ワッフルと宝塚のブログ

宝塚がある世界に乾杯

空席が勿体無いと感じた話


 先週末の12月10 (土) ~11日 (日)。わたくしごとですが、月組公演 『ELPIDIO』観劇を兼ねて、 梅芸で上演されていた 『天使にラブソングを』と、上演中の『オペラ座の怪人』を観劇させていただきました。


 いや〜 『ELPIDIO』 に負けないくらい、両公演ともとても素敵でした。


 『天使にラブソングを』は、森公美子さん回を拝見したのですが、なんてパワフルな歌声。そしてしっかりと客席のハートを掴む笑いの数々、流石としか言いようがなかったです。


 さらには、真彩希帆さんのシスター・メアリー・ロバート役。もう、歌うことが大好きな真彩さんのソロが劇場中に響き渡って、 邪悪な心が溶け消え成仏するくらい、とっても気持ちのよい歌声でした。

 本公演は最後に1階席の人は立ち上って演者さんと一緒に踊るのですが、 最後の最後まで本当に楽しいハッピーミュージカルでした。

 東京、大阪が終了し、残りは広島、愛知、福岡、 長野ということで、この先の全公演が無事に完走できますことを祈っています。




 そして、わたしは劇団四季のおどろおどろしい 『オペラ座の怪人』が大好きなのですが、歌が素晴らしいのは勿論のこと、舞台装置の凄さが衝撃的でして。

 上下に動かせる大きなシャンデリア、2階席と平行な場所に現れる神出鬼没なファントム、オペラ座の地下に出現する不気味なろうそくの数々、迫力のある銃声と雷の光などなど、一度は体験して欲しいハイクオリティミュージカル。



 有名なオペラ座の歌も格好良すぎる本作ですが、現在、日本政府が推奨する 「イベント割」 にて、劇団四季の『オペラ座の怪人』 が割引の対象になっています。



 わたしはこのキャンペーンが始まる前にチケットを購入していたので対象にはならなかったのですが、劇団四季の公式HPの中にある【「イベント割」 購入専用ページ】 から予約することで、 チケット料金から、最大20%(上限2,000円)の割引が適用されます。



(※ 【 「イベント割」 購入専用ページ】 から購入していないチケットは適用されません。 また、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種歴 (3回以上完了していること)、または陰性の検査結果のいずれかが確認できることが割引の条件になっています)



 対象公演は、【『バケモノの子』 『ライオンキング』 東京公演】【『キャッツ』名古屋公演】【『オペラ座の怪人』大阪公演】の4演目です。


 ※『ライオンキング』 東京公演 『キャッツ』 名古屋公演は対象期間: 2023年1月31日 (火) 公演分まで


 ※『バケモノの子』東京公演 『オペラ座の怪人』大阪公演は対象期間: 2023年1月29日 (日) 公演分までとなっています。



 まだ購入できる日程や座席種があるので、もしもご興味のある方はぜひこの機会に。



 というのも、観劇した際、『オペラ座の怪人』 に空席がありまして。


 今までも何度も上演されてきましたし、今回は2022年3月6日に初日を迎えてから2023年8月27日まで上演される1年以上の超超超ロングラン公演なので、多少の空席があることは当たり前です。(そして超ロングラン公演であってもここまでチケットが売れること自体凄いことです)


 なので、空席があるのは当たり前なのですが、1席でも空席があるのは勿体ないなあと感じるほど、本当に素晴らしくて素晴らしくて素晴らしすぎました。


 1988年初演以来700万人が魅了され続けてきたわけなのですが、まだ観劇したことがない人もいっぱいいるだろうなあ、興味はあるけれど全席全日程完売だと思って劇団四季のサイトを覗いていない方もいらっしゃるんじゃないかなあ。
 イベント割が1月末まで適用されるのを知らない人もいらっしゃるかなあ、などなど。


 諸々感じたので、このたびお知らせのような形で記させていただきました。



 オペラ座の怪人に関して、2階席のI列以降は、舞台奥が一部見づらい箇所も出てくるのですが、真ん中ブロックは全体を俯瞰できつつ迫力も感じられ、 かつ求めやすい価格帯です。(そして大阪四季劇場は、オペラ座の怪人を観劇するのにぴったりの構造をしているな、と感じています)


 また、12月より1月のチケットの方が残っているので、イベント割をご活用かつ席にこだわりのある方は1月が狙い目かな、と思いました。


 オペラ座の地下に棲む怪人と、歌姫クリスティーヌ。宝塚の『ファントム』 とは全く異なるダークで歪な愛の物語を、素晴らしすぎる歌声は勿論、劇団四季こだわりの装置など、ひとりでも多くの方に楽しんでいただきたいなあと感じます。



 久しぶりに観劇できた劇団四季の『オペラ座の怪人』。本当に素晴らしくて、また足を運ばせていただきたい気持ちでいっぱいです。


 ちなみに、大阪四季劇場は、大阪駅から歩いてすぐの好立地に位置しているので、アクセスも最高です。


 この素敵なミュージカル、気になる方はぜひ、イベント割というお得なチャンスを活かしてご観劇くだされば幸いです。



 コロナは、ミュージカル界隈に大きな打撃をもたらせました。最初のコロナ騒ぎからから数年経った現在も公演中止というやるせない現実が舞台につきまといます。

 会場についた途端、中止が決定したこともありました。帰り道、本当に辛くて悲しい気持ちになりました。

 これからも、そういうやるせないことは起きるかもしれません。


 それでも、わたしはミュージカルというものが大好きなので、宝塚だけではなく、ミュージカル全体の人気が末長く保たれますことを、こうしたイベント割などでたくさんの人が舞台に足を運ばれますことを、いちファンとして祈っています。



『ELPIDIO』も 『天使にラブソングを』も『オペラ座の怪人』も、どれも本当に本当に素敵な舞台でした。最高の思い出をありがとうございました!



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