本日、花組『うたかたの恋』新人公演の主な配役が発表されました。
ルドルフ（柚香 光さん）→（新人公演）希波 らいとさん（１０３期）
マリー・ヴェッツェラ（星風 まどかさん）さん→（新人公演）七彩 はづきさん（１０７期）
ジャン・サルヴァドル（水美 舞斗さん）→（新人公演）天城 れいんさん（１０４期）
以上３名の発表がありました。
『花より男子』では「Ｆ４」の一人に抜てきされるなど、とっても早くから注目を集めていた希波さんが、『元禄バロックロック』以来２度目の新人公演主演に抜擢されました。
希波さん、２度目の新人公演主演、おめでとうございます！
スタイルの良さが圧倒的で、今のビジュアルに特化した花組では絶対的に歓迎されるタイプの男役さんだと思います。圧倒的に目を惹かれる舞台映えした姿に、（希波さんは立っているだけで今日も素晴らしく目立っている）と何度感心してしまったことか。
歌やダンスやお芝居など、まだまだこれから進化できる男役さんだと思われますし、新人公演の長の期としての締め役目としても、ご活躍とても楽しみです。
圧倒的スタイルで着こなす白軍服、今からとても楽しみです。
そして、マリー・ヴェッツェラ役には１０７期の七彩 はづきさんが選ばれました。
七彩さん、初ヒロインおめでとうございます！
全国ツアーや本公演での役付きなど、推される娘役さんだろうなあとは思っていたのですが、星組に続いて研２でのヒロイン抜擢、頼もしい限りです。
最近は頻繁に研２でのヒロイン抜擢が続きますが、七彩さんは抜擢されるのも納得の娘役さんだと感じます。
全ツのマリエッタで滑舌と声がいいなあ、そしてかわいいなあ、ショーを観ては踊れるなあ、尚且つ歌もいいなあと思っていたので、ヒロインが本当に嬉しいですし、王道のヒロイン像を魅せてくださりそうで、今からワクワクが止まりません。
本役さんである星風さんも、研２で新人公演ヒロインを務めたので、早期抜擢ならではの苦労や真ん中を担う心得など、役だけではない学ぶべきものが七彩さんにとってたくさんあればいいなと感じます。
さらに、２番手である水美さんのお役、ジャン・サルヴァドルに、天城さんが選ばれました。
抜擢されそうで抜擢されない天城さんですが、バウホール公演『殉情』の千吉がとても良くて印象に残っています。１０４期の男役さんはなかなかチャンスに恵まれませんが、破線上のお役がついたこと、とても嬉しく思います。
ルドルフも似合いそうなロイヤルなお顔立ちをされていますが、まずは２番手という大きな役でしっかり爪痕を残し、次のお役へと繋げていただけたら幸いです。
花組新人公演、まずは主な配役のみが発表されましたが、これは新人公演とは思えないビジュアル映えが凄そうだなあと、今からドキドキしてしまいます。
はてさて、今回の新人公演ヒロインで七彩さんの早期大抜擢がとても嬉しくて嬉しくて喜ばしいのですが、個人的に七彩さんからはこの先もずっと抜擢が続くヒロインタイプの娘役さんのような雰囲気が漂っています。
七彩さんというクラシカルな娘役さんほど、他組に組み替えさせがちな印象のある花組さんですが、今の花組の男役さんにしっかり合いそうなので、このまましっかり花組で育てていってほしいなあと感じています。
そして、今花組で大活躍の若手娘役と言えば星空美咲さんが挙げられるわけなのですが。
わたしは花組にいる星空美咲さんが大好きなのですが、大好きだからこそ、今の花組には華奢な男役さんが多いので、星空さんの長身を活かすには、体格に恵まれた男役さんが真ん中に集まっている組の方が舞台映えすると思っています。
これから七彩さんの抜擢が続いていけば星空さんの組み替えの可能性も高まるかなあ……と、うっすら感じられました。
また、ひとつ心配なのは、104期の都姫ここさんも、七彩さんと同じく研２にて『A Fairy Tale』の新人公演ヒロインに大抜擢されました。（※都姫さんの名前を間違えるという最低のミスをしていました。コメントにて教えてくださった方、本当にありがとうございました）
ですが、その後なぜか役付きは渋くなる一方で、他組に組み替えさせてもらえるわけでもなく、一期下の星空さんや同期の美羽さんの出番の方が明らかに多くなっていき、そして今回の『うたかたの恋』で退団されることが発表されています。
とても可愛らしくて品のある将来が楽しみな娘役さんだっただけに、退団決定がとてもショックでした。
上記の事態が起きるように、早期抜擢には良し悪しがあります。もちろん、たくさんの人に早くから名前を覚えてもらえるプラス要素が絶大なのですが、その分プレッシャーや、役付きに悩むこともあるかと思われます。
どうか、七彩さんの歩む娘役人生が豊かで素敵なものでありますことをいちファンとして祈っています。
改めまして、希波さん、七彩さん、新人公演主演・ヒロインおめでとうございます。花組新公学年全員で織り成す『うたかたの恋』が、今からとっても楽しみです。
そしてなにより、今度こそ花組新人公演が東西ともに上演できますことを心の底より願っています。
