ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

77期と95期の公開収録中止と矢面に立つことの怖さの話

 本日、「タカラヅカワンダーランド Meet&Greet~77期編~」「タカラヅカワンダーランド Meet&Greet~95期編~」公開収録中止についてのお知らせがありました。



『諸般の事情により、11/6(月)に予定しておりました「タカラヅカワンダーランド Meet&Greet~77期編~」「タカラヅカワンダーランド Meet&Greet~95期編~」の開催を中止させていただきます。


 イベントを心待ちにしてくださっていた皆様には大変心苦しい限りではございますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。』



 スカステのHPに以上のお知らせが発表されました。宙組に引き続きの公開収録中止です。応募していた方はメールも届いていると思います。


 上の判断か、トークに参加する方々の判断によるものかはわかりませんが、めったにないせっかくの機会がつぶれてしまったことは率直にとても残念なことだと思います。


 ですがこんな状況下の中で楽しそうにおしゃべりをさせるのは酷かもしれないという判断も理解できますので……。本当に、とても貴重な機会でしたが、無理をさせることはできません。


 ただ、たくさん投稿した方もいらっしゃるでしょうし、公開収録ではなくても、いつかメンバーを集めた特別番組などを放送できたらいいなと思います。



 そしてワンダーランド繋がりで気になるのは、タカラヅカ・レビュー・シネマ 星組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』リミテッド上映での瀬央さんの「公開記念初日ご挨拶イベント」は実施されるのかどうか、ということです。


 10月13日には、中止どころか「お申込み多数につき、TOHOシネマズ 梅田にて公開記念初日ご挨拶イベントの追加実施が決定いたしました。」とされていて、本日は一般販売の日でもありました。


 恐らくこちらは実施されるのかなと思っているのですが、何を中止にして何を実施するかの判断基準はとても難しいな、と感じています。


 というのも、テレビの報道番組でも、宙組公演の中止と亡くなられた方に関するニュースおよび宝塚の体質問題が放送されるようになりました。


 宝塚は現在、バウ、東京、博多座で公演を実施しています。今週の金曜日は先述した瀬央さんの公開記念初日ご挨拶イベントが予定されています。

 何かしらの前に立つということは矢面に立つリスクともイコールということです。テレビの報道番組に良い印象を持っていない人間としては、ただ単純に心がざわつきます。


 公演中の生徒さんたちもしくはイベントに立つ瀬央さんの出入等で、不躾にカメラを向けるような方々が現れませんことを心より願っています。


 舞台に立っている生徒さんたちは自粛すべきという声を無視して好き勝手舞台に立っているわけではなく、たくさんのものを抱えながら舞台に立ってくださっているので。どうか、報道が増える中、彼女たちに心ない言葉が投げかけられませんことを祈っています。



 最後に。ファンとしても、この機会に宝塚の体制改革が進むことを本気で望んでいます。

 一度だって起きてはいけなかった取り返しのつかないことが、せめて二度と繰り返されないためにも、本気の再発防止策が真摯に練られますことを今日も飽きることなく願い続けようと思います。

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