ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

凪七さんの退団を受けて未来が変わる?水美さんと瀬央さんのこれからを思う


 彩風さんディナーショー『LAST MISSION』、西での幕開けおめでとうございます!


 レポを拝読するだけでニッコニコしてしまっているのですが、明日の配信とてもとてもとっっっても楽しみにしています!!!!! 無事に開催されますように!




 そしてそんな本日は、凪七さんのご退団が決まった今、水美さんと瀬央さんはどうなっていくのかなあということに思いを馳せたく……。


 というのも、凪七さん、水美さん、瀬央さんの共通点と言えば各組での番手経験者であり、別箱主演経験を果たしいること。スカステやレビューブックでも取りあげられる。謂わば、スター専科であるという点です。


 凪七さんの場合は専科異動よりはるか前、他組のトップ娘役ポジションを担うなど、本当に臨機応変というか柔軟にさまざまなポジションが与えられてきた印象です。


 専科に異動してからもバウ主演に全ツ主演で若手育成をしたり、各組の番手調整として2〜4番手役に姿形を変えて登板したり、はたまた外部舞台に出演したりとひっきりなしに活躍されていました。


 長らく専科でご活躍されていた轟さんとはまた違った形でご活躍されていた凪七さん。その柔軟さ、そしていつまでも若々しい凪七さんが、まさか退団するとは私は夢にも思っておらず。


 多分それは、専科で長らくご活躍されていた轟さんのあとを任されたのが凪七さんだと思い込んでいたからです。


 凪七さんはいつまでも若々しく、そして出演するごとにその組の生徒に慕われているイメージがあって……。スカステの番組も持っているし、宝塚に居てくださることが当たり前の存在と感じていました。


 そんな凪七さんがご退団。


 凪七さん・水美さん・瀬央さんという、 別箱主演できる専科さんたちの存在はとても心強いですが、中心に凪七さんがいたからこそ、水美さんや瀬央さんからは専科に異動してもなお、各組の番手や任期調整としての役割を感じていなかったんですね。


 しかしながら、凪七さんのご卒業が決まった今、水美さんと瀬央さんが専科から動けないイメージがはじめて脳内に浮かんでしまったというか。


 組内の人事事情はもちろんのこと、 凪七さんの卒業を見越して水美さんと瀬央さんは専科異動になったのかな……と感じるまでになりました。


 専科は一時的な異動場所で、 どこかの組に異動するのだという予想(特に水美さん)をよく見かけていましたが、凪七さんが卒業するとなると、これから先どこかの組に異動するというよりは、専科生としていろんな組に出演・主演する未来の方がしっくりくるような気がします。



 つまり、凪七さんがいるからこそ、専科に異動してもなお水美さんと瀬央さんの未来を私は自由に思い描いていたのですけれど、 凪七さんのご卒業が決まったことによって、専科生としての重みがより一層増したというか。凪七さんが担っていた役割や出番や責務がおふたり(もしくはどちらか)に回ってくるのかなと感じました。


 もちろんこれから先の未来は分かりませんが、劇団にしっかり頭に入れてほしいことがあって。


 それは、GRAPH8月号にて、「私ってタカラジェンヌなのかな」と。外部出演でそう感じたことをさりげなく水美さんが吐露されていた事実について。本当にさりげなく。対談の終盤で記されていたわけなんです。


 私は、「そう思ってしまった瞬間が水美さんの中に確実にあったこと」 が、喉を掴まれるみたいに辛くて。こんなに宝塚や男役を愛している人には、タカラジェンヌとして毎日幸せであってほしい……と。そう思っちゃったわけで。


 水美さんと瀬央さんの努力によって最終的にザ戦はとても良い経験と思い出と縁になったわけなのですが、宝塚に在籍しているおふたりが 「タカラジェンヌとして幸せであること」は私として必須条件だなと改めて思いました。



 どんな未来が待ち受けているかは分かりませんが、凪七さんのご卒業は水美さんと瀬央さんにとっても何かしらの分岐点になると思います。

 専科に腰を据えることになるかもしれないし、スター専科そのものがなくなっていくかもしれない。待ち侘びていた大劇場での活躍が増えるかもしれないし別箱主演が中心になるかもしれない。

 劇団がふたりにどんな未来を描いているのか。それは分からずとも、水美さんと瀬央さんが「タカラジェンヌとして」幸せな日々を過ごせますことをいちファンとしては心より祈りたいと思います。



 最後に。水美さんが月組全ツを楽しめますように。瀬央さんが愛の不時着を楽しめますように。そして凪七さんが花組で幸せに卒業できますことを心の底より祈っています。

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