ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

大丈夫?な年末特番と扱いに差をつけないでほしいな話

 本日、タカラヅカ・スカイステージ12月ラインアップのお知らせが発表されました。


 例年、12月および1月のスカステは年末(もしくはクリスマス) 〜お正月にかけて、普段のスカステでは拝見できないような特別番組が多く放送されます。


 しかしながら今年は祭典であるタカスペも中止が決定。


 ご存知の通り公演も通常通り実施できていない組があるなかで、果たして年末特別番組など撮影できるのかなと勝手に心配しているのですが、今のところ、ラインナップには以下のような特別番組が予定されていました。



 ・2023 年末特別番組 「ALLSTARS DREAM COLLABORATION 〜110周年へカウントダウン!〜」

  (今年の年末特別番組は、「夢の共演」 をテーマに、スカステの様々な番組とコラボレーションするとのこと。
 記念すべき宝塚歌劇 110周年の幕開けへカウントダウンとも記されていたので放送時間的にもスカステで年越しカウントダウンが出来るのでしょうか?)


 ・ 110thアニバーサリ一特別編成企画 「Takarazuka Best Selection 110」 第1部~ 第5部

 (宝塚歌劇 110周年を記念して発売される 110曲入り5枚組のCD 「Takarazuka Best Selection 110」。 その収録曲を秘蔵映像と共に紹介する番組のようです)



 ・年末特別番組 宝塚クロニクル2023 Special 「花組編」 「月組編」 「雪組編」 「星組編」 「宙組編」 「特別編」

  (いつも通りその年の公演を振り返るのかな? と思われます。)



 夢の共演はもしかして組を越えた同期同士の共演ですか??? と前のめりになりたいのは山々なのですが、最近スカステは番組差し替えや放送見送りがとても多いです。


 もしも放送中止となった場合、 期待していた分、傷のえぐれが深くなってしまうので、(まだこのラインナップが放送されるのかはわからない……)くらいのスタンスで詳細が発表されるまでおとなしく待っていようかなと思います。その上で、誰も無理せず、無事に撮影ができたらいいなとも願っておきたいと思います。



 そしてここからは、昨日も触れましたが、星風まどかさんフォトブック 『Smiling Forever』が 12月に発売されることに関する話題を記させていただきたいと思います。


 まず、トップ娘役さんの写真集は愛希さんの舞台写真集以来、実に5年ぶりのことになります。


 エリザベート表紙の写真集を購入してからそんなに経つのか……と月日の流れが恐ろしくも感じるのですが、本当に久しぶりのことでして。そのくらい娘役さんの写真集はトップ娘役さんであってもレアな代物なのだとしみじみ感じてしまいます……。


 だからこそ、今回星風さんのフォトブック発売にたくさんの人が歓喜していて、トップ娘役さんたちの写真集やフォトブックをどれだけの人が待ち望んでいたか伝わってくるようでしたし、私ももちろん買わせていただく気満々です。


 でもそのあと感じたのは、(これからトップ娘役全員、退団するときに写真集が発売される、なんて夢のような話は待っていないんだよな……)という現実感でした。


 振り返らずとも、これまで写真集を出したトップ娘役さんたちは任期が長く、いわゆる 「スゴツヨ」と呼ばれやすい、タイトロールを獲得するタイプのトップ娘役さんたちでした。

 つまるところ、発売するのは長年の功績を讃えてのものなのかな、とよく感じるのですが、わたしはトップ娘役さん全員、発売するに相応しい方々だと常日頃思っておりまして。


 もちろん任期が長いということは、そのぶん長く宝塚を支えてくださった柱のような存在であることに間違いありません。ですが、 「この人にはあって、この人にはない」 というふうに 「扱いに差」 をつけられると、 全トップ娘役を応援している人間としてはまあちょっと切なさを感じてしまうわけですよ。


 長年宝塚を応援していると、トップスターよりトップ娘役は、 「同じトップ娘役であっても劇団からの扱いの差」 が如実にあらわれていて、なんかちょっと、もやもやするときがあるんですね。

 トップ娘役さんの頑張りって、長さだけではないですし、みん
な等しくプレッシャーと闘って責務を果たしているのに、劇団からの扱いの差を感じると、そのトップ娘役さんにだけは手厚いのに他のトップ娘役さんにはありがとうの気持ちがないんかい、みたいな気分になるわけです。


 あくまでも、写真集が出たりするトップ娘役さんたちがズルいのではなく、そのくらいのことを他のトップ娘役さんにもしてあげるのが当たり前になって欲しいわけです。


 別に全員写真集発売じゃなくてもいいのですが、退団時には ① 「ミュサロ」をする人、②記念写真集を出す人、 ③ 記念CDを発売する人、など。それぞれのトップ娘役さんにあった何かしらの餞別は、分け隔てなく与えてあげてもいいんじゃないかなと思います。

 最近だと潤花さんとか、写真集はもちろん単独サヨナラショーもミュサロもなくて本当に寂しかったので……。


 だってそのくらい、 トップ娘役さんって大変なお仕事だと思うので……。どうか温情を、と感じずにはいられません。


 あとは個人的に娘役さんのカレンダー発売を心待ちにしておりまして。

 パソカレのトップ娘役 Ver とか、宝塚卓上カレンダー (新公を経験した中堅〜若手男役さんたちのカレンダー) の娘役 Ver なんかも発売されたら嬉しいなあと常々思っているのですが、結局のところ全体的にもっと娘役さんのことも厚遇してあげてほしいな〜なんてことを改めて感じさせていただきました。



 最後に。いろいろ記しましたが、同じトップ娘役であるのに明らかに扱いに差をつけられると、本当に切ない気持ちを覚えることがありますので、どうか劇団の変革時である今、そのあたりの改革もあったらいいな、と。男役さんと同じくらい娘役さんたちのことも大好きないちファンとして、そんなことを心の底より願っています。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村