雪組、宝塚大劇場公演・グランド・ミュージカル 『蒼穹の昴』先行販売が昨日から実施されています。
先行販売期間は今日、08/15(月)23:00までなのですが、まだ土日含め、チケットが残っています。(ということなので、わたしら追いチケをいたしました)
全組、東京宝塚劇場より宝塚大劇場のチケットの方が格段に取りやすいですし、コロナになってからチケット争奪戦も和らいでいるので、すぐに完売する必要は無いと個人的には思っています。
さらに言えば、『蒼穹の昴』は、今まで宝塚に興味のなかった原作ファンが観劇に来てくださる可能性があるので、一般までチケットが残るだろうことは、原作ファンとして有難いことでもあります。
ですが、それと同時に、勿体ない……! と、歯痒い気持ちでいっぱいです。
蒼穹の昴、本当に面白い物語なんですよ。演出家の原田先生がどんなふうに纏めるかにもよるのですが、泣ける台詞や場面がとても多い感動作なんです。それを、『ODYSSEY』も『心中・恋の大和路』も大好評だった雪組が演じるんです。しかも、雪組生に加えて、実力派の専科さんたちも総出演してくださる本作。
絶ッッッ対に最高の舞台になる予感しかしないのに……!
なのに、チケットが、ある! 一般にチケットが回るのはとても嬉しいのですけれど、ファンの幅が広がるのもとても嬉しいのですけれど、本作は朝月希和さんの退団公演でもあるので、宝塚ファンの方々にもやっぱりたくさん観ていただきたいな……の感情がつのります。
また、コロナによってチケットが何十枚も溶け消えた人間なので、「皆さん、ちゃんと分散してチケット取りましたか……ッ!?」と、心配もしてしまいますね……。
このご時世、辛く悔しい事実ではありますが、いつ舞台が中止になってもおかしくないので……。備えに備えて損はないと思います。
そして、数年前に驚いたことなのですが、「宝塚の抽選に外れた場合、先着や一般に参加しない層がいる」んですよ。
わたしは宝塚の抽選に当たらない人間なので、先着や一般に参加しないことにこそ驚いたのですが、
「先着で残っている席では、あんまり良い席が無さそうだから……」
と、渋られていました。
そうか、そういう……そりゃ前の席に越したことはないけれど……と思いながらも、大劇場の見やすさに感動しているタイプの人間なので(も、勿体ない〜〜〜)と、当時も思いました。
宝塚大劇場は本当に見えやすい、舞台を上演する劇場の中でも、鏡のような劇場です。
最後列から最端の席まで観劇したことがあるのですが、オペラグラスさえ駆使できれば、お手頃価格で観劇を楽しむことが出来ます。
また、端の席や後ろの席に座ると、必然的にオペラグラスを使うため、奥の方にいる下級生の中から気になる生徒さんを見つけることも出来たりと、宝塚ならではの楽しみ方ができるので本当におすすめです。
長々と何を記したのかと言えば、雪組・宝塚大劇場公演『蒼穹の昴』のチケットが今なら購入出来るので、良かったら検討してみてください……! ということでした。
(※ちなみに、本日の先着販売を逃した場合、一般前売は2022年8月27日(土)に発売されます。)
どんな脚本になっているのかは分からないのですが、原作が本当に最高なので、その感動が舞台上で宝塚らしく再現されるのではないかと、とても期待している作品です。原田先生演出なので、お衣装や舞台装置も、とても素敵なものになっていると思います。
こんなにも大勢の専科さんが共演することも珍しいですし、娘役としてどんどん美しくなられている朝月さんの退団公演。そして、ますます魅力を増している雪組の皆様の新しい舞台。
本当に本当に楽しみな本作が、ひとりでも多くの方々に観劇してもらえますように。