ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

動き出した月組と雪組

 本日、雪組蒼穹の昴』のポスターがようやっと更新されました。

 大河ドラマのような格好いいポスターが珍しくて最高に痺れます。既に役になりきっている雪組の皆様と凪七さんが格好いい〜!


 恐らく7人の大人数ポスターは月組公演『All for One』以来になります。

 また、和希そらさんと夢白あやさんは大劇場ポスターに初登場ということで、初登場おめでとうございます!(縣さんはシティーハンターの海坊主が初掲載と認識しています)



 複数人ポスターが大好きな私はとても喜び、また、原作が大好きな私は原作を想起させるような雪組生と凪七さんに大歓喜しました。

 とくに夢白あやさんのミセス・チャンは、原作を読んでいる人たちが思い描いていただろう美女のミセス・チャンすぎて、なんだか感動してしまいました。

 ポスターを見ただけで、ミセス・チャンがそこにいる……と、恍惚としてしまったので、舞台上で拝見出来たときには、その美貌に放心状態になっているかもしれません。



 また、以前発表された主な配役は確か彩風さん、朝月さん、朝美さんの3人だったのですが、 本日のポスター更新と共にさらに4名の方々 (ポスター入りしている方々) が主な配役に掲載されていました。


 李鴻章が凪七瑠海さん、順桂が和希そらさん、光緒帝が懸千さん、ミセス・チャンが夢白あやさんということで、「ほ〜」と頷きました。
 原作未読の方は???だと思うのですが、どんなキャラクターか個人個人で説明しても分かりにくいと思うので、いつか公開されるであろう相関図を楽しみにしていただけたら幸いです。


 個人的には、縣さんと夢白さんは想像通りの配役だったのですが、 凪七さんと和希さんの配役には、「そうなんだ!」 と素直に驚きました。


 7名の主な配役を見るに、原作の後半がメインストーリーになりそうです。

 原作では大きな役割を担う西太后が主な配役に掲載されていないので、出番を可能な限り省くというよりは、本当に主人公を梁文秀にするんだな、という印象を受けました。



 蒼穹の昴は、以前ドラマが放送されたことがあるのですが、 原作とは異なる物語が展開されていたのを覚えています。

 展開が違えど面白かったので、宝塚版も宝塚らしく改変していいよ〜と思っている原作ファンなのですが、 宝塚で 『チェ・ゲバラ』を上演するなど、ゴリゴリの歴史好きである原田先生は、なるべく原作に近づけそうな気もします。


 ポスター画像も、原作ファンを呼ぶ気満々の大河系ポスターだったので、原田先生がどこまで宝塚らしいロマンを入れてくるのか、全く読めないのが面白いところでもあり、不安なところでもあります。


 スケールの大きい感動長編が原作のため、どのような脚本・演出になるのか、期待に胸膨らませつつも、幕が上がるまで不安がよぎりますが、この素晴らしきビジュアルを持つ雪組の皆様、そして力強すぎるたくさんの専科の方々の力を借りて、最高の宝塚版『蒼穹の昴』を作り上げていってくださったら嬉しいなと思います。




 また、本日はタカラヅカニュース内にて、月組公演『グレート・ギャツビー』の稽古場レポートAが放送されました。

 朝霧真さん、彩みちるさん、レポーターの晴音アキさんの3名がご出演されていました。


 役柄や好きな場面や退団者への言葉やフィナーレについてなど、短い放送時間の中にもしっかりと情報を詰め込んでくださった3人の手腕に朝からニコニコしてしまったのですが、一番嬉しかったのは、「こうして稽古場レポートを放送してもいいくらい、初日の目処が立っている」ということです。



 コロナによって初日が延期になり、数枚のチケットとさよならしたのはとても悲しかったのですが、こうして情報が動き出し、7月22日には『グレート・ギャツビー』の幕が上がる可能性が高いということが、何より何より嬉しいです。



 本日ポスター画像が更新された雪組と、稽古場レポートが放送された月組は、どちらも来週、新たなる公演の初日を迎えることになっています。

 日本全国感染者が激増していますが、20日には『心中・恋の大和路』21日には『ODYSSEY』22日には『グレート・ギャツビー』の幕が無事に上がることを、心の底より願っています。


 上記の公演の客席にて、たくさんの方々が惜しみない拍手を舞台上に送れますように。


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