ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

本当に喜んでいいのか。礼真琴さんの復帰発表について思うこと


 先ほど、星組東京宝塚劇場公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』を休演されていた礼真琴さんが、8月24日(木)13時30分公演より復帰されますことが公式HPにて発表されました。



 復帰日程と同時に、『体調も回復し、医師とも相談の上』との文言がありました。また、礼真琴さんによるコメントも同時に発表されました。



 以下、公式ホームページhttps://kageki.hankyu.co.jp/sp/news/20230822_1.htmlからの引用文になります。



「この度は、休演させていただくこととなり、皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしました。その後体調も快復し、復帰に向けた準備も整え、8月24日から復帰させていただくこととなりました。また劇場で舞台に立たせていただけること、この作品と向き合えること、そして何より、また皆様とお会いできることに、喜びと責任を感じております。心を込めて、ひとつひとつ舞台を務めさせていただきたいと思います。」



 礼さんによる責任感にあふれた真っ直ぐなお言葉を拝読だけで涙ぐんでしまうのですが、復帰決定は嬉しくても、本当に本当に大丈夫なのかと心配の気持ちが拭えません。



 劇団様、わたしたちは本当に本当に喜んでいいのですよね……?



 というのも、ご存知の方も多いとは思うのですが、礼さんについて週刊誌が記事を書きました。昨日の劇団からの報告は、その火消しだったように思えました。


 そしてこのタイミングでの礼さんの公演復帰。礼さんのコメントまで掲載されること。劇団を信じたい気持ちは山々なのですが、本当に本当に礼さんに無理強いさせていないのか気が気ではなくてですね……。


 劇団は大劇場『1789』初日での前科がありますので(※株主総会での『初日が開くまでの間、かなり無理をして稽古をして、初日を何とか開けた』という信じられない発言がトラウマ)、本当に無理をさせていないのか、疑いの目で見てしまうのも事実でして。



 いやもうわたしたちは、礼さんが自ら舞台に立つと判断してくださったのだと信じるしかないですし、お医者さんも大丈夫だと背中を押してくれたのだと信じるしかないのですが。


 ですが、それが後になって劇団がまた無理強いさせていたなんてことが発覚するのかもしれないと思うともう本当にやりきれませんので、そんな非道なことを劇団はしていないと信じてもいいんですよね……? と。

 疑心暗鬼の気持ちを抱えつつも、このような判断が下された以上、もううだうだ言うべきではないのかもしれませんが、礼さんがご無理されないことをただただ心の底より願います。




 無理強いされた復帰ではないと信じて、改めて申します。


 礼さん、公演復帰、おめでとうございます。そして、おかえりなさいませ。


 たくさんの責任と申し訳ない気持ちを抱えてしまっているとは思うのですが、宝塚ファン全員、礼さんが元気な姿で復帰してくださること以上に望んでいるものはありません。どうかご無理だけはされず、残りの公演を今の素晴らしき星組生、そして輝月さんとともに楽しんで駆け抜けてくだされば幸いです。



 そして、礼さんが戻ってくるということで、暁さん、天華さん、碧海さん、鳳真さん、代役公演、本当に本当にお疲れ様でした。


 トップ不在という緊急事態の中、星組生ひとりひとりのお力とエネルギーで乗り越えてきた日々を実際に観劇することはできずとも、たくさんの称賛の声であふれていること、本当に頼もしく、そして誇らしく感じておりました。


 特に暁さんはトップ代役という大いなるプレッシャーと緊張の中で、想像できないほどさまざまなものを抱えて大羽根まで背負ってくださったと思うのですが、思いを馳せるだけでもう涙が止まらなくなってしまうのですが、暁さんも天華さんも碧海さんも鳳真さんも、明日の13時30分公演からは本役として輝かれますことを心から楽しみにしています。



 『1789』のチケットをもう持ってはいませんが、星組公演に携わるすべての方々を離れた場所より心から応援しています。明日の復帰公演。わたしたちの心配を払拭してくださるような礼真琴さんの輝んばかりの笑顔が舞台上にあふれますように。



 それでは、星組『1789』東京宝塚劇場大千秋楽ライブビューイングにて、礼さんの元気な姿を拝見できますことを楽しみにしています。


 どうかどうか無理だけはされず、星組の皆様および輝月さんが残り4日間。悔いなくこの壮大なミュージカル作品と最高の形で向き合えますことを心の底より願っています。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村