月組 宝塚大劇場公演『グレート・ギャツビー』は、15日から再開する。
そう強く強く信じていたのですが、先ほど、8月18日(木)までの公演中止の発表がありました。
こんなに辛くて悲しくて悔しいことがあるでしょうか。
今回の月組公演は、7月16日(土)~7月21日(木)がまず中止され、初日が延期してしまいました。7月22日に初日の幕が開いたとき、とってもとっても嬉しかったのを今でも覚えています。
しかしながら、そこからわずか1週間後、またしても公演中止が決定してしまいました。再開を何度も何度も願っていたのですが、7月29日(金)の中止以来、未だに幕は開いていません。
そして本日、8月18日(木)までの公演中止が発表されてしまったのです。
何度も何度も中止のお知らせがきては、落ち込んで落ち込んで落ち込む日々なのですが、月組の皆様は、ギャツビーに携わる全てのスタッフさんはどんな気持ちになっているのかと思うと、辛くて辛くてたまりません。
本当に……何度も何度も検査を受けて、この最悪のロシアンルーレットに挑まねばならない生徒さんたちのメンタルが本当に心配です。
インタビューやステージドアにて、『グレート・ギャツビー』に対するたくさんの方々の情熱を知りました。良いものにしよう、素晴らしいものにしよう。たくさんの熱意がそこにはあって、だけれど今、それを表現する場が奪われている状況です。
月組 宝塚大劇場公演『グレート・ギャツビー』は、8月22日(月)が千秋楽です。
8月19日(金)から再開できたとして、残りたったの4日間になってしまいました。しかもこれは、8月19日(金)から公演が再開できた場合です。
(8月19日(金)以降の公演実施につきましては、8月16日(火)中に、公式ホームページにて案内があるとされていました)
先日、『心中・恋の大和路』にて追加公演の実施がありましたが、それは別箱公演だからこそ出来た措置だったと思います。大劇場公演は、サイクルが決まっているため、追加公演という措置はほぼほぼ不可能だと考えます。
こんなにも千秋楽の日が近づいてもなお舞台が再開しないことによって、花組さんの無観客千秋楽を思い出さずにはいられません。あのとき瀬戸かずやさんが語った無人の「赤い客席」の挨拶を、わたしはこれからも忘れることが出来ません。
こんなに公演が削られている事実がとても辛くて、本当に辛いのですが。せめて8月19日(金)からは公演が再開されること。そして、8月22日(月)の千秋楽では、たくさんの観客の前で退団者の方々が挨拶できることをただただ祈っています。
もう本当にやるせなくてどうしようもないのですが、月組の皆様が、専科のお二方が、そしてこの公演に携わるすべてのスタッフの方々が、どうか健康でありますように。
そして、生徒さんたちのメンタルケアも、どうか、劇団側が考えてくださっていることを切に願います。
月組さん全員の元気な姿を、皆様が拝見出来る日がやってきますように。