ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

見送りと変更。気になったニュアンスの違い(スカステ)とミーマイ2回目観劇の話


 まずは、 月組東京宝塚劇場公演 『フリューゲル -君がくれた翼―』 『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』 を休演されていた白河りりさんが本日(10月25日 (水) 13時30分公演より) 復帰されるお知らせがありました。


 白河さん、舞台復帰おめでとうございます。


 無事に快癒されましたこと、心の底から嬉しく思います。 ですがどうかご無理だけはされず、健康第一で舞台に立ってくださいましたら幸いです。


 一時は14人の休演者が発表され、 皆様のお身体だけがとても心配でしたが、 舞台に立てるまでに回復できましたこと、安堵の気持ちでいっぱいです。 代役の皆様も本当に本当にお疲れさまでした。


 これからも皆様がご無理されませんことを、そして、全日程休演のお知らせが出ている日向さんが、次の大劇場公演では月組の舞台に立てますことを心の底より願っています。




 また、本日は博多座星組公演 『ME AND MY GIRL』2回目の観劇をさせていただきました。


 今回は前回と違って、暁さんビル、水美さんジョン卿回を拝見させていただきました。


 両方が大きい役なだけに、ビルとジョン卿の役替わりがあるだけで全く違う舞台になっていて、「二度おいしい」を味わえて楽しいなあと感じます。


 暁さんビルを拝見することは念願だったのですが、やっぱり暁さん、王道の役がとってもお似合いだなあと、あの明るい笑顔に癒されてもうニッコニコしてしまいました。表情豊かで歌とダンスが魅力にあふれていて最高でした。


 水美さんは前回拝見したビルはもちろんのことジョン卿での品のあるイケオジ具合がとっても素敵でした。いや〜水美さんの落ち着いたおじさま役とてもいいなあと思います。


 そして舞空さんサリー、ビルが違うとサリーも違うんだなあと感じるくらいには相手によって芝居が変化しているんだなということに感心してしまいました。そして相変わらずとってもかわいらしくてどうしようかと思いました。



 ミーマイは役替わり配信が予定されていますが、どちらも全く違う、だけれどキュートでハッピーな星組ミーマイを味わえるので、どちらの配信回も楽しませて頂きたいと思います。そして、千秋楽まで無事に幕が開き続けますことを心より祈っています。




 そんな本日、個人的に気になったのはスカステのお知らせでした。


 11月に放送が予定されていた、

・トップスター・ロングインタビュー#36 「芹香斗亜の魅力に迫る」

タカラヅカ QUEST - 宝塚歌劇を創る人たち #3 「衣装」

・ぽっぷあっぷ Time #109 宙組 「PAGAD」 「Sky Fantasy!」

・Young プラス #89 「愛未サラ・鳳城のあん」


 以上は、「番組収録スケジュールの都合により放送を見送らせていただきます」と記されていました。 (①とします)




 次に、 11月に放送を予定されていた、

・NOW ON STAGE #676 雪組宝塚大劇場東京宝塚劇場公演 「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 『FROZEN HOLIDAY』

タカラヅカ QUEST - 宝塚歌劇を創る人たちー #4 「オーケストラと音響」

 以上は、「番組収録スケジュールの都合により、以下の通り放送内容を変更させていただきます」と記されていました。(②とします)



 例えばコロナで舞台が中止され、ナウオンが放送できないときは、②のように「変更させていただく」だったと思います。(10月10日時点では①の番組等も変更させていただくの文言でした)

 そして、②の場合、幕が開いてから暫くして放送されていたと記憶しています。



 ちなみに10月10日には『11月放送予定のハナコトバ#15<月組・前篇>、Sai-すべては運まかせ-#1「鳳月杏・風間柚乃・礼華はる」Part1は、番組収録スケジュールの都合により一旦放送を見送らせていただきます。』とのお知らせも出ていました。

 こちらは同じ見送るであっても、「一旦放送を見送らせていただきます」と、後日放送の機会がありそうな記され方でした。



 「見送らせていただく」と「変更させていただく」 が異なる意味合いなのかどうなのか、そんな細かいニュアンスが気になって仕方ないのですが、異なる意味合いなのでしょうか……。(その場合①は放送がないということなのかどうなのか……。)



 今回の件は舞台中止だけでなく、スカステというチャンネルにも大きな影響が及んでいるなと感じます。

 例えばタカラヅカニュースに至っても、中止になってしまった月組新人公演のトークについて、中止と発表したのちも繰り返し放送されていました。番組構成にも苦労しているのだと思います。


 また、現在宙組109期生の自己紹介が毎日放送されているのですが、研一年生たちの眩しい笑顔と夢いっぱいの姿になんかもう……泣けますよ。こんなはずじゃなかった、と。きっとそう思っている彼女たちが今どんな心境なのか、考えるだけで心臓が割れそうに痛みます。


 こんな時です。司会およびコーナー等、今はもう無理して新しく撮影しなくても、朝から過去の舞台映像を放送してくれていいよの気持ちになってしまうのですが、そういうわけにもいかないんですかね……。



 今日は遠征しましたが、現在博多座には殆ど宝塚ファンが集まっているわけでして。帰りの新幹線で、今日も週刊誌に載ってるらしいわー、という会話が聞こえてきました。


 どんな内容が掲載されたのかその会話で察したのですが、劇団は調査結果を発表したのち諸々を対応しないと本当の意味では動き出せない状況なのに、週刊誌やメディアは止まってはくれません。しかも悪い方へ悪い方へ持っていこうとする始末の悪さ。

 誰かが憶測推測を繰り広げて罪のない人が無駄に傷ついてしまわないか胃が痛い毎日なのですが、私はもうジェンヌさんたちがエゴサしないことと宝塚の再発防止策および体制改革が進むことを祈ることしかできません。



 最後に。宙組東京の初日は11月25日に予定されています。あと一ヶ月の間に、どんな発表があってどんな対応があるのでしょうか。

 想像するだけで胃が痛くなるのですが、今回の取り返しのつかない事態について、事実は認めて、間違ったことは正して、二度とこんなことを起こさせないという本気を見せてほしいな、と。


 おざなりに対応した結果、亡くなられた方の尊厳が守られないこと及び、矢面に立つジェンヌさんたちがさらに傷つくことがありませんよう心の底より願っています。


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