしい願望が強くなる一方です。
あとせっかく 18500円出して周りの人がマナー守れない人だったらほんまに最悪すぎて……よみがえる千と千尋の記憶に私は震えるので、今回は A席かB席でレミゼ参戦したいなと思っています。
そしてそんな本日は友人から上田久美子先生が面白い note を公開しているよと教えてもらい、さっそく覗きに行きました。
『私の脚本術』(https://note.com/kumiko_ueda/n/n6e97733867c6)というタイトルの、エンタメ創作の基本をウエクミ先生なりにアウトプットしてくれたものになっています。
これを読んでいると、 ウエクミ先生の作品が虚無にならない理由がよく分かります。 物語の「見えない部分」を大切にしたうえで、いかに主人公の焚き付け・発火で物語を盛り上げるのか。
物語の主題に主人公が遠からず関わるようにしていて、その人を中心にその人の願望などが結果としてどうなったかを表現する。ウエクミ先生のすべての作品に当てはまるなあと感心してしまいます。
こうした構造がしっかりしているから、主人公の行動だけでなく、周りの登場人物たちの行動や感情にまで私たちは違和感を覚えない。 違和感を覚えないっていうことはそれだけ物語に入り込めているということであって、やっぱり魅惑の脚本家だなと思います。
『三方よしで終わってしまっては、最初の問題提起と結末が無関係ということになってしまいます。』
こことかすごいウエクミ先生の思考だ!!!って沸いちゃいましたね。笑
でもウエクミ先生の魅力ってこういう基本だけで成り立っていないんですよね。
例えば、いくら面白いと噂の小説を読んでみても、説明ちっくなセリフであったり流れを止めるような文体であったりと、いまいちその文章に気持ちよく浸れないことが私はあります。
ただ、ウエクミ先生の作品はしっかりした脚本基盤の上に、真新しい演出方法や口にしたくなるような美しいセリフでさらに作品を磨き上げ盛り上げていくのが本当に最高で……。
私の感性がウエクミ先生の作品を浴びるとことごとく喜ぶのは、小説でいう 「好きな文体」がウエクミ先生の作品の 「見える部分」 だからなのかなとも思います。
そんなウエクミ先生、前から言っていた「メセナ」をついに呼びかけるようで。(※メセナとはフランス語で芸術文化支援のことのようです)
まずは上田久美子の演劇理想ロン—マエケナスの古代ローマ的実験室—(https://shirasu.io/c/kumikoueda)というチャンネルが開設されたようです。 (※ちなみに私はまだよくわかっていない)
このチャンネルで発信するものを文字で読めるようにしたものがnoteの課金プランになる(そしてそれもメセナのひとつ)ようで。
チャンネルではウエクミ先生の作業場中継、面白い舞台についての語り、ウエクミ先生が気になるテーマについてゲストとの対談が予定。
こちらのチャンネルは月額4400円となかなかのお値段ですが、ゲスト出演予定に朝夏さん、望海さん、珠城さんたちのお名前があって、こんなのめちゃくちゃ気になりますよね……。
ウエクミ先生の作品で退団した御三方がウエクミ先生と対談る企画とか個人的にはすごく興味がありますし、こういう興味を持ちやすいところから参加するのもありなのかな? って思ってます。
まだよく分からないけれど、大好きなウエクミ先生が活動的な姿はとても嬉しいです。
お忙しそうで全ツで再演とか夢のまた夢なのかもしれませんが、あるかもしれないと言っていたウエクミ先生の言葉が私の希望なので、いつかそんな日が来てくださいますことを心より祈っています。
とりあえずウエクミ先生媒体、noteの課金から始めてみようかなと思います。分からないことが多いけれどとにかくいろいろ楽しみです!!!