月組 東京宝塚劇場公演『フリューゲル －君がくれた翼－』『万華鏡百景色』が、複数の出演者によるインフルエンザウイルスの陽性が確認され、公演実施が困難なため、急遽、本日 10月15（日）の公演中止が発表されました。
そして18時過ぎ頃、公演を安全に実施するにあたり必要な期間を確保するため、引き続き、10月17日（火）までの公演中止が発表されました。
なお、10月18日（水）以降の公演実施については、10月17日（火）午前中に案内があるとのことです。
午前中の発表ではコロナも記載されていましたが、18時過ぎの発表ではインフルエンザのみの記載に変わっていました。今年は早くからインフルエンザが猛威をふるっているので、感染力が強いのかなと思われます。
会社によって出勤の規則は異なりますが、インフルエンザに感染した場合、だいたい発症した後5日経過かつ解熱した後2日を経過するまで出勤停止、と言った具合でしょうか。
何にしろ、これ以上感染が広がらないことを、そして罹患された方々が苦しまれず早期に回復されますことを心よりより祈ります。
17日から公演再開、もしくは暫くの公演中止かと思いましたが、今回の決定だと、代役の代役さんなどがインフルエンザに罹患されたのかな、と感じました。
今回の月組公演はお芝居ショー共に下級生まで大活躍されています。感染の規模が分かりませんが、代役も、代役の代役も皆様お仕事が多すぎてとても大変だと思います。
月組の皆様、一日でも早く舞台を上げようと頑張ってくださるとは思うのですが、身体が資本でございます。精神的にも肉体的にも無理をしてはいけない時期だと思いますので、どうかご無理だけはされず健康を第一に励んでくださればと思います。
また、ひとつ前の記事でも記しましたが、取り返しのつかないことが起きてから、憶測や推測でさまざま騒ぎ立ててはたくさんの方々を確証なしに傷つけている方々がいらっしゃいます。
さまざまやものに敏感になって点と点を勝手に線で結びつけ、現在、宝塚に所属しているというだけで、ひどい言葉を投げつける方々もネット等にいらっしゃいます。ので、しっかり公演中止の理由を明確に教えてくださった今回は、不謹慎な憶測等でさらに彼女たちが苦しまないようにするための劇団からの配慮を感じました。
今回の配慮に対して意地悪な見方をする方々は、少しだけでも自分のために深呼吸をして落ち着いていただきたいな、と感じます。
本日観劇できなかったことはなかなかに寂しかったですが、それよりなにより、月組の皆様およびスタッフの皆様の体力と精神面が心配です。後遺症等なく、皆様が元気に舞台復帰できますように。
また、わたくしごとですが、せっかく東京にいるので、チケット代を使って何かしら美味しいものを食べようと、ずっと行ってみたかった【米沢牛黄木 東京駅店】に入店させていただきました。
予想以上の美味しさと柔らかさに、（し、幸せってこういいことやなあ〜）と噛み締めてしまったので、月組の皆様やスタッフの皆様、心痛めているたくさんの方々にとにかく美味しいものを食べていただきたいなと感じました。お気楽なことを言って申し訳ありません。ですがとてもおいしかったです。
そして明日からは仕事なのでそそくさと西の方に帰ってきました。舞台を観たかった本音はありますが、いつもは観劇のための遠征なので、観劇をしないことで東京駅なんかをゆっくり歩くこともできました。あそこに行きたいのに行けれんな？？？と地図と睨めっこしながら、ぶらぶらできて気分転換にもなりました。
新幹線の中では改めて公演中止のことを考えました。今回だけに限らず、チケットが紙くずになってしまった方に向けて、後日異なる公演ではあっても同等の席が当たるような制度を友の会で設けたりできたらちょっとは慰めになるのではないかな、と感じたり。
その制度によって本当に観たかった公演が観られなかった傷を完全に癒すことはできませんが、何もないよりはいいんじゃないかな、と。そんなことを改めて思うに至りました。
最後に。今回の急遽の中止が残念ではありますが、月組の皆様およびスタッフの皆様が責められませんことを、罹患された方々がゆっくり休めますことを心より祈っています。
