ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

109期口上と星組『1789』に追加された主な配役4名と気になるフェルゼンは誰?の話


 まずは、富山県氷見市出身の月組トップ娘役である海乃美月さんが、昨日、(3月13日)「氷見市きときと魚大使」委嘱状授与式に参加された際のお写真が本日宝塚公式HPに掲載されました。


 2022年3月31日付で「氷見市きときと魚大使」に就任した海乃さん。およそ1年越しの委嘱状授与式にはなってしまいましたが、お忙しい中、このような時間をつくれて本当に良かったと思います。

 オレンジ色のお召し物を見に纏った海乃さん、とっても美しくてかわいらしいですね。


 氷見市の人間ではないので知らなかったのですが、海乃さんの凱旋トークショーもあったようで、参加された方がとても羨ましいのですが、氷見市という地元に、これからも海乃さんが愛され続けたら嬉しく思います。



 そして、そんな海乃さんも初演に出演していた1789の話題に移りたいと思うのですが、本日、 星組 『1789-バスティーユの恋人たち-』 ポスター画像が発表されました。



 月組初演の重厚感あふれるポスターとはかなり違っていて、躍動感あふれるライブっぽいポスターに「1789」というよりは「THE星組!」のエネルギーを感じたのですが、 それぞれのビジュアルは最高に好きなので、 星組による新たな 『1789-バスティーユの恋人たち-』 がますます楽しみになりました。


 さて、肝心のポスターなのですが、 星組にしては珍しく、『ディミトリ』に引き続き、複数人型のポスターです。

 そして、 ポスター掲載により、主な配役として、新たに4名のジェンヌさんの配役が判明いたしました。


 すでに発表されていた、【ロナン・マズリエ役 礼真琴さん】と 【オランプ・デュ・ピュジェ役 舞空瞳さん】 に加えて、


 ★シャルル・アルトワ役 (初演では美弥るりかさん) の瀬央ゆりあさん


 ★カミーユ・デムーラン役 (初演では凪七瑠海さん)の暁千星さん。


 ★マクシミリアン・ロベスピエール役(初演では珠城りょうさん) の極美慎さん。


 ★マリー・アントワネット役 (初演では愛希れいかさん) の有沙瞳さん。


 以上、 合計6名のジェンヌさんが掲載されたポスターになりました。瀬央さん扮するアルトワのビジュアルが刺さりすぎて今すぐにでもスチールが欲しくてたまりません。


 また、初演の月組では「オランプ」 がポスターには掲載されなかったのですが、 今回はトップ娘役の舞空さんが演じるので掲載。そして、 トップ娘役が演じずともマリー役の有沙さんが掲載。

 これはとても珍しいことなので、 マリーという役柄も有沙さんという娘役さんもとても強いなあと感じました。


 初演ではトップ娘役が演じていた役柄だったこと、役替わりなしなこと、ポスター掲載されたこと、『1789』の前に実施される別箱 『赤と黒』 ではヒロインを担うこと。


 諸々含め、 どうしても有沙さんの退団に向けた 「餞別」という雰囲気が漂っているように感じてしまいます。が、 退団か否かは集合日がくるまで誰にも分からないので、 とりあえずは3月24日からはじまる 『赤と黒』 での有沙さんのご活躍を楽しみにしていたいと思います。



 はてさて、次に。 男役三名がそれぞれ、 アルトワ、 デムーラン、ロベピに決定した件についてなのですが。

 これは舞空さんをオランプに設定しても、東宝版にはそこまで寄せない、月組初演でも東宝版でもない1789 になるかなあと。(東宝版はロベピの比重が若干重めなので)


 個人的には珠城さんのロベピを暁さんに演じてほしかった気持ちもあったのですが、役者が変われば役柄も変わる。ということで、台詞や曲や歌割りなど、それぞれにどのような変化があるのかとても楽しみです。



 それにしても、ここまで配役予想が出来ない演目もなかなかないのですが、他の男役さんたちは例えば


 ★ハンス・アクセル・フォンフェルゼン役 (初演では暁千星さん) を天飛華音さん


 ★ラザール・ペイロール役 (初演では星条海斗さん)を輝月ゆうまさん


 ★ジョルジュ・ジャック・ダントン役(初演では沙央くらまさん)を天華えまさん


 ★ルイ16世役 (初演では美城れんさん)をひろ香祐さん


 ★デュピュジェ中尉役 (初演では飛鳥裕さん) を美稀千種さん


 上記のような感じですかね〜?


 わたしは専科から輝月さんがご出演してくださると判明したその時から、ラザール・ペイロール役を演じてほしいと熱望しているので、 ちょっと個人的願望を含んでしまっているのですが。


 それにしても、やっぱり気になるのはフェルゼン役ですよね。

 マリーがトップ娘役ではなくなったので、フェルゼンの出番が減る可能性もあるのですが、マリーはポスターにも登場している時点でそこまで出番を削られなさそうな感じもします。


 また、月組初演時、ハンス・アクセル・フォンフェルゼン役を暁さんは研4あたりで担われていたので、 新人公演を卒業している天飛さんより、105期の稀惺 かずとさんか大希 颯さんに回ってきた方がしっくりくる気もします。このふたりのどちらかをこれから推したいなら尚更です。


 その場合、ダントンが天飛さんでラマールが天華さんになるのかなあ、などと、ひとつ予想を変えれば次々に予想を変えなければならないのが 1789。


 ここに記していないだけで上級生から下級生まで、 男役は幅広く役柄があるので、予想するのが本当に難しく、 集合日よりも前に配役を教えてほしいほどには気になるのですが、誰がどの役を演じるのかとても楽しみです。


 その反面、 娘役は本当に役が少ないのですが、 そんな娘役さんたちを目立たせるためにも、せめてソレーヌ役だけは役替わりがありますように。



 トップ娘役である舞空さんが順当にオランプを演じることになったので、初演の月組とは異なる箇所も多々出てくるでしょうし、男役さんたちの配役により、東宝版ともそっくり同じにはならないことも判明しつつあるので、 新たな星組 『1789』 が今からとっても楽しみです。



 歪だった人事含め、いろいろ言われることはありますが、誰に何と言われても、何年経ってもわたしは月組初演の 『1789』 が狂おしいほど大好きですし、 東宝版 『1789』も最高に大好きですし、2023年に上演される星組『1789 - バスティーユの恋人たち-』も、抱きしめたいほど大好きな作品に仕上がったら嬉しいです。


 VISA様がスポンサーについてくださったので、制作発表会もあるでしょうし、なかなかチケットが手に入らない作品にはなると思うのですが、多くの方々が、客席にて星組『1789 -バスティーユの恋人たち-』という作品を楽しめますことを心の底より願っています。





 最後に、2023年4~5月に上演予定の雪組宝塚大劇場公演『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』(4月22日~5月28日)で初舞台を踏みます、宝塚歌劇団第109期生の口上日程が決定しました。

 皆様、気になる109期生の口上日のチケットはお手元にありますでしょうか。


 雪組チケットの先着期間は終了しましたが、一般販売期間は2023年3月25日(土)〜です。ゴールデンウィークや土日のチケットは難しいかもしれませんが、平日なら一般販売でもチケットがゲット出来ると思います。


 口上はもちろんのこと、初舞台生のロケットダンスは毎年心にくるものがありますので、ぜひ、足をお運びいただけましたら幸いです。


 また、昨年はコロナの休演によって、1度しか口上が出来なかった108期生の方もいらっしゃいました。

 せっかくの初舞台、去年の公演中止は言葉にならないほど辛くてたまらなかったのですが、どうか今年は全日程無事上演できますことを、109期生の皆様が笑顔で初舞台を迎えられますことを心の底より願っています。


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