ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

今回の見直しで個人的に危惧していること(新人公演編)


 ①和希そらさんのクリスマスディナーショー『Vie.』2023年12月24日(日)19:45~20:45


 ② 雪組 東京宝塚劇場 新人公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』2024年1月18日(木)18:30開演


 ③月組 梅田芸術劇場メインホール公演『G.O.A.T』2024年1月27日(土)12:00公演および15:30公演


 ④ 星組 宝塚大劇場公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』『VIOLETOPIA』2024年2月4日(日)13:00公演[千秋楽]


 ⑤雪組 東京宝塚劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』2024年2月11日(日・祝)13:30公演[千秋楽]



 本日、以上のライブ配信(一部ライブビューイングあり)日程が発表されました。(上から日程順に記しています)


 このタイミングで新人公演のライブ配信をさせるのは挨拶のやりにくさを考えても、大丈夫かな……と心配の気持ちが拭えないのですが、安全に実施できることをひたすらに祈っています。


 また、まだ発表されていない月組バウの配信についてですが、千秋楽は④の星組さん千秋楽と日程が被っているので、1月28日(日)か2月3日(土)に配信されるのかな、と思います。


 また、昨日は水美さんと瀬央さんがご出演される「HiGH&LOW THE 戦国」のビジュアルも公開されていました。お二人ともとても格好良いビジュアルです。無事に公演できますことを願っていますし、宝塚の舞台への次回出演作発表も心待ちにしています。



 さて、ここからは昨日の見直し発表から一夜明け、いろいろ思ったことを記したいと思うのですが、とりあえず今日は新人公演について改めて記したいと思います。


  というのも、昨日、『新人公演の在り方の見直しを図るため、2024年1月~3月の間の新人公演は、東京宝塚劇場のみの上演といたします。』と発表されました。


 つまるところ、星組花組の大劇場新人公演中止が決定しました。


 今回記されていた「在り方の見直し」の言葉の意は人によってさまざま取れると思います。


 ですが、11月14日の時点で、劇団としては(私は十分とは思えないものの)とりあえず報告書を公開したわけです。


 そこで、新人公演そのものではなく、「長の期に強いられている仕事量がかなりの負担」であったことは分かったはずです。


 新人公演そのものではなく、芸事を磨く以外の仕事があまりに多いので、それをどうにか出来ないのか。これが根本的な問題であり、11月14日からその点についてちゃんと本気で考えているのかということが私は気掛かりです。


 なんというか、「労基に指摘されたのでとりあえず大劇場の新人公演は中止します。スケジュール調整して、労基に指摘されないようにします」では、根本的な問題は解決しないと思うんですね。


 というのも、たとえ大劇場の新人公演を中止しても、結局「芸事に直接関係ない業務を強い続ける限り」は、「新公長の期の本当の意味での負担は全く減ることなく、ただただ成長と研鑽の場が減るだけ」だと思います。


 芸事に直接関係ない業務(不必要な伝統含む)の仕事量を極力減らしてあげて、芸事に集中できる環境を整えてあげて、東西の新人公演を実施させてあげたい。それがいちファンとしての希望なのですが、労基協力のもと、違う方向に見直しが進みそうで、(ちゃうねん……)の気持ちになってしまいます……。

 
 資金と人材を投与して人手不足を解消して生徒さんたちの裏方仕事やスタッフさんたちの過重労働を減らすことこそ一番の解決策な気がしますし、こんなことが起きてもなお、そのあたりにお金を使うのは渋られるのかなと想像すると本当に辛くてですね……。

 私たちの大切にしたいものを大切にするために、グッズ収益であるとか、そういうものを無駄なく使っていってほしいです。


 「在り方の見直し」が生徒さんやスタッフの皆様のためになるものであってほしい。そう願っていても、昨今の劇団の対応は生徒のためでもスタッフのためでもちなみに客のためでもないものがあまりにも多くて、なんだかズレた見直しが実施されそうで不安なのですが、ご遺族に向き合いながら、また現役で現場が分かる人たちの声を聞きながら、誠心誠意取り組んでいってほしいと思います。


 中止が分かっていながらチケット販売延期もしない。まして当落発表すら延期出来ない。そんな劇団の対応の乏しさにほとほと疲れ果ててしまっているのですが、ご遺族の皆様に対しては、こんないい加減な対応をしないと本気で約束してほしいと思います。



 最後に。今回の公演中止のヘイトがくれぐれもご遺族側に向けられないことを切に祈っています。

 また、生徒さんたちやスタッフの皆様のみならず、上の決定に振り回される劇団の方、関連会社の方、宝塚ホテルの方、コールセンターの方等。本当に本当に大変な毎日だと思いますが、皆様の心身が守られますことを心の底より願っています。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村