ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

1789再開と休演者と退団者と罪悪感に苛まれる話


 まずは本日、「ステージトーク」が次回花組公演『鴛鴦歌合戦』より約3年半ぶりに再開されることが決定いたしました!


イベント名
「ステージトーク 花組

開催日時
2023年8月2日(水)18:00~19:00(開場17:30)

出演者
花組:天城れいんさん、朝葉ことのさん

会場
宝塚ホテル(兵庫県宝塚市


 ということで、懐かしい新人公演イベントのひとつが復活です。わたしは新公主演&ヒロインのことを深く知ることのできるこのステージトークというイベントが大好きだったので、3年半ぶりの復帰が本当に本当に嬉しいです。


 が、『1789』の大劇場新人公演が中止になったように、新人公演自体が中止になってしまえば関連イベントについても元も子もありません。ので、まずは『鴛鴦歌合戦』新人公演が無事に実施されますことを心の底より願っています。





 続いて、悲しいニュースにはなりますが、宙組103期生の男役である琉稀みうささんが、『Xcalibur エクスカリバー』の千秋楽にて、退団されることが発表されました。
(2023年8月5日宙組東京建物 Brillia HALL公演千秋楽付け)


 琉稀さんのダンスが大好きで、最近はお芝居もいいなあと思っていた琉稀さんの、これからのお芝居・ご活躍をとても楽しみにしていただけに、退団発表がとても寂しいです。

 先日、もうひとつの別箱である『大逆転裁判』では同期の栞菜さんの退団が発表されました。


 今回の別箱のタイミングで退団ということは、大好きな103期のうち、2人の方々が新人公演ラストの公演にご出演されないんだという事実が本当に寂しくて仕方ありません……。亜音さんも休演が決まっていますし、103期ファンとして、寂しい気持ちでいっぱいです。


 また、別箱退団ということで、大階段を降りて宙組全員に見送られることもなく退団されるのが本当に寂しくて……まだまだ宙組の舞台で輝く琉稀さんが観たくてたまらなかったのですが、琉稀さんにとって最後の公演となる『Xcalibur エクスカリバー』が素敵なものになりますことを、そして全公演無事に完走できますことを心の底より願っています。





 そして本日、6月18日(日)15時30分公演(貸切)より、星組宝塚大劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』 が再開されました。


 再開されましたが、直前に休演者のお知らせがありました。


 碧音 斗和さん
 6月18日(日)15:30公演より休演(復帰時期未定)

 瞳 きらりさん
 6月18日(日)15:30公演より全日程休演


 以上、2名の休演発表があったのですが、まず心配なのは全日程休演が決まってしまっている瞳きらりさんですよね……。

 透き通るような美声の持ち主で、大好きな娘役さんで、今回の1789でも影ソロにてその美しき声を披露してくださっていた瞳さん。


 相当体調が悪いのだろうかととてもとても心配になるのですが、無理せずゆっくり休んで、また星組の舞台に立ってくださる日を信じて待ちたいと思います。

 碧音さんは復帰時期未定ですが、全日程休演とはなっていないので、本調子に戻った際に、ぜひ元気な姿で『1789』の舞台に立ってくださることを期待しています。



 以上、心配も尽きない発表もありましたが、とにもかくにも星組の皆様、公演再開本当におめでとうございます。


 今度こそ、今度こそ今度こそ今度こそ、無理のない幕開けだと信じています。



 というのも、初日前に体調不良者の確認のニュースがあり、初日の開演時間が遅れるニュースがあり、それでも幕開いた初日。

 あのとき客席にいたのですが、まさか後日角和夫CEOの口から、「初日が開くまでの間、かなり無理をして稽古をして、初日を何とか開けた」などというジェンヌさんを蔑ろにしかしてないだろ発言を浴びせられるとは思いませんでした。


 初日の感想を記そうとするたびに、でも出演者の皆様はしんどかったんだろうな。あのとき汗をかいていたのは熱演以外にも理由があったのかな。無理して舞台に立ってくださったからこそ悪化した方々もたくさんいらっしゃるんだろうな、と。そんなことをぐるぐるぐるぐる考えては、公演再開と同時に記そうと思っていた初日の感想を紡ぐのにも躊躇するものがありまして。


 わたしが観劇したあの日は、星組の皆様に無理して舞台に立たせた公演なのだと思うと、なんとも言えない罪悪感にさいなまれてしまい、キャスト別感想等を記す気になれなくなってしまいました。


 もしも初日、無理矢理幕を開けなければ、辛い思いをする方々は少なかったかもしれないですし、碧音さんも瞳さんも元気な姿で今日『1789』の舞台に立てた可能性があったのかもしれない。そう考えると、幕開けを願っていたいちファンとして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。

 また、公演中止が決まった際には3分の1を越える生徒さんが罹患されたとの説明もありました。想像を絶する状況に、星組の皆様を思うと泣き出したい気持ちでいっぱいになってしまいました。


 自分の観劇した日がジェンヌさんたちに無理をさせて実施されていた公演だと判明したときの、このなんとも言えない罪悪感はこれから先、1789の初日映像を拝見するたびに思い出してしまうと思いますし、これはかなり、ファンとして心苦しいことでして……。

 きっとチケットを持って楽しみにしている我々のための決行だったと思うのですが、もう本当に本当に罪悪感でいっぱいです。

 ジェンヌさんファーストではない舞台を観劇した事実が、ファンとしては本当に「違う……楽しみな公演だったけどそうじゃないんだ」という気持ちでいっぱいなので、もう、こんな気持ちを覚える方々がいらっしゃいませんよう、どうかジェンヌさんに無理を強要してまで舞台の幕を開けるような無茶がこの先実行されませんことを心の底より願っています。



 その上で、無理も強要もない上で、星組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』 が東京含めこれ以上ひと公演も中止されませんことを、星組の皆様および輝月さんの元気と健康を心より祈っています。


 
 今回の中止を受けて、必死に集めていたチケットは消えてしまい、あとは千秋楽のライブビューイング頼みなのですが、映画館にて、星組の皆様の元気な姿を拝見できますことをとても楽しみにしています。

 改めて、星組さん、公演再開おめでとうございます。星組の皆様、スタッフの皆様が懸命につくりあげる『1789』を、その熱量を、たくさんの方々が観劇できますことを心より願っています。


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